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2011年11月22日

ファッションECサイト 男性と女性の買い方の違い

■コーチメンズ、エルメネジルド・ゼニア、ギルトメンズを例に

WWDにおいて、昨今普及してる男性向けオンラインショップの特徴を、上手くいっている企業を例に記事を掲載しているので、少し紹介。
オンラインショップ、つまりECサイトは女性向けが多いというのはなんとなく想像がつきますよね。現実のフィジカルショップ、百貨店でも昔から婦人服売り場がスペースが広い。しかし、だんだん男性向けのショップが世界中でオープンしました。最近ではNYにエルメス、コーチのメンズ店がオープン。

日本でいえば、伊勢丹メンズ館の成功をうけて21世紀に入ってメンズファッション市場は成長をしてきました。それはオンラインショップでも言えるわけです。

では、どんな企業のオンラインショップが成功しているか?
WWDは、ギルト、コーチ、ジョンバルバトス、エルメネジルド・ゼニア、Mr Poterをあげています。これらの企業は、以前から男性向けオンラインショップの存在意義、差別化について研究してきました。

その結果、どこで違いを見せるかというと、大きな点はソーシャルメディアの活用です。特にFacebook、Twitterの存在は大きいようですね。その運営の中で、グローバルウェブ&デジタルメディアのトップであるDavid Duplantisは男性と女性のオンラインショップでの購買行動の違いを見つけました。

男性と女性の購買行動の違い



◎女性
●特定のブランドとインターネットを通して頻繁につながっていたい。また新商品、価値、それを使用するセレブ達、影響を及ぼすブロガー達に興味がある。
また、女性は感覚的にファッションアイテムを買う。
●ランチタイムに買う傾向がある。
●哲学的な買う(購買行動とともにECサイトとのつながりを欲するため、買う行為そのものを楽しむ)

◎男性
●男性の顧客は、つながりよりも、商品自体のディテール、知識を欲する。頭から足もとまでの着こなし方法を欲する。TPOに基づく目的意識を持った買い方をする。
●時間帯は夜。月曜日に買う(週末から検討に入るため)
●戦略的に購入計画を練る



以上の点から、コーチの場合Facebookにおいて、コーチの製品の品質とブランドの歴史を紹介しているコーナーを設けています。

男性顧客は、女性に比べて、目新しいガジェットのようなものをたくさん欲しがりません。
エルメスやルイヴィトンが最近動画で紹介しているブランドの起源やレッドウィング、ダナー、トリッカーズなどの工場見学といったクラフツマンシップで押す。これが効きそうですよね。ちなみに、コーチメンズの動画だと以下のようになります。




さらに、オンラインショップ、ソーシャルメディアと言えば、男女ともにスタイルのよいモデルが、特定のブランドの衣装を着ている写真を大量に掲載している点。男性にはあまり効果的ではないようです。それよりも、ブランドロイヤリティ(ブランドへの忠誠心)をくすぐる情報をデジタルメディアのクリエーター達は考えねばなりません。

それは、知識のある男性顧客は自分の身体にフィットするものを欲しがるため、サイジングにリスクのあるオンラインショップを使うことに慎重です。しかし、1度使用してもらってサイズが合うと、大きな威力を持ったロイヤリティが発生します。


こういった点を重視すると、オンラインショップという形態は女性向けよりも男性向けのほうが共鳴性が高く効果的であるというアメリカの心理学的な報告がされています。実際のところ、商業誌点にたった大企業のECサイト(brick-and-mortar)は、男性は嫌いのようです。

結論としては、女性向けはコンテンツが豊富で、様々なイベントや発言ができる場を設けるようなつながりからECサイトを組み込む。男性向けは少しでもも早く購入手続きに入れるようなサイト作りを心がけているということです。

長くなるのでここまでにしておきますが、原文はもう少し例を出しながら考察が書かれています。興味のある方はご覧になってみてください。

【via】Fashion's Next Frontier for Social Media - Digital - Media - WWD.com

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posted by No.9 at 21:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | 議論 | 更新情報をチェックする
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