パリコレクション2013S/S リックオウエンスのインタビュー

■クロスセクシャル



最近は、デカすぎたり、長すぎたり、ジオメトリック、スカート、極端なシルエットが印象的なリックオウエンスですが、"Mountain”というテーマの2013S/Sも例に漏れず。クロスセクシャルのことを話しています。メンズライクな格好をしている女性もいるんだから、逆もありだと。

それから、続けているスピリチャルなイメージは、光るローブなどから今回も健在。パーカッションのリズムも、民族音楽にも通じるところがあるかと。
全体的にスポーティーなものが、2013S/Sで目立ちますが、スコートがメンズで出てきたり、ルーズソックス？のようなものまでリックオウエンスでは登場。奥さんの影響が強く出ているようです。ガレスピューのようなデザインもありますが、そもそもガレスピュー自体がリックオウエンスの奥さんのアドバイスを受けている、という人間関係があるというのは以前知りました。


パリミラノコレクション2013S/Sは、もうすぐ終わりますが、全体的に「あべこべ」というような印象。ダウンタウンのマッちゃんの「逆に〜・・・、」じゃないですけど。戦争で使われるカモフラ柄を、自然を表現することに使ったドリスヴァンノッテン。男性の服が好きな女性の洋服を借りた男性をイメージしたウミット・ベナン。ジルサンダー時代のエッセンスを全て取り入れたラフシモンズ。そのジルサンダーをジルサンダーが発表しながらも大きく雰囲気を変えなかったシャツ、コート、ジャケットが逆、アウター感覚のシャツとインナー感覚のアウターは、ヨウジヤマモトとkolor。
また、まとめを書きたいと。流行るブランド予想2012-2013A/Wも書いていて、こちらもあべこべ。

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