■サイズ、デザインなどの不適合が原因、今後仮想試着定着の黎明期となるか
How Many Online Clothing Purchases Do You Return?/nymag.com
But lots of us go through this: Between 15 and 40 percent of clothes purchased online don't fit or don't look right and are returned, according to IMRG, a membership community for online retailers.
海外のIMRGのレポートによると、服をオンライン購入した15%から40%(ずいぶんアバウトですが)の衣服が、身体にフィットしないなどの理由で返品しているという調査結果が出ています。
Fits.meでは、オンラインフィッティングルームがあります。このシスタムを開発した創設者のHeikki Haldre氏は、「アパレル販売として、アメリカではオンラインが最も難しいことは変わりません。」と述べています。
記事によると、2018年にはアパレルの総売上高の35%がオンラインになるという予測が書かれています。これによって、多くのフィジカルショップがクローズになってしまうか、ビジネスモデルを変える必要があると。これは、現在の書籍の販売から、旅行代理店にすでに起こっていることです・・・と紹介しています。
いくつかのオンラインストアでは、仮想試着サービスを展開しています。しかし、この展開はまだ長い道のりです。いろいろ問題があるけど送料無料なことに価値を感じているということで「よし」としていますが、返品率が最高40%というと、購入した服10個中(回)あるいはに4個中(回)が返しているわけですからね。多いですよ。15%でも結構だなぁ・・・と思ってしまいましたし。・・・という、僕も返品したことがありますけどね(汗)。
いつも言っていますが、直接見れない、触れない、着れない、なのがオンラインショップでの購入のリスクです。だから、オンラインショップなんて!という方もいると思います。でも、僕は、本ブログのテーマでもあるブランド品を安く手に入れる・・・これをオンラインショップ抜きで考えるのは非常に困難だから、いつもどうしたらいいかを考えています。
そこで、通販で失敗しない方法として、ユニクロの細かく表示されている寸法を参考にしてみるとか、自分の肩幅、身幅、袖丈、着丈を知っておくということを重要視しています。この永遠のテーマに関して、日本では仮想試着の技術がだいぶ前から開発されるようなことを聞いていました。が、その後音沙汰ないですね(汗)。
というわけで、今の仮想試着でどんな感じ?ということで、いくつかの紹介動画をあげておきます。
バーチャルミラー
バーチャルフィッティングルーム
ファッショニスタが紹介するPCの前で試着
レイバンによる仮想試着
eBay Fashion App Demo iPhoneを使ったサービス。これは面白い
時計の仮想試着もここまで来た
最後に、記事にもありましたFits.Me。自分の採寸を入れると、マネキンがその人の体格に変形。イメージが観れるようになっています。
これからも、オンラインショップが試着できないというリスクは背負っていくと思います。どんなやり方が効果的なのかは、どんどん研究されていくでしょう。オンラインショップのリスクとは別に、市場規模をこれからも成長すると思います。
【オンラインショップのセール情報】
ジルサンダーのiPadケースが登場(MAX80%OFFセール)
LN-CC club space×人気ブランド(60%OFFセール、レディース充実)
- ドーバーストリートマーケットが10周年を..
- 日本は低利用の中古高級ブランド品が主流に..
- 海外メディア:日本のアパレル市場が再び成..
- 川久保玲のマニフェスト
- 川久保玲の夫が語るコムデギャルソンの実態..
- ぷにこを始めとした現代女子コレクション1..
- 3Dプリントの技術は偽ブランド品に対抗で..
- 若者の間でジーンズが不人気?
- 消費税増税でも海外ブランド品を買うのに影..
- 海外メディア:日本は通販カタログがECで..
- 海外:アベノミクス効果で日本人は以前より..
- 男になる!には逆にゲイカルチャーを学ぶべ..
- ニックナイトが語るファッションフィルムと..
- ポストプレッピー時代の到来?男性はファッ..
- 日本のデザイナーの成功には窓口となるコネ..
- ZOZOの売上40%がモバイル端末の時代..
- 海外「日本ではオタクブランドが人気だ」
- プレミアムジーンズは復活するか?
- なぜ日本製は高いのか、を海外メディアが考..
- 日本はSNSとモバイル端末でブランドもの..