■今日の日本の若手デザイナー達は裏原時代に影響を受けている?
英国のオンラインショップLN-CCでは、ジャパンブランドを大変重視しています。取り扱い数も多い。
クリエイティブディレクターのジョンスケルトンは、以前ロンドンのストリートより東京のほうがはるかに面白いアイテムが揃っている。原宿はいつもランウェイショーということをPOPEYEなどで述べていました。
LN-CCでは、90年代初めの裏原から今の東京ブランドについて簡単な時代の流れを紹介しています。たぶん、しばらく経てば日本語化もされると思うのですが、あくまで世界中に発信しているので、結果的に海外の顧客が歴史を認識して、ジャパンブランドに興味を持ってくれるかもしれませんね。感謝、感謝。
■LN-CCがまとめた現在の東京ブランドと経緯■ 【原文はこちら】
サスクワァッチファブリックス、ブラックミーンズ、ノンネイティブ、アンユーズド、サンシー、ファセッタズム、ワコマリアなど・・・、LN-CCで取り扱っているジャパンブランドであり、LN-CC別注の日本未入荷のものも販売されています。 LN-CCのインタビュー、考察では、現在の若手デザイナーは皆裏原時代からの影響を強く受けている、またミックスしているということを述べています。 その辺を簡単に紹介してみます。
【古きを破壊し若い世代の自由な発想で育ってきたとジャパンブランドの共通点】
ジャパンブランドの哲学的な背景を考えた時、共通のテーマが出てきます。それは90年代初めの東京のストリートファッションの遺産。今活躍している若手デザイナーが10代の時に、90年代初めの東京のストリートファッションに影響を受けている。
【東京ブランドが世界を驚かせた80年代】
LN-CCでも、エクスクルーシブ商品も含め取り扱っているコムデギャルソン、ヨウジヤマモト、イッセイミヤケが世界で好評を得る。これらのブランドが、DCブランドブームの火付け役の1つになる。
しかし、バブルがはじけ、経済不況に入るのと同時にこのムーブメントも少しずつ現象していった。
【ポストDCブランド時代⇒藤原ヒロシグループのNIGO、高橋盾の裏原系ブランドの登場】
上記のような、経済の成長とともにムーブメントとして高級ブランドを買いあさる、ということへの反抗的な若者の動きが、後に裏原系と呼ばれる系統の台頭を後押しする。
「NIGOと高橋盾が1993年オープンさせたNOWHERE」
裏原というのは、原宿の裏側(渋谷区神宮前から千駄ヶ谷までの服飾洋品店が集まっている一帯)にある非常にせまいエリア。そこに、個性のある考えと排他性のある若いデザイナー達がストリートファッションを手がけて人気が爆発。その先頭に立っていたのが、音楽プロデューサーであり、デザイナーの藤原ヒロシ氏。そして、ファッションデザイナーとしてNIGO氏、高橋盾氏が注目を浴びる。アベイシングエイプ、アンダーカバーは世界的なブランドになりました。これらのストリートファッションブランドは、80年代のDCとは違い、若者の文化を反映してものが多いところがあります。
サスクワァッチファブリックスのデザイナー横山大介と荒木克記達が、当時を語る。裏原といえば、リミテッド、デットストック、エクスクルーシブが流行語のように飛び交い、マニアは皆収集するのに大変だったと。
【裏原を牽引したのが日本の男性ファッション誌】
「90年代のホットドッグ 藤原ヒロシにフィーチャー」
POPEYE、メンズノンノ、Hot Dogなどの男性ファッション誌は、90年代藤原ヒロシ氏の着ているファッションに若者が注目していた。藤原ヒロシ氏が雑誌で新しく着用ブランド商品は、すぐに完売に。若者は、我先にと走った。NIGO氏と高橋盾氏のショップNOWHEREも長蛇の列に。これは、藤原ヒロシ氏がファッションに精通しているだけでなく、音楽、ライフスタイルに若者が共感したためだそう。
【藤原ヒロシ達、裏原ブランドとモードブランドのミックス】
WWGB(サスクワァッチファブリックスのデザイナーの2人がグラフィックデザイナーとして名乗る場合)としての横山大介と荒木克記達は、エルメスのコートにカジュアルジーンズを着こなす藤原ヒロシ氏にはかなりの思い入れがあったよう。
裏原時代からの東京ストリートファッションは、個性のある人種のるつぼ。この時代、裏原ファンだった現在の若手デザイナーは、決してヨーロッパの前衛的なファッションの影響だけを受けたわけではない。
「90年代のメンズノンノから 藤原ヒロシ特集: 裏原 meets ヨーロピアンアバンギャルド」
90年代のスタイル。ここでは、アンダーカバーもあれば、ヴィヴィアン・ウエストウッドなどカテゴリーとして分けていないミックス。
【ムーブメントとしての裏原はモードブランドと違うベクトルで成長】
ファセッタズムのデザイナー落合宏理氏は、90年代のアンダーカバーやアベイシングエイプなどの裏原系ブランドは、マルタンマルジェラやダークビッケンバーグなどとは異なるベクトルで前を進んでいました、と語る。 それとともに、インポートブランドもたくさん原宿エリアに陳列されるようになったし、漫画などのサブカルチャーの影響も受けたとも。
サスクワァッチファブリックス、アンユーズド、ファセッタズムのデザイナー達、皆90年代裏原の影響を受けたけど、情報飽和の時代でもあった。だから、この時代からファッションデザインとして出てくるアウトプットもみな違う。これが皆が感じる東京。
LN-CCは、結論として、アントワープ6、裏原系、ヴィンテージ、スケートカルチャー、アート、音楽など、以上のような20年間の混沌とした背景をもとに観ていくと、そのころ10代だった現在の東京のデザイナーたちが文化的なムーブメントで得てきた深い知識のもと、ミックスしてハイレベルなプロダクトを生んでいることに納得がいく、と書かれています。
以上です。原文とともに、現在サスクワァッチファブリックス、エオトト、ノンネイティブ、アンユーズド、ワコマリア、NAME.などのジャパンブランドがセール中なのでご覧になってみてください。サスクワァッチファブリックスは、ザ・イノウエブラザーズとのコラボ商品もあります。LN-CC限定。
【リンク】LN-CCのセール
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