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2006年12月11日

ヤフーオークションで偽ブランド品を避ける5つの目安

■偽ブランド品をつかまされないためのヤフオクの奥義

 

 

1、消去法で良出品者を探す(本物である証明がある 写真と説明記述  落札相場から探す ベテランの競合の評価を見る アジアからのEMSでない 大阪の悪徳有限会社に注意 安いのに皆入札していない 商品への知識が必要)

2、かしこい質問をする(いつどこで買って、

領収書はあるかなど)  

3、ノークレーム、ノーリターンは跳ね返せるときがある

4、進化する偽ブランド品があることを認識する(イタリア産でアジア加工の偽物もある)

5、ヤフーオークションの偽ブランド品問題は解決が難しい



 

ヤフーオークション(以後 ヤフオク)での偽ブランド品の避け方は、

本ブログでご紹介してきましたが、パワーアップしてまとめました。

上記のように、目安として5つあります。

また、全ての条件が満たされた商品でも100%本物であるという

ことは保証されないので、あくまで目安であり

自己責任での入札をお願いします

 

1、消去法で良出品者を探す

 

・本物である証明がある

 

知的財産権(商標権)を侵害していない

証明(日本流通自主管理協会会員

古物商許可免許古物商許認可など)

が記載されていることです。公のお墨付き

の冠があれば本物である確率がアップします。

このお冠を持っている出品者さんの多くは、

小売店(有限会社も含む)も同時に運営されている

ところだと思います。よって、かなりこの条件が

満たされている出品者さん多くないと思います。

ちなみにギャランティーカードはいくらでも偽造できる

のであっても安心してはいけません。

 

・写真と記述

 

まず、現物の写真かどうかを確かめなければなりません。

写真にIDを載せて画像転載禁止と書いてあるものは、

本当にその出品者さんの現物の写真である確率は

高くなりますが、あくまで目安です。かなり凝った写真

1枚だけは気をつけましょう。なるべく商品の細部まで

撮っているものを探しましょう。ブランドロゴを

写してなかったりやつくりがあまそうな物はまず

疑いましょう。つくりがあまいかどうかは正規店で見てくる

ことをオススメします。

記述については、商品について詳細な事が書いてあるもの

がよいと思います。そのブランドの歴史をタラタラと書いて

あるものもありますが、ごまかされないようにしましょう。

その商品の生産地やサイズ、いつのモデルで、素材は何か

など詳細に書かれているものは、信頼度アップです。偽物

の出品者の傾向として、結構知識不足な人間もいるので

スカスカな説明書きはあやしいです。

時々、「万が一偽物だったら全額返金します。」と書いてありますが

当たり前です。逆にこの言葉がないのはあやしいくらいに

思いましょう。

平行輸入品という言葉がありますが、

平行輸入品=正規品(日本の正規代理店の商品)ではないので、

注意しましょう。並行輸入品について詳しい記事がありますので

リンク貼っておきます。

 

http://dwks.cocolog-nifty.com/fashion_column/2005/06/post_a3b3.html

 

「海外正規店外での購入」「神経質な方の入札はご遠慮ください」

「完璧な商品をお求めの方は入札をご遠慮ください」

「ノークレーム・ノーリターン」

こういう言葉がありますよね。ノークレーム・ノーリターンは後で述べます。

まず、海外正規店外での購入は論外です。入札しないことをオススメ

します。あとの言葉は、別に本物なら、アウトレットだって

かまわないという方がほとんどだと思いますので、

質問で本物なのかを聞きましょう。大体どこまでが完璧で

どこまでが神経質なんて計れませんものね?本物が欲しい!

という気持ちを逆手に取る言葉には注意。

 

・落札相場から探す

 

aucfan.comというネットオークション落札相場表

があります。これを使って、信頼のおける出品者を

探すんです。以下にリンクを貼っておきます。

 

http://www.aucfan.com/category2/sy-c23172-op.html

 

ヤフオクのブランド別になっております。ここで高く取引されて

いる出品者や、安値でもかなり取引されている出品者は

結構信頼がおけるかもしれません。私もここから穴場を

見つけたことがあります。ぜひ、ご参照あれ。

 

・ベテランの競合の評価を見る

 

出品者の評価をみてもサクラがいるかもしれないので

あてにならないのが、今の現状です。そこで100以上

良い評価を得ている落札者の評価を遠慮なく見させて

頂きましょう。歴戦を重ねてきた落札者は結構、良出品者

を知っています。リピーターになっている出品者が評価

の履歴から分かったら、覗いてみましょう。この方法でも

私は良出品者をゲットしました。

 

・アジアからのEMSでない 

 

アジアからのEMS(国際郵便)は90%以上の確率で偽物

だと思いましょう。全部ではありません。それは、後で述べます。

また、最近ではイタリア産と記載しておきながら、なぜか中国

の住所から届くという嘘の記載が後を絶ちません。

どこから送ってくるのか書いてなければ聞きましょう。

 

・大阪の悪徳有限会社に注意

 

大阪は商いの町として歴史がありますから、

こんなことは書きたくないのですが、一部の

大阪にある有限会社が、ものすごく大量の

IDを取得して偽物をばら撒いております。

住所も連絡先もでたらめのときもあります。

IDをたくさん持っている大阪の有限会社

には注意してください。

 

・安いのに皆入札していない

 

写真も記載もしっかりしているのになぜか

皆入札しない。これは偽物だと思ってください。

暗黙の了解というものです。手をださないのが

一番。

 

・商品への知識が必要

 

最終的にはそのブランド商品への知識が必要です。

例えば、今偽物が増幅しているアルマーニのスーツ。

素材が80%ウールであとは科学素材。裏もポリエステル

100%でものすごく安く売っている出品者がいます。

しかし、私の勘違いでなければ、これだけのポリエステル

を使ったアルマーニのスーツはないの

ではないかと思います。やはりウール100%あるいは

麻やカシミアなど自然の素材を多様しているのが

アルマーニのスーツの価値を上げていると思います。

皆様もある程度の知識は買う前に習得しておきましょう。

 

■2、かしこい質問をする

 

・いつどこで買って、領収書はあるかなど 

 

質問欄があるので、どんどん質問しましょう。

しかし、ケンカしてはいけません。あくまで出品者を

立てるような書き方で図星をつきましょう。

 

例1:正規店購入ということですが、いつ、どこの正規店で

買われたか教えて頂けますか?領収書もあれば幸いです。

 

例2:もし偽物だったら返金して頂けますでしょうか? 

昔だまされて偽物をつかまされて警戒していますので

失礼ですが、何卒よろしくお願い申し上げます。

 

こんな感じです。答えがなければ偽物と判断しましょう。

また、「本物なので、本物ですか?という質問には

お答えかねます」という記載。

これにも例2を起用して書いておけばいいんです。

宣言であるし、約束ですから。もし偽物が届いたら

すぐにヤフーや消費者センター、に通報しましょう。

 

■3、ノークレーム、ノーリターンは跳ね返せるときがある

 

この言葉は何か出品者本人を守る絶対的な盾であるように

思えますが、記載どおりでない、あるいは「本物」と書いて

なくてもブランド名を語っていたら、立派な詐欺なので

法律上打ち崩せることがあるということです。詳細は

特許庁のニセモノ撃退マニュアルのリンクを貼っておきます。

 

  特許庁のニセモノ撃退マニュアルから  

 

■4、進化する偽ブランド品があることを認識する

 

・イタリア産でアジア加工の偽物もある

 

簡単にいうと、イタリア製の無名の良いスーツを

大量にアジアへ持ち込み、アジアで「アルマーニ」

や「D&G」のロゴを付けて出品する輩が出てきています。

商品自体素晴らしいので落札者は気づきませんが、

立派な詐欺なので、よくよく気をつけてください。

逆に中国製だからといって偽物だとは言えない

時代になっています。例えばコーチ。中国にも

生産拠点を設けました。なのでmade in CHINA

でも、偽物と決め付けてしまうのは間違いなんです。

だからこそ、知識が必要です。どこの生産拠点が

あるかはネット上でも分かるので探してみましょう。

 

■5、ヤフーオークションの偽ブランド品問題は解決が難しい

 

最後は、今の落札者側の問題です。

政府の調査によると、偽ブランド品の存在を容認する声が

40%を超えているというのです。

ヤフオク内でも偽物と分かっていながら、取引が行われて

いる商品がたくさんあります。特にシルバーアクセサリー

詳しくは、私の以下の記事をご参照ください。

 

http://brandbanzai.seesaa.net/article/20167735.html

 

消費者は、「偽物でも品質が本物と

変わらなければいいじゃない」という本音が

偽物市場の拡大に動いてしまっているようです。

難しい問題です。

 

 

以上が、5つの目安です。少しでもお役になれたら幸いです。

1つだけご承知頂きたいのは、ヤフオクだけが偽物を売って

いるわけではありません。残念ながら正規代理店でも偽物

が混入していることがあるそうです。また、最近では、イタリア

国内でも偽物が氾濫し、バイヤーが間違えて買ってきてしまう

こともあります。つまり100%本物ということは、

現代社会においてないということです。

ですから、自己責任と知識を身に着けて目利きの達人に

なれるよう、私も含めて努力が必要ですね。 

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Tracked: 2006-12-23 21:15