第54回ヴェネチア・ビエンナーレにプラダが登場

■ミウッチャ・プラダ「アートと服は分ける」

【Souce：wsj】

ヴェネチア・ビエンナーレとは・・・、ウィキペディアより

イタリアのヴェネツィアで1895年から開催されている現代美術の国際美術展覧会。二年に一度、奇数年に、6月頃から11月頃まで開催されている。ビエンナーレとはイタリア語で「二年に一度」を指す。

この展覧会は、万国博覧会や近代オリンピックのように国が出展単位となっており、参加各国はヴェネツィア市内のメイン会場となる公園やその周囲にパビリオンを構えて国家代表アーティストの展示を行う。国同士が威信をかけて展示を行い賞レースをすることから、「美術のオリンピック」とも称される。

ビエンナーレには美術部門だけでなく、映画部門・建築部門・音楽部門・演劇部門・舞踊部門がある

この歴史あるイタリアのヴェネチア・ビエンナーレが始まったのですが、プラダが登場。しかし、服はいっさいなし。

A New Look at the Art of Prada (Not Clothes) / WSJ

VENICE-Miuccia Prada the designer-she of the black nylon backpacks, whose Italian label is often called fashion's most intellectual-keeps art and fashion separate. "Definitely fashion for me isn't art," she says. "Art is a place for ideas without any other direct concerns. If I'm a good fashion designer, it's because I sell."

プラダのデザイナー、ミウッチャ・プラダ氏は、ファッションとアートを分けて考えている。ミウッチャ・プラダ氏いわく、「ファッションは私にとって明らかにアートとは同じではない。アートとは、どの事柄とも直接関連しないアイデアの源泉。私がよいファッションデザイナーだとしたら、それは私が販売しているからです。」

最近のプラダは、香港市場に株式公開した場合1兆2750億円の企業価値という試算をたたき出したかと思えば、こういうアートにも積極的に作品を出したりと話題に事欠かない。ミウッチャ・プラダすごいです。

ヴェネチア・ビエンナーレの様子は以下の動画をご覧になってみてください。ヴェネチアは、水の都だけあって水を利用したり彷彿とさせる作品が多いのですが面白いです。

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