■スコット・スタンバーグ氏の考え ファストファッションはむしろ歓迎?
SENSE1月号に、「SENSEな男たちのファッション哲学」が特集されて
います。今回はバンドオブアウトサイダーズのスコット・スタンバーグ氏の
インタビュー。その中で、今日本で賑わっているファストファッションについて
言及しています。それが興味深いのでちょっと考えてみようと。
スコット・スタンバーグ氏の言葉から感じ取れるのは、ファストファッション
の台頭により、日本の消費者の選択肢が拡がったこと、これに注目するべき
で、モードブランドがそれによって消え去ることはない、という趣旨を
述べています。 まあ、モードデザイナーとして、「個」があればパイが少な
くなることはないということですね。淘汰はされそうですけど。
もっとも、アメリカでもH&M ユニクロ フォーエバー21 ターゲットなどの
ファストファッション系ブランドがあって、500ドルの服と5ドルの服をどちらも
買って素敵に着こなす「ハイ&ロー」の人がたくさんいるようです。「こういう
選択肢があるっていいことだよ」と、スコット氏。
ただですね。アメリカと日本とでは、ファストファッションの位置関係が
ちと違うものだと思うんですよね。アメリカのほうは、ファストファッション
の歴史が長いので、本当にお手軽に着て鼻歌でも歌う感覚なんですが、
日本人で服に少しでも興味のある人たちは、デザイン、値段、売り場の
雰囲気、店員の態度、すべてにおいてのブランドイメージを構築したがる
人種なんです。抽象的に言うと、「価値」とか「意味」とか。あとはミーハーね。
例えば、アメリカのスーパー、ターゲット。日本でいうダイエーとかイトーヨー
カドーです。そのターゲットがアレキサンダーマックイーンとコラボしちゃう
んだから、日本人には奇想天外な発想です。日本のスーパーにある衣類
じゃ考えられないでしょ?そんなもんなんです。
日本では、ファストファッションだからと言って、過度なファミリー層向けの
臭いを出すと、堕ちていく可能性あり。それを踏まえた上で、「ハイ&ロー」
は日本でも根付いていくと思います。
スコットは、アメリカ発の大不況についてはこう話しています。
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この不況によって向う1年間は、多くの人がファッションやモノにお金を使わなくなるだろうね。状況としてはキツいかもしれないけど、また新しい波が来るだろうから、僕はそこまで心配していないんだ。 |
アイビー系のアメトラは、トレンドから離れていくと思いますが、バンド
オブアウトサイダーズは残ると思うし、BDシャツ革命の偉業を考えると
これからもっと伸びて欲しいブランドです。しかし、高い・・・(汗)やっぱ
セレショのセールやアウトレットで漁るしかないですね。


エントリーの内容が一番抽象的だと思いました。
「安物でもうまく着こなせる」「かけるべきところにはきっちりお金をかけている」「組み合わせ方が上手」という点をわざとらしくアピールしているように見えてしまうのは、ちょっと歪みすぎでしょうか(笑)
いわゆるラグジュアリーブランドでも、価格に見合った価値のあるモノづくりを続けているブランドはずっと残っていくのでしょうね
逆に言うと、そうじゃないブランドはどんどん見放されていくのかも…