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2011年01月26日

ペニーオークションで絶対負けない方法  

■ペニーオークションにまつわる大きな問題を実体験で書く

ペニーオークションはご存知ですか?昨年から爆発的に普及している変わったネットオークションサイト。PS3や大型フルハイビジョンTV、imac、VAIO、iPad、ルイヴィトンのバッグ、デジカメなどが最大99%OFFで買えるといううたい文句で、運営されています。最近では芸能人が格安で落札しましたー!なんていうことをブログで書いて・・・その後記事が削除されるなんていう怪しいこともあったり。さてさて、このペニーオークションにはからくりがあります。そのからくりの内容の詳細は、ペニーオークションでサクラやbotが使用されている証拠や、3分でわかるペニーオークションでの稼ぎ方をご覧ください。非常に際どい運営をしている実態が分かると思います。

さて、それでもペニーオークションに参加して負けたくない方に、私の経験と実際落札した友人から聞いた最適な戦略をご紹介します。最初に結論から言いましょう。それは・・・、

 

 

 

赤字になっても、落札する。

これにつきます。例えば、定価30000円弱のPS3を落札するのに結果的に手数料が10万円かかってしまっても落札することが絶対負けない方法です。「当たり前だろ!」と思ったあなた。それは違います。一度手数料を払って入札した時点で、ペニーオークションはあなたからお金を取っているのです。1回の入札を行うのに手数料(コインの場合もある)だいたい50円から70円くらい。落札額があがっていくごとに手数料もあがっていくシステムもあります。

1円落札額を上げるのに、50円から70円元締めに払うんです。細かく言うと出品者にも・・・かもしれない。だから、PS3が5,000円で落札されても手数料を含めると、70×5000円で合計最大35万円かかる、競いあったライバルと一緒にあなたが払うことになります。そして、もしあなたがそのなかで10万円分手数料を払って入札したら、その代わりとしてPS3がもらえます。もちろん定価より高いし損です。でも、考えてみてください。ほかの25万円分払ったライバルは、何も得ていません。お金だけ運営者と出品者に払っただけ。ノーリターンです。この、ほぼハイリスクノーリターンこそが、今のペニーオークションのシステムだったりします。今では「値引き購入」というシステムで拾われるようですが、どんな結果が出ても笑うのは運営側、胴元です。

 

 

 

【僕の友人が安く落札できた理由】

ペニーオークションでは、自動入札で価格を吊り上げるシステムbotや、サクラがいるという噂があとを絶たず、深刻な問題となっています。でも、ここであえてペニーオークションは全てbotやサクラがいるわけではない、ということを言っておきたいと思います。実際、僕の友人は、昨年・・・まだここまで有名になる前に、トルネやソニーのウォークマンを、手数料をあわせても数千円という定価よりはるかに安く買えたからです。なぜ安く落札できたか?その時は「転売業者」というライバルが少なかったから、と聞きました。

今の現状は、残念ながらいたるところに転売業者が張り付いて、各商品を赤字覚悟で落札する姿勢でのぞんでくるそうです。これに、加えてbotやサクラもいたらどうでしょう?魑魅魍魎ですよ。デッド・オア・アライブの戦いが、完全な出来レースになります。100万円分くらい自動入札にかけていたら、そりゃあもう勝てません。1円値上げする前にこちらが根を上げます。

こんな笑えないジョークがネット上にあるんだそうです。

 

 

 

【僕の経験】

実は、僕も実験でペニーオークションやってみたことがあります。僕が挑戦したサイトでは、入札の手数料としてお金をコインに変えるシステム。まず入会したときにコインを20枚ほどもらえます。それに加えて数千円分コインを交換して戦いに挑みました。あえてサイト名は出しません。大手IT系のサイトからの掲載を見て入ってみました。

一応、ネットオークションを日頃から調べている身として、欲しい商品の相場を調べました。何時頃、いくらくらいで落札されているか。それを調べていざ出陣・・・結果、あっけなく負けました(苦笑)。

ある商品Aが、夜中の2時ごろ、だいたい2000円で落札されている。それなら、1990円あたりから参加すれば、コインを削らないで最小入札で勝てると考えました。しかし、ダメでした。3000円近く行って終了。もちろん、僕はその前に負けて撤退。こういったことからも、どうしても落札したいのなら、赤字になっても落札するべし!これしかありません。

 

 

 

【心理学を使った甘い罠 ペニーオークションは落札額が重要なのではなく手数料がミソ

もうご存知だと思いますが、ここで改めてペニーオークションのシステムを確認します。オークションに参加するためには手数料がいります。あるいは、コインと交換しなければなりません。手数料という名のコイン1枚を50円から70円くらいで交換します。出品アイテムは制限時間終了まで、1回の入札(落札価格を1円あげる)で1コインを投じる。落札時の取引価格を1円ずつ値上げしていくルールとなっています。ライバルと競いあって、30万円ほどする高価なものでも、あわせてだいたい数百円から数千円で落札され終了します。

この数百円から数千円というのは、落札後の出品者との取引価格なんです。しつこいですが、これを強調したい。この取引価格だけを運営側は広告、インターフェイスにフィーチャーするわけです。これだけ見たら99%OFFも夢ではないかもしれない。でも、入札するための何回も払う手数料、あるいは交換したコインの価格の合計はいっさい表に出さない。これが大きなネックです。表示価格3000円で落札取引するために、1000回入札した。1回に入札する手数料が70円だったら、70,000円使うことになります。これじゃあ本末転倒じゃありませんか?

コインや手数料のことをなるべく伏せて、落札して取引できる価格だけで最大99%OFFというのは誇大広告といわれてもしょうがないでしょう。僕はそう思います。

【もう1つの絶対負けない方法】

最後に、2つ目のペニーオークションで絶対負けない方法があります。それは参加しないことです。観るだけならタダですから、一度ご覧になってみたらいいと思います。またペニーオークションはペニオクとよく省略されて記載されているので、その記事も読んでみるといいでしょう。すべてのペニーオークションサイトが悪質だとは言いません。言い切れませんから。また、皆様にとってプラスかマイナスかもご自身のご判断になってきますが、このままの現状では僕はオススメ出来ません。

関連:ヤフーオークションで安くブランド品を落札する5つの鉄則



この記事へのコメント
最近話題のペニーオークションですが、これによく似た話が経済学であります。 
ダラーオークションという実験なんですが、その実験からもこの類いのオークションで損をしないためには最初からやらないことっていうかんじです。
気になったらググってみてください。

もし既にご存知でしたらすみません。

Posted by 名無し at 2011年01月27日 02:56
>名無しさんへ
ダラーオークション自体知らなかったので、調べてみました。

「囚人のジレンマ」がベースになっているんですね、つまりゲーム理論。なるほど。ちょっと行動経済学のような側面もあるのかも。結論を言うと、やっぱりオススメできないですね(苦笑)
Posted by 武欄堂 at 2011年01月28日 01:19
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