■ブランド品よりも生活費が必要な日本という国
ブランドバッグが1泊500円!「銀蔵」が激安レンタルサービス開始/東京ウォーカー
この不況下の中で好調な“レンタル業”だが、ついに有名ブランドバッグが1泊500円からレンタルできるという店が、11/20(金)、新宿西口に誕生する。しかもドレスや靴、ジュエリーなどの“トータルコーディネートレンタル”も7500円からできるというから驚きだ。 格安で女性の変身願望をかなえてくれるのは、「銀蔵新宿西口店」(東京都新宿区)。ブランドバッグ、ジュエリーなどの販売・買取・質業を手がける「銀蔵」の新店で、3階フロアすべてがレンタルショールームやパウダールームという、今までにない“女性向けリサイクルショップ”だ。 気になるレンタル内容だが、バッグでいえば、グッチやヴィトン、フェンディ、クロエなどの中古アイテム数点が毎日1泊500円でレンタル可能。例えば、イヴ・サンローランの「パーティーバッグ」は銀蔵での中古売価は2万9800円(11/19時点)だが、これも1泊500円! また、クロエの「クラッチバッグ アクセサリーポーチ」(中古売価1万9800円)も、同じく1泊500円でレンタルできるのだ。中古といえども有名ブランドなだけにモノはしっかりしているのも魅力の一つだ。 |
その銀蔵新宿西口店のほうが、新宿経済新聞に載っていますが、ショップは
歌舞伎町のほうにあるショップデザインとは違い、ホワイトでオシャレ。この
ブランドレンタルを行う理由として、女性が気軽に立ち寄ることができるサー
ビスを提供していくというコンセプトがあるようです。とはいえ、大黒屋にして
も女性はどんどん入っていきますけど(笑)。もう1つは、ずばり不況です。
中古とはいえ、ブランドバッグが売れないから。ネットショップやアウトレット
で買ったほうが安い場合も出てきてしまいましたからね。とても厳しいと思
います。
手持ちの品を預けて金を借りる、伝統的な庶民金融の質屋にも、不況の波が押し寄せている。モノが売れないために持ち込み数が減る。質流れ品の価格は下落、売上高も落ち込むという悪循環だ。後継者不足から店舗数の減少が続く質屋業界に、デフレの波が追い打ちをかけている。(藤沢志穂子) エルメスやシャネル、ルイ・ヴィトンのバッグなど高級ブランドを中心に買い取り・販売も行う質屋「ル・デポ」(東京・四谷)では昨年秋の世界金融危機以降、持ち込み数が30%減、売上高は20%減となった。 中古ブランド品の取引価格も落ちている。定価が100万円を超えるエルメスの「バーキン」は金融危機以前、70−80万円の値が付いたが、現在は50−60万円にしかならない。「新作が売れなければ質屋への持ち込みは減る。価格も売り上げも落ちている」と五十畑厚代表はため息をつく。 ル・デポにはかつて、接客業の女性や裕福なOL、主婦らがバーキンなどの新作を買った際、手持ちの旧作を換金するために来店していた。だが最近目立つのはバブル時代に購入し大切にしまっていたと思われる毛皮や貴金属を持ち込む利用者だ。新品で200万円を超えたとみられるミンクのコートでも引取価格は20万円に満たない。「生活費に充てているのではないか」と五十畑氏はみる。 質屋に預けた品物を客が引き出せず、市場で売却される「質流れバーゲン」の売上高も減少傾向にある。 |
新作が売れない→質屋に新作の中古が入らない→買取価格も低くなり、益々
買取ができなくなり、売り場も寂しい状況。
昔の、デザインに飽きて売りに来た女性が売ったお金で、その場で購入して
帰るという光景は見れないようですね。質流れバーゲンでさえ売上を落として
いるのは深刻ですね。
消費者が、ブランド品への知覚している価値よりも、「価格」という絶対値で計
るようになってしまっているんです。だから、仮にバーキンが80万円で売ってい
ようが、庶民が無理して買うような状況にはないのです!という感じ。
実際、質屋関係組織の理事はおっしゃっています。
田名網芳美理事は今回の傾向として「不況で品物が集まりにくくなっているのは確か。お客さまも、同じ10万円でも以前とは使い道が変わってきた」と、高級ブランドよりノンブランドの生活必需品を買う利用者が増えるとみている。 |
ラグジュアリーブランドの新品が定価で買える人なんて、極わずかなんです。
政府が、やっとデフレを宣言しましたが、はっきり言って遅かったと思う。後手
後手。
消費が冷え切っているということよりも、失業者が増え、新卒も厳しく、給料が
どんどん減っているんだから、倹約に走ってブランド物を買うのを控えるのは
消費者としては当然。僕の友人、ボーナスほとんどなし。この前、キャベツを酒
の肴に話したものです。寂しい現実。
そういった意味で、まさに破格で販売しているユニクロだけを責めることはでき
ないんですよね。肯定もしませんが。実際助かっている人もいるだろうし。
給料が少しずつ上がっていって、ちょこっとインフレ傾向になれば、いわゆる
フィリップス曲線としてもバランスよくなるし、皆積極的に消費しようと思いますよ。
そんな余裕、今どこにあるというのですか?
「安心」がないんです。「安心」が。合理的な取引で動くマクロ経済も、本当は人間
の心理が働いているという、アニマルスピリットは無視できないかもしれません。
とはいえ、始めたときから経済環境に関係なくずーっと高いブランド品を安く手に
入れる方法を紹介してきた本ブログとしては、どんな時代になってもスタンスは
変えないでやっていくだけであります。
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