■品質管理よりもマスのトレンド重視か
いよいよ、H&M銀座店オープンまで10日を切ったわけですが、
女性のためのサイトだったりビジネスサイトでも話題にあがって
います。まあ、本当のファストファッションの黒船が来るという感じ
ですね。
L25では、H&Mの魅力を簡単に紹介。
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「最旬トレンド×低価格×ハイファッションという三拍子揃ったブランドです。GAPやユニクロのように普段買いできる価格なのに、最新ファッションにも後れをとらないモード感、トレンド性の高いスタイルの商品が揃っています」 |
日経ネットでは、H&Mは東京だけでなく、地方ショッピングセンター
など、店舗数の拡大を積極的に行うとのことを報じています。
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日本市場に9月に参入する世界3位の衣料専門店、ヘネス・アンド・モーリッツ(H&M)のロルフ・エリクセン最高経営責任者(CEO)は28日、日本経済新聞社の取材に応じ、地方のショッピングセンター(SC)を含め積極出店する方針を明らかにした。同業他社のM&A(合併・買収)も視野に入れ、事業拡大を模索する。 エリクセン氏は日本市場について「(進出済みの)ドイツや英国より大きい」と強調。「日本では消費者が服を購入する店が百貨店からSCに移っている」と指摘し、都市部や地方のSCなどで多店舗化を進める考えを表明した。 |
そして、地方進出はM&Aを通じて行う可能性があることを示唆
しています。「しまむら逃げてー!」と言いたくなりますが、ちょっと
方向性が違うから大丈夫かな。
まあ、少なくとも、今年いっぱいはH&Mでファッション業界はワイワイ
騒がしくなるでしょう。H&Mを支えるイメージ戦略・・・それは、スーパー
が付くデザイナーやブランドとのコラボです。これが、素材、つくりの
パフォーマンスを実際よりも上げている秘密。そして今回はコムデ
ギャルソン。H&Mにとっては、これ以上ないと言ってもいいパートナー。
しかしながら、冷静になって考えてみると、実際の品質管理能力は、
ユニクロのほうが上よ、とファッションマーケティングの小島健輔氏
は述べています。
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商品の生産は欧州やアジアの工場に外部委託していますが約800社と分散しており、フェアトレードなどのコンプライアンスは徹底しているようですが、「ユニクロ」ほど緻密な品質管理は期待出来そうもありません。実際、サンプル買いした商品を検証して見ても縫製始末などには粗さが目立ちます。「ユニクロ」品質を期待する向きには失望ものかも知れませんが、旬のトレンドをワンシーズンで着捨てるには十分なのではないでしょうか(トレンドのストレートなトレード・オフが多く、来年着るには勇気がいるかも)。 コラボ商品を手に入れて話題にしたり旬のモードトレンド単品を着回しに取り込んだりするのは楽しいと思いますが、スタイリングの味や質を左右するキーアイテムとしては少々難在り、というのが私の「H&M」商品に対する実感です。翳り行く日本市場はトレンドを積極的に消費する気分ではなく、ちょっとKYな感じがしないでもありません。キャラもライフスタイル感も質感も欠く「H&M」が本当に日本市場に定着するのか、正直言って疑問符を感じます。 |
結構、H&Mに対して厳しい論文となっています。ユニクロに比べて
縫製などはお粗末だと。それだけではありません。
トレンド重視をしている反面、流行っている時期に着るなら問題
はないが、来シーズンに着るのは勇気がいると。つまり流行廃れ
があるということですね。こっちのほうも重大な問題となる可能性
がありますね。
さらに言うと、そもそもトレンドを追い続けることに疲れた日本人も
いることから、独自のスタイルを作るニッチ市場が日本にはたくさん
あることを言及しています。そして、ライフスタイルにまで入り込んで
くる深さがないH&Mの、マスマーケットねらいは長期的に見て厳しいん
じゃない?ということが述べられています。
僕は、実際2年前に、ネットでH&M×ヴィクター&ロルフのフリルシャツを
購入しました。トルコ製だったかな。肌触りはお世辞にもよくはありません
でしたが、始めはフリルシャツが流行っていたこともあり何度か着ました。
そしてお蔵入りになりました。これじゃ確かにダメですね(笑)
エコファッションと大量生産・大量消費、そしてトレンドを意識することを
両立することは、非常に難しく、まさにトレードオフ(二律背反)です。
そんなことも含めてもう1度H&Mを考えてみると、日本市場は特殊
であり、話題が冷めてから、来年からが勝負となりそうです。僕は
個人的にジーンズが決め手になると思っています。バリュージーンズの
雄、ユニクロに続きGAPが高級ジーンズを投入。そして、伊勢丹は
女子をターゲットにアンダー7,000円のオリジナルジーンズを投入
してきました。さらに、ユナイテッドアローズの下位ラインにあたる、
コーエン。安価でトレンドを意識したアイテムを揃えるのは、まさに
H&M対策。ジーンズも安いでしょう。
コストパフォーマンスに優れているといわれるH&Mのジーンズが、
超厳しい安価デニム市場のトレンドセッターとなれるかどうか、これが
鍵になるかと思います。
さてさて、どうなるのでしょう?とりあえずあっという間に銀座店が
オープンとなるので、注目してみたいと思います。


なるほど、トレンドキャッチャーという点ではハレかもしれませんね。
今週OPENの銀座店で品質を見てみたいと思いますが、庶民のおしゃれは品質よりもデザインですよ〜☆