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2009年10月25日

「今最も世界で評価される日本人デザイナー6人」も個性的    

■men's FUDGE12月号から、阿部千登勢さんのQ&Aが面白い件 

FUDGE (ファッジ)増刊 2009年12月号 men's FUDGE (メンズ・ファッジ) (18) 2009年 12月号 [雑誌] FUDGE (ファッジ)増刊 2009年12月号 men's FUDGE (メンズ・ファッジ) (18) 2009年 12月号 [雑誌]

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men's FUDGE12月号で、「今最も世界で評価される日本人デザイナー
6人」という特集が載っています。

 

サカイ                          阿部千登勢

エンジニアードガーメンツ 鈴木大器

ts(s)                          鈴木卓爾

ポストオーバーオール      大淵毅

scye                          日高久代

アナクロノーム               田主智基

世界で評価が高いといえば、ビズビムとkolorが出てないのがちょっと不思議
なんですが、ちょっと面白い内容が載っています。何が面白いかというと、サ
カイの阿部千登勢氏のQ&A方式のインタビューが、すごくそっけない!

Q,海外にて日本人として強く意識されることはありますか?

A,特にありません。

Q,日本人特有のものづくりの凄さやこだわりはどんなところだと思いますか?

A,意識していません。

Q,現代の日本人のファッション、もしくはファッション眼はどういったものだと考えますか?

A,各々の自由な感覚があるので、日本人のくくりでは分かりません。

Q,服作りをする上で最もこだわりのある部分は何ですか?

A,他にない物を作ること。

読んでいると、最後のほうは「別に・・・」とかいいそうで、ちょっとあぶない(苦笑)
海外のデザイナーではこういう方時々いらっしゃいますが、なんともバッサリで気
持ちのいい回答(笑)

ちなみに、他のデザイナーはもっと長く回答しています。「日本人の誇り」とか、
「日の丸背負っているので負けられません。」とか、世界で戦う日本ブランドを
熱く語ってらっしゃる方もいます。面白いので、他のデザイナーのインタビューは
直接ご覧になってみてください。

この日本人デザイナー6人のほかに、ドメスティックブランドに関する内容が
セレクトショップを通じて紹介されています。

コムデギャルソンから生まれたガンリュウ、is-ness、スイコック、エフィレヴォル、
ピリック、シャリーフ、ディアーナ、yellaw、トローヴ、イロコイ、オーレット、リベル
タス・・・

イロコイがですね、前から結構いいんじゃないかと思っているんですが、なか
なか伸びてないような感じが、個人的にはしております。

どこのファッション誌も山系ファッションを推していますが、men's FUDGE12月
号ではセットアップを中心に紹介しています。ツイード、チェック、メルトンといっ
たものが中心。もちろんアウトドア、ミリタリーもありますが、あくまでセットアップ
を推しているあたりが、ロンドンスタイルを提案しているmen's FUDGEらしいのか
なぁ・・・と思ったり。

【関連】今年の秋のトレンドはロンドンスタイル?

posted by No.9 at 20:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日本のファッション動向と流行 | 更新情報をチェックする
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