■オタクカルチャーのジャンルは、ファッションのサブカルとしてどこまで許容範囲なのか?
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メンズノンノ9月号は、2012年秋冬の特集かとおもいきや、昨年も見たことあるような特集の数々。トレンドとしてアイビー、プレッピー、おじコーデ、バブアーが分散みたいな。
そんな中、モノクロページですが力が入っているのがライトノベル(ラノベ)。「小説でも、漫画でもない!新しい読むエンタメ!「ラノベ」ワールドへ、ようこそ」がすごく細かい。ちょうど今コミケやっているみたいだけど、ねらったのかな?
「ラノベってなに?」「オタクが読むものでしょ?」。そう思っているアナタ、甘い!今や、ラノベ=ライトノベルは日本で最も勢いのあるメディアコンテンツのひとつで、読者層やジャンル、作品数も実にさまざま。活字が下手な人でもぐいぐい読めちゃう、そんなラノベの魅力に迫ります!
オタクカルチャー=ファッションにまつわるサブカルの1つ、としてラノベも取り込んだようです。しかし、結構無理があるんじゃあないかと思うんですよね。読み手によっては、ヲタの人に擦り寄りすぎているのかなと。 それは、やっぱりラノベのコアなファンから怒られちゃうぞという。来んな来んなと。非常に丁寧に説明があります。
「ライトノベルとは、既存のカテゴリーにあてはまらなくなった少年少女向けの娯楽作品を表す言葉として生まれました。ジャンルの原型が誕生したのは「ソノラマ文庫」や「コバルト文庫」などが発刊された70年代後半 - 90年代前半に登場した『ロードス島戦記』『スレイヤーズ』などが金字塔としてジャンルを確立させた。
他ライトノベルの定義はWikipediaが詳しいのですが、本誌で長文でラノベの歴史と作品についての詳細が書かれています。アクセル・ワールド、パパの言うことを聞きなさい、とある魔術の禁書目録、のうりんといった専門家のオススメ作品から、『カンピオーネ!』といった累計100万部突破してアニメ化された作品もしっかり紹介されています。
書かれていませんが、ラノベはゲームとアニメ、コミケ、2ch、イラストレーターの美少女の画力が必要で、インターネットの影響力は絶大だと思います。厳しい世界。活字という点では、興味深いお話も。栗山千明さんが、この特集に出ているのですが、ラノベの魅力は、活字離れから活字慣れにするきっかけがあると語っています。この方は、ラノベのコンペの審査員もつとめていて、もともと碇シンジのファンでガチ。
ともあれ、こういうファッション誌であまり取り上げない新しいジャンルを、取り上げるのは悪くないんですが、・・・でファッションは?という突破口が見えない。最後は、ラノベの新作紹介で終わってしまっているという具合。たくさんある特集の1つならいいんですが、あとのファッション関連はまた広告のイメージが強い。新しいのは「クラッチバッグがスタイルの主役へ」という特集くらいでしょうか。
上手くいっている例もたくさんあると思うんですけどね。
極端な例ですが、エヴァンゲリオン、攻殻機動隊といった質実剛健なものとのコラボから、AKM48、初音ミクは世界でも人気。ファッションとアキバのコラボは、もはやスタイルといったも過言ではない。「クリエイター×初音ミク×earth music&ecology」をコミケに初出展。宮崎あおいさんのCMで有名なアース ミュージック&エコロジージャパンレーベル。
どこまで、ファッションとオタクカルチャーはサブカルという点で見た時、化学反応、相乗効果が起きるのか?
そんなのわからない、やった者勝ち、不毛な議論、と言っちゃったら勿体無いと思うんですよね。トレンドとして前に進んでいるのか分からない今日のファッション業界、サブカル系は市場拡大としても注目されるところ。
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