■ブランドロゴは他と区別するための方法と価値
ブランドとは?という意味について序章を書きましたが、
今回はその次、ブランドロゴについてのお話。まだ専門的
な意味については入らないので気軽にご覧ください。
方法も最後に書くので、最後までお付き合いを(笑)。
ブランドのロゴがある理由として2つあります。
他社との差別化と価値の向上(簡単に言えば勲章)
です。
そもそもは、昔アメリカで牛肉の卸で分類するため刻印を
焼きつけたことが始まりだそうです。
なるほど、他との区別→差別化ということですね。
ですから、何もブランド物だけがロゴがあるわけではない、
ということです。洗剤などの消費財もたくさんロゴがありますね。
ブランド会社は、そのロゴを巧に用いて
そのブランドロゴ=高級、おしゃれ、セレブ、優越感といった
イメージを消費者達の記憶に植え付けていったのです。
それで大成功したのが、ルイ・ヴィトン シャネル プラダ
エルメス コーチ ダンヒルなどです。
ブランドロゴを成長させる努力→皆が認知し素晴らしい
と認める→さらにロゴの価値が向上していく。この連鎖です。
ですから、もちろんブランドロゴの価値を向上していくため
には歴史が必要になってきます。
ところが、近年では、ブランドロゴの急成長という興味
深い現象も起きています。
ドルチェ&ガッバーナ アルマーニ ポールスミス
ジョンガリアーノ などデザイナーズブランドの
登場ですね。
また、ロゴ同士を組み合わせる、いわゆるコラボという
ことも多く出来てきました。ロアー×ロエン
プーマ×ジルサンダーなどお互いの相乗効果を
狙っているのでしょう。
さらに、あえてロゴを作らない、ブランドもあります。
ボッテガヴェネタなどがそのよい例です。
さて、ロゴの説明はこのくらいにして、安くゲットする方法論に。
最近での偽物出品問題ですっかりネットオークションの株が
すっかり落ちているので、希望をもって頂けるお話しを1つ
先日、ドルガバのアウトレットスーツをネットオークションで
4000円で落札しました。
は!?と思われる方もいるでしょう。偽物と思う方
もいるでしょう。しかし、正真正銘本物です。知人に
服の玄人がいるので見てもらいましたが、本物との
お墨付きです。
実はそのスーツは規格外で処分されるものだったようです。
それをヨーロッパの工場から仕入れて、ドルガバのロゴ
を全て切って出品していることがわかりました。
(説明記載ではロゴタグの縫い損じと書いてありましたが。)
ですからドルガバのスーツではなくドルガバが
依頼しているITTIERRE製のスーツということに
なっていてドルガバの製品価値が全く消えるのです。
でも作り、デザイン、素材は全くドルガバそのもの
それで4000円で落札。そしてスーツを確かめてみると
一部に、なんと、ドルガバのロゴタグが付いているでは
ありませんか。後で問い合わせたら、
おそらく取り外し忘れであることがわかりました。
ロゴタグが、あるのとないのとでは価格も雲泥の差
となるというわけです。
いかがでしょう?いささか外道と思われる方もいれば
安く手に入るならロゴタグが削られていても欲しいという
方、いろいろあるでしょう。ご感想を頂けたら幸いです。
P.S.
この出品者さんに問い合わせたところ残念ながら今後
ドルガバのアウトレットスーツの入荷予定はないそう
です。でも他の出品者さんがいろいろ創意工夫して
安くてよいものも出していると思うので探してみて
ください。
では。

そんなことより、スーツの件素晴らしいですね!選ぶとき、ロゴより素材が気になる次第です(笑)
ブランドロゴが外れただけで素材は同じで
も値段がタダに等しくなるというのはすごいことですよね。こういうニーズはあると思うのでこれからも調査していきたいと思います。