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2012年11月09日

メンズトレンドは氷河のように動かないが時に革命を起こす『POPEYE12月号』

■流行は1人のデザイナーより、集合的な意識、無意識から生まれることが多い

POPEYE (ポパイ) 2012年 12月号 [雑誌] POPEYE (ポパイ) 2012年 12月号 [雑誌]

マガジンハウス 2012-11-09
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『POPEYE12月号』の中、NYのカルチャーシーンを代表するコラムニストのグレン・オブライエンが記事を書いています。「ファッションとともに、生きるべきか死ぬべきか」と題した記事には、男性ファッショントレンドの変則的なトレンドの流れと、高尚な部分、男性達の本音が入り混じった文章でなかなか味わい深いです。

グレン・オブライエン「ほとんどの男達が、ファッションは女のためだと思っている。男がルックスで存在を証明するのはファッションではなく、あまくまでスタイルの追求のためだと。ファッションは集団的なもので、全体の総意だ。もちろん、何が流行り、何が流行遅れかを決める姿なき集団の意向はあるが、そこには不思議な流れがあり、神の意志のように、トレンドは不思議な流れがあり、神の意志のように、トレンドは世界で同時多発的に生まれる。つまり流行は一人のデザイナーより、集合的な意識、無意識から生まれる。それでも男は見て見ぬふりをする。

これは、ファッションを「アダム・スミスの神の見えざる手」に置き換えているかのような定義に考えられるのかな?と個人的には思いました。一人一人のファッション好きは、流されないでスタイルを確立しているように見えるが、実は無意識的に近づいて落ち着くところに落ち着いている。つまり収斂されていくということです。それにファッション好きが気づいたとしても、あくまで自分を貫いていることにする。長いものには巻かれないよ、と意地をはってみる。いろいろ解釈はあると思いますが、そう感じました。

一方、グレン・オブライエン氏はメンズファッションのトレンドは氷河のようにしか進まないが、たまに革命がおきたりすることを指摘しています。その例が、モッズとしてあげられています。日本だと、「革命」というほど大きなインパクトかどうかはわかりませんが、裏原系⇒エディ・スリマンのスキニーブーム⇒トム・ブラウンのネオアメトラ⇒古着、ブリトラ、アウトドア、ヘリテージリラックスなシルエットと頑張り過ぎない自然体・・・と変化していっています。なので、今スキニーを穿いて尖った靴を穿いている人は、一回りして時代遅れよりも、少し前衛だったりするかもしれない?(笑)。


「現在と半世紀前のメンズファッションの違いは股上の深さにある」と述べているグレン・オブライエン氏ですが、今は深めからだんだん浅め傾向になっているかもしれません。

2012年はデザイナーの移動が激しかったですが、2013年はスタイルの変化の年となるかもしれません。

モードでは、エディ・スリマンの細いサンローランが登場します。この他に、ストリートライクなKENZOもあったり、キレイ目のメゾンキツネ、アクネ、トム・ブラウンの直営店がオープン。11月22日オープンする菊池武夫氏のタケオキクチはDCブランド再燃なるか、裏原系復活?という話も聞きますが、どれがメインストリームとなるのかは分かりません。
分かることは、グレン・オブライエン氏が考えている「革命」というものがそろそろ起きる、と言及している点。そしてまた収斂されていくという。

そんな『POPEYE12月号』 は、東京の古着屋とセレクトショップ特集。ショップ数が多いので、これはこれで参考にして回ってみるのも手です。相変わらず渋くて濃い内容となっています。

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posted by No.9 at 16:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | 議論 | 更新情報をチェックする
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