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2010年03月31日

中国の偽ブランド市場に関する知っておくべき8つの事情  

■偽ブランド品を避けるためには中国の状況を知るべし

本ブログでは、以前から偽ブランド品に関する問題を扱ってきましたが、「絶対ダメ」
「規制罰則」といっても、なかなか減らない傾向性について、一番偽ブランド品が生産
販売されている中国の現状・事情を知っておく必要があるのかなぁ、と思い、簡単に
10個箇条書き風にして紹介したいと思います。ソースとしては、以前 ご紹介した
『堕落する高級ブランド』と『 FREE(フリー)』から紹介。

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1】中国人は偽ブランド品をつくる意識ではなく、「真似る」ということをしている

これは儒教でいうところの、尊敬している師匠から「学ぶ≒真似る」と同じことであり、
むしろ現品は良いものであるから、そこからデザインを頂こうという発想。
孔子いわく、「すべての教室に知識を広めるべく、学者の偉大な作品を模写して学
べ」。これを知的財産権が生じる世界で、行使してしまっている文化的摩擦がある。

2】中国市場でぶっちゃけた話、偽ブランド品市場はブランド価値に対してマイナス面
とプラス面もある

マイナス面=代替効果(正規品の需要を奪う)

プラス面=広い中国において、偽ブランド品によって、ブランドの認知度が上がる

3】中国のファッショニスタは、偽ブランド品を正規品のセカンドライン扱いしている

いつかは本物を・・・と思う人が増えてきていて、結果的に正規品の購買意思を強く
しているという皮肉な現象が。ちなみにこのセカンドライン現象は欧米でも見られる
中国現地では、本物と偽物のミックスコーデもあるほど多様化している。

4】中国の偽ブランド品の品質と種類の豊富さをなめないほうがいい

偽ブランド品にもランク付けあってスーパーコピー(AAランク)という最高ランクの偽
物になると、プロの鑑定士でないと見分けるのは無理だという。本物に近い。

5】偽ブランド品が本物であるという偽の保証書、偽のタグ、値札、領主書(インボイ
ス)がある

6】中国では流行に敏感で本物を買うのは富裕層、経済的に中間層は偽ブランド品
を買うという2つの市場が存在している。その2つの市場は行き来がある

「誘発された陳腐化(コピー商品の登場によって、そのファッションが流行に敏感な人
のものから大衆のものへとすばやく移り、流行に敏感な人は何か新しいものを見つけ
なければならなくなる)」、「海賊版のパラドックス(毎シーズン消費者に新しいデザイン
の服を買わせるため、海賊版を出回らせてわざと陳腐化させる)」という言葉の通り、
偽ブランドが正規品を結果的に押し上げているというアイロッニックでジレンマな環境
は複雑に入り組んでいて対策が急がれる。

7】有名メゾンも、一部中国で生産しているため、コピーは簡単にできてしまう

あなたの持っているバッグ、made in Itaryと書いてあっても、生産工程のある部分が
中国を通っている事実があります。もちろん生産技術の流出はありうるということ

8】偽ブランド品が欲しいのは、中国人だけでなく日本人も然り

いつも言っていることです。日本に需要がある限りこの流れはなかなか断ち切れま
せん。偽ブランド品の輸入差止めが9年ぶりに減少したことを、お伝えしましたが、
根強いですよね。 

いかがだったでしょうか?いつもは偽ブランド品生産、輸入に対して反対の意見を
書いてきて、今ももちろん肯定することはありません。一方、このくらい偽ブランド品に
かかわる背景が複雑になっていき、規制だけを行っても限界が生じているのが正直
なところ。まず、現状を把握するだけでも意味があるかと思い書いてみました。結局
は偽ブランド品だと分かって買う人が少なくなることしか、打破できないようにも思え
ます。

【関連】

ヤフーオークションで偽ブランド品を避ける5つの目安

偽ブランド品に対する消費者の本音・意識の分析

正規品VS偽ブランド品の中でおこる消費矛盾



posted by No.9 at 20:43 | Comment(3) | TrackBack(0) | 議論 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ステイタスブランドの偽者を持つなんて、
自分の経歴がデタラメだといっているようなものです。
Posted by at 2010年03月31日 23:26
年始にツアーで中国へ旅行へ行きましたが…スゴかったです
バスから降りる度に、明らかに偽物のLVのかばんやら財布やらを持った人達が『50元で!』とか言って迫って来ました…中にはそれを買ってる日本人もいて…
あぁ…こうやって悪循環してるんだなぁ…と思いましたよ
Posted by ゲルゲ at 2010年04月01日 00:49
>名無しさんへ
「フリー」の著者も、そのやりとりを中国人と話したそうですが、理解してくれなかったようですよ。

> ゲルゲ さんへ

やっぱり三国志の国ですし、思想はともかく、エネルギーを持った国なんですけどねぇ・・・もったいない面もあるなぁと。
Posted by 武欄堂 at 2010年04月01日 01:34
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