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2010年07月01日

健康のために、靴を買う前に読んでおきたい『紳士靴を嗜む』  

■All About紳士靴ガイドの飯野高広氏が書いた身体と靴の関係の決定版

紳士靴を嗜む はじめの一歩から極めるまで 紳士靴を嗜む はじめの一歩から極めるまで
飯野 高広

朝日新聞出版 2010-06-18
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今までいろんな高級靴に関するムック、書籍を紹介してきました。それは大体このブランドの靴がよい、とか、高級靴のメンテナンスですね。もちろんTPOを考えた上での靴選びなどはそういった部類の本にも載っていしました。しかーし、本書籍はマニアックですが、実は読んでおいたほうがよいと思える本でした。クラシコとか、ジョンロブがいいとか、靴はやっぱりイギリスでしょとか、そもそも紳士靴とはだな・・・とか、そういう類のことはほとんど書かれていません。

ではどんなことが書かれているか、私が読んでこの本から教えられたのは、「靴を選ぶには、まず己の足を知れ」ということです。その方法論を親切に書く姿勢は薀蓄を通り越して、バイブルとまで言って良いのではかという内容です。靴の薀蓄(ブランド・歴史・作り・TPO→ブラックボックス→メンテナンス)。このブラックボックスを明らかにした内容。All Aboutに書かれている過去記事も含めてまとめられたものでもあります。

<目次>

 

第1部 健康に履きこなしたい人のために

 1、 まずは自分の「足元」を見つめよう!

 2、「部品を知れば、靴の役割も見えてくる!

 3、 弁慶でなくても「泣き所」は大抵ある!

 4、「数字」を信じ過ぎるのは、大失敗のもと!

 

第2部 カッコ良く履きこなしたい人のために

 5、なんだかんだ言っても、「紳士服の主役」はこれです!

 6、「脇役」にも良い役者を揃えたい!

 7、「作り方」次第で、見栄えも履き心地も激変します!

 8、「素材」の違いが、靴の違いにもつながります!

 9、「産地」で味が違うのは、お酒と一諸です!

 

第3部 大切に履きこなしたい人のために

 10、良い靴は新品の時より、育ちます!

 11、救急手当は、早めが肝心です!

 12、次の一歩は、はたしてどうなる?

著者の飯野高広氏は、『紳士靴を嗜む』の内容を3つに分けて説明しています。

1、健康に留意して履く=靴を買う前に知っておきたい知識

2、品位をもって履く=靴を買うときに活用したい知識

3、大切に扱って履く=靴を買った後に役立たせたい知識

ゆえに、飯野氏いわく、巷のファッション雑誌では詳しく掘り上げる傾向にある、個々のメーカーやブランドの名称やその歴史などについてはあえて触れていないとのこと。また、嗜むを含む「身嗜み」の根本を、多くのファッション関係者を含め、唯一絶対的に支配するルールとしか捉えていないがゆえに、それを反射的に「幼さ」が隠れているのではないか。ルールからマナーになってもらいたいのが著者の願い。この本を通しての全体像です。では、 上記の3つの主題のうち、本ブログでは簡単に「1」についてちょっとあげてみたいと思います。

【足の形はみな違う、それで履く靴も皆違う】

DSC00769.JPG

靴を選ぶ書籍で、骨、3つのアーチといった人体構造の仕組みを読むことになるとは思いませんでしたが、意外に大切な部分。靴というのは古くから健康のために改良されてきました。例えば、イタリアのア・テストーニは「健康はいい靴から生まれる」という拘りで、ボロネーゼ製法は全177工程に渡り、かつその大部分は大変複雑で(特に裏張りとアーチを袋状に縫い合わせるには特殊な技術を用いる)足の健康に気を使って作ろうとしている背景があ ります。ここで言う3本のアーチの構造を守るために靴は存在する、という見方もあるそうです。なので、当然人によってその形状は違うよね、という話へとなるわけです。詳細は直接読んでください。

DSC00772.JPG

では、その中ですごく分かりやすい例を1つ。皆さん自分の足を見てみてください。足の爪先の形状が3種あることをご存知でした。あなたはスクエア型、エジプト型、ギリシャ型のどれに入りますか?ちなみに、私はギリシャ型でした。親指の前端よりも、第2指のそれよりも前に来る形状です。ちなみに、スクエアはどの指も同位置。エジプト型は最先端が親指である形状です。 かつて日本人は、約4分の3がエジプト型だったそうです。しかし、時を経てギリシャ型が多くなり、今ではエジプト型と拮抗するようになったとか。詳細は割愛。 大切なことは、これでどのトゥシェイプが合うかが靴を選ぶ上で関係してくるということ。 相性の善し悪しがあります。 飯野氏の考えでは以下のようになっています。

《ギリシャ型》 ◯ラウンドトゥ  ×オブリークトゥ

《エジプト型》 ◯オブリークトゥ ×ラウンドトゥ

《スクエア型》 ◯スクエアトゥ  ×ポインテッドトゥ

ただし、「捨て寸(靴の爪先の空間のこと)」がある場合、これらの問題をクリアできる。ロングノーズの靴などは比較的これに該当しやすい。 自分の足の形状にあっていない靴を選ぶと、開張足、外反母趾、ハンマートゥ、モルトン病、扁平足、ハイアーチ、巻き爪などの障害を起こすと警鐘を鳴らしています。一番最高なのはビスポークということになるんでしょうが、お値段がかかりますよね。だから、既製靴で試着をするということになるんですが、自分の足との相性をどこで判断したらいいか?という疑問に飯野氏は答えてくれています。

【実際に靴店でチェックしたいこと】

全部で5つ。捨て寸、甲周り、土踏まず、トップライン、踵周りです。詳しくは本書を読んで頂きたいのですが、僕が個人的に気になる甲周りで「なるほど」と思ったところがありました。靴を履いた状態で、爪先立ちで靴を曲げた際、アッパーにシワが横一文字に近い状態ではなく、不自然に錯綜してできる。この状態は、足に対し大きすぎるサイン。小さいと痛いから1サイズ大きめを選ぶということもあるかもしれませんが、健康を損なうことも多いとか。というのは、この部分には血管や神経が多いため、血液の循環が悪くなる、ということ。靴が深いというだけでなく、人間の足が深いというのをこの本を読んで感じさせられました。

もちろんモノには限界あるわけで、すべてをクリアすることはなかなか難しいかもしれませんが、革靴と一諸に過ごす時間の多いビジネスマンの方など、健康という切り口からも読んで頂きたい本です。

【靴に関する本】

『靴のメインテナンスブック』で靴のお手入れを学ぶ 

MEN'S EX「最高級靴読本4」降臨

「THE BOOTS BOOK」はオススメ 

posted by No.9 at 18:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | 議論 | 更新情報をチェックする
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