■ダンディズムに潜む社会の必要悪という存在の側面
Beacon fire #3が発売されています。祐真朋樹氏が編集している本
なんですが、780円とまあまあの価格でいろんな情報が得られるので、
楽しみにしていたんです。「実用百科」扱いになっていますしね。
しかしながら・・・今回はページ数も減り内容も相変わらずのトムブラウン、
ランバンを中心に、ラフシモンズ、ボッテガヴェネタ、プラダ、ワコマリア
と、メンズノンノGとあんま変わんないじゃないか!と不満も抱きつつ、
読んでいたら「お!」というネタが・・・。
「歴史の陰にデュークあり、ゴルゴ13特集」です。ゴルゴ13の生みの親、
漫画家のさいとう・たかを氏と祐真朋樹氏との長文のインタビューが
載っています。そして、Beacon fire #3いわく史上初のゴルゴ13の主人公、
デューク東郷のファッションを分析しております。ゴルゴ13ファンは必見
ですよ。
時には、ネクタイではなくスカーフで装うスーツスタイル、また時には
タキシード、おなじみ白スーツや今流行りのチェックを重ねて着る
デューク東郷はTPOを完璧に意識したものだそうです。
【出典】Beacon fire #3
全部で18スタイル。すごいのは、何巻の何ページに載っているかまで
詳細に載っていること。かなり面白いです。
トレンチコートもグレーとベージュをイメージしたことから、バーバリーと
アクアスキュータム、両方所持しているのではないかと分析されています。
マニアック。Beacon fire #3いわく、ゴルゴは英国贔屓なんじゃないか、
という説明もあるが、変形ショールカラーシングルジャケットも着こなして、
イタリア・フランスモードもお手の物。 アロハだって着こなします。
でも、やっぱりエルボーパッチが付いたツイードジャケットにハンティング帽
(まさにハンティング)。 英国のカントリースタイル。
作者のさいとう・たかを氏が、相当服に造形が深いとしかいいようがない、
そう思う方はいらっしゃるんじゃないでしょうか。服好きの20代後半、30代、
40代の人は、ゴルゴ13はかなりツボな人が多い感じ。祐真朋樹氏もインタ
ビューで、その辺を聞いています。
さいとう・たかを氏いわく、ゴルゴ13のファッションは特にこだわっていない。
むしろ流行の逆を言っている、と述べています。
そして、ゴルゴ13おなじみのブリーフいっちょう姿で窓から外を覗くスタイル。
本当は、トランクスを穿かせたかったらしいです。というか本当はふんどしに
したかったらしいです。周りの反対でブリーフになったとか。さすが40年前
からの本。歴史が違います。
こういう、レアでマニアックなゴルゴ13のファッションスタイルが、Beacon fire #3
で知ることができます。また、インタビューの中に取り上げられているのが、
この本。ゴルゴ13のデータ集です。
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オフィシャル・ブックTHEゴルゴ学 |
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ご興味のある方は、Beacon fire #3とともにご覧になってみてください。
今もゴルゴ13のアニメ版が、テレビ東京で金曜の25時30分くらいから放送
されています。舘ひろしさんの声、渋すぎます。
永遠のアサシンヒーローゴルゴ13。さいとう・たかを氏は、その時の善悪に
反映されずひたすら進む社会悪、その時の人間が作る常識に左右されない
世界観が、40年建っても廃れない秘訣だと述べています。そして、服も
トラッド中心だから流行り廃れがないんですね、わかります(笑)




文句なし!
