■皆買う、でも異性にはウケない不条理
「選好(モテ)」と「買う」が「=」の関係じゃないことは、今日では珍しいこと
ではないですが、ユニクロほど露骨なブランドもないかもしれません。最初
に言っておきますが、僕はユニクロ愛用していますし、買う人間です。
ダサい、ダサいというけれど、僕はほかのアイテムと合わせれば、完全に
その アイテムと融和してくれる、値段的にも最強の脱ダサい迷彩服だと
思っています。
でも、それは僕の中での話。実際、異性ウケはよくありません。特に男性
がユニクロを着ることについては、あまり肯定的な意見はありません。
ファストファッションで言えば、今だったらH&Mのほうがモテなんでしょうね。
じゃあ、現在ユニクロは売上落としているかというと、これが逆なんですよね。
売上はまあまあなんですよ。ダサいというレッテルが張られているユニクロでも、
多くの男女が買っているわけです。この現象は、購買と選好(ファッション性が
高くて好きという気持ち)に心理的ギャップがあるんだろうと思います。
"厳冬"衣料品 善戦するユニクロ 10月売上高減も・・・低価格志向鮮明
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カジュアル衣料チェーンのユニクロを展開するファーストリテイリング(FR)が4日発表した10月の販売実績(既存店ベース)は、前年同月比2.5%減と、6カ月ぶりの前年割れとなった。消費者に広がる生活防衛意識の高まりを追い風に2008年8月期の連結決算で売上高、最終利益ともに過去最高を更新し、9月の売り上げも20.8%増(既存店ベース)と好調を持続していたが、10月は息切れした形。ただ、同日までに発表した高島屋、伊勢丹など大手百貨店5社の10月の売上高(速報値)は高級ブランド品などの不振で前年同月比約813%も減少しており、低価格品を武器とするFRの減速はまだ軽微にとどまっている。 ◆「強気」崩さず FRの販売減は、10月の客単価が3.5%増だったものの、客数が5.8%減少したことが響いた。「10月1525日あたりは前年よりも気温が最大4度も高かったため、冬物の動きが悪かった」(グループ広報部)のが要因という。それでも、「ユニクロが進めてきた低価格で品質の高い商品から消費者が離れているという認識はない」(同)と強気の姿勢を崩しておらず、10月の売上高減少は特殊要因と分析する。 |
リーマンショックにもなんとか耐えたユニクロ、下がった株価ももどしている
そうです。アパレル関係の企業の売上ががくんがくん下がっている昨今、
ユニクロの底力を感じさせます。最近は得意のフリース、ヒートテック、
ネルシャツと安くて確かなアイテム、ベーシックなアイテムづくりに励んで
いるのが購買へとつながっているんでしょう。あきらかにH&Mとは棲み分け
ができていますね。市場の共食いは起きていません。
さて、そんなユニクロとH&M。似ていないけど、似ているところ、それが
「購買」へと結びついている点。選好という点ではユニクロは外れている
のかもしれない。今なら選好はH&Mでしょう。
ゆえに、ユニクロは購買と選好の間にギャップがあるんじゃないか
と思っています。そのことを考察するため、来年までにファストファッション
のポジショニンマップを、統計分析で出してみたい。
今のところ、この前頂いた意見も参考に、ユニクロ H&M しまむら 無印
ハレ GAP ZARA アメリカンアパレル コムサイズム
トップショップ/トップマン+αで行きたいと思います。参考として、以前分析
した記事を読んで頂けたらイメージが沸くかと。こちらから。
そして、散らばった各ブランドの上にベクトルを描いてみたいと思ってい
ます。これは、選好ベクトルといって、「→(線)」です。そちらのほうに行けば
行くほど、好きですよー、という意味。本来なら選好ベクトル分析という
統計分析を合わせて行うんですが、今回は使用する分析上難しいため、
自分の判断でベクトルだけ書いてみようかと思います。
たぶん、選好ベクトルと購買ベクトルの角度は違うことになると思っています。
H&Mとユニクロは「購買」という行動面では同じでも、「用途」「便益」の種類
が 違うというが予想されます。H&Mは「トレンド」「流行」「お洒落」。ユニクロは
「品質」「無難」「他の物と合わせる」「価格」といった機能面と脇役に。
前に書いた、派手なことと派手なモノの延長線上の考えですが。
このユニクロはダサい論争については、Elasticがまとめているのでぜひ
ご覧になってみてください。面白いのは、Elasticが調査した好きなファスト
ファッションではぶっちぎりでユニクロなんですよね。
おそらく、ユニクロダサい→その後いろいろ見る→やっぱり自分にはユニクロ
がいい!「ただいまユニクロー!」という人が含まれているんじゃないか、と
思っています。皆がおしゃれだと思っているブランドは、着る人を選ぶものが
多い。でも、ユニクロは着る人を選ばないんですよ。それは、性別、国籍、
体型関係なし。普遍妥当性ってやつです。これがユニクロの強み。
一方、女性としては、日ごろユニクロ着てんだから、デートのとき
くらい特別を感じさせるアイテムを着てこい、と。要はダサいという言葉
で正当化しようとした、女性の心理的な作用によるような気もするわけです。
でも、最近のデザインだと「ユニクロです!」と元気に自己申告しないかぎり、
ユニクロ臭がしなくなってきているのも、要注目。まさに迷彩です。ユニクロ
でありながらユニクロっぽくない・・・。セレクトショップのオリジナルと
合わせれば、値段的にも完璧です(笑)
「購買」と「選好」・・・本来であればベクトルとして一致しているのが論理的
なんですが、それが人間。矛盾するからこそ人間。常に、トレードオフの
世の中で生きるのが人間。そして、今日の金融危機に経済不況。なんか
ユニクロが救ってくれる感があるのは、僕だけでしょうか。


ユニクロはベーシックであるからそうなってしまうのでしょうね。
質も悪くないですし良いとは思うんですけどね。
デザインだと、2年くらい前のデザインプロジェクトのキングリーシアタープロダクツはよかったですね。
タグを確認もしないで異性に露骨に分かる使い方しちゃマズイですよね
露骨に漫画キャラTやフリースをデートに着てくセンスなら、そりゃ女性に嫌われてもしかたないかと
自分もインナーやボトムスはお世話になってます。
逆にH&Mが東京に行ってきた知り合いからの印象はそんなによくなかったそうです。
武欄堂さんのBLOGにもあったように今はコムデギャルソンとのコラボ・日本にまだ銀座にしかないetcなどで人気があるように錯覚しがちですが総体的にみてもユニクロのほうが地力が強い印象をうけますね。
だって人の展示会に行ってアイデアだけパクって安く売る
そこにオリジナリティがないから
もしくは
ちょっとだけかえてオリジナルと言い張るわり姿勢も気に入らないし
金額が釣り合っていない
ファストファッション並みに安ければ別ですが
がんばって本物のオリジナルを高くても買うべきです
だと思っています
勝手に
カットソーなんて一回洗ったら襟がびろびろですよw
とりあえず、ユニクロが嫌いではないことはわかりました(笑)
この議論は深いので、また書きたいと思います。