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2010年03月14日

アイウェアのトレンド・事情2010年

■ウェリントンメガネいまだ強し、鯖江市の逆襲なるか

メガネ、サングラスのネクストトレンドが気になるところでありますが、どうやら太めの
セルフレーム、ウェリントンがまだ強い、ということには変わらなさそうですね。
Begin7月号で紹介されていたのですが、ついに細めのメタルが来る!と意気込んで、
昨年メガネを買ったわけでございます。しかし太めのセルフレームの牙城を崩すのは
なかなか大変。のび太強し、ジョニー・デップ強し、という感じでしょうか。あえて言え
ば、下の縁がないメガネ、ブロウが少し盛り上がってきたかもしれません。
これはBegin2月号に載っていましたし、他の雑誌でも取り上げられていましたね。

結論を言うと、メガネにしろサングラスにしろ、今のところ、現状維持が強い可能性
があります。やっぱり、トレンドを動かすのは失敗した場合のリスクを背負うわけで、
パリ・ミラノコレクションでも、そこまでアイウェアのデザインが一新したとはいえない
ということは、これから紹介するWWDで書いてあります。アンダカバーのサイバーサン
グラスとか、ダメなのかな・・・。サングラスは、基本的に水平リムかラウンドフレーム
が多いとか。メガネも上述の通り、ウェリントン系のセルフレーム、ヴィンテージ、クラ
シック志向のメガネがトレンドの中心になってくるようです。リンダーファローの最新
作なんかは、よりボストン型のデザインに傾斜。このデザインは、のだめカンタービレ
の映画で、玉木宏さんもかけていかも。でもこちらは一部メタル。以下、oki-niで販売。

リンダーファロ×ラフシモンズ.jpg

ラフシモンズ×リンダーファローの限定モデル 22,000円

【メガネの都、鯖江市の逆襲】

国内のメガネ生産、97%を占める福井県鯖江市。ここ数年、ずーっと景気の悪い話ば
かりでした。日本の大手アイウェアメーカーがこぞって中国生産に切り替え、技術力は
あっても価格面では絶対勝てません。そこで、鯖江市はOEMだけでなく、オリジナルブ
ランドを次々と立ち上げ、国内、世界の展示会などに打って出ていました。しかし、マー
ケティング力に乏しい鯖江のオリジナルは、経営を圧迫していました。眼鏡市場、ジンズ
などの3プライスショップから、まさにボコボコにされている状態で大変なことに。それ
もあり、僕はちょっと鯖江に貢献と思って、鯖江のオリジナルブランドを昨年買いました。
その後、店閉じちゃったけど(涙)。機能性は最高なのに!

が!しかしですよ。ついに反転攻勢の時期が来たかも。というのは先月販売されたWWD
に載っています。
鯖江はついにイメージ戦略に着手。ただの高品質だけではなく、販売促進のも力を入れ
たのです。

「鯖江」→「sabae」→「ギャル市場進出」→「東京ガールズコレクションとコラボ」。

                                 今ここ↑

イメージを一新することにより、普段職人気質が強くて苦手だった、F1層(20代から34
歳女性)を取り込もうと努力しています。 

しかし、あくまで価格競争はしない。付加価値で安価な中国産と勝負。立派な心意気。
すごく応援したい。

未来には、アバターの3Dメガネのような、魅力的な付加価値を持ったメガネも登場する
とかしないとか。 エンターテイメント事業にも着手したら面白いかも。

一方、3プライスショップにも陰りが。勝ち組負け組がでてきました。ジンズ、ゾフあたり
は売上を伸ばし、中国市場にも進出する動きもあり。アイウェア界のユニクロを目指す
全方位型マーケティングで展開しています。

もはや、日本市場は飽和状態で、付加価値、最新の技術、優れたデザイン性か、ひた
すら安いかの棲み分けになっていて、中途半端なアイウェアメーカーは淘汰されます。
さて、来年笑っているメガネメーカーはどこか?鯖江は日本と海外で成長することはで
きるのか、すごく興味があります。

【関連】

日本のメガネ産業の動向と原点回帰の必要性

 2010年のメガネのトレンドは細身というよりブロウ?

SENSEが考えるアイウェアの流行2009

アイウェア事情2008-2009 トレンドと市場動向

ドレスコードのメガネ

 WWD for JAPAN ALL ABOUT 2010S/Sは合併号 その1「時」

posted by No.9 at 20:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日本のファッション動向と流行 | 更新情報をチェックする
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