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2013年05月16日

しまむらの売上原価率は70%?

■コストパフォーマンスの高いファーストリテイリングを越えるサービス価格

ファストファッションの雄、ファーストリテイリングとしまむらは、何故強いのか?- Yahoo!ニュース BUSINESS

コスト構造も異なる。しまむらのコスト構造を時系列で分析してみると、売上原価率が70%弱、販売管理比率を23〜24%に最近10年間常に保っている経営なのに対して、ファーストリテイリングのコスト構造は、売上原価率は60%〜50%、販売管理比率30%〜50%とアップダウンがある。
売上原価率と販売管理比率のこのアップダウンは何を意味するのだろうか。ファーストリテイリングの勝ちパターンは、フリースやヒートテックなどのブーム作りである。ブームによって知名度を上げ、売上を上げ、利益を上げるというものである。ブームを作るのに成功した時、売上原価率と販売管理比率が一時的に下がるが、ブームが去ると、これらの数字がリバウンドする宿命にある。
それに対してしまむらは、販売管理比率の数字の低さがファーストリテイリングとの比較から際立つ。流通や小売段階でのローコスト・オペレーションを勝ちパターンとしているのがしまむらでる。

売上原価率というのは、売上高に占める売上原価の構成比率。つまり、この売上原価率が高ければ高いほど、企業の利益は少ない。言い方をかえると、消費者にとっては、コストパフォーマンスの高い商品といえるかと。

ちなみに、ユニクロは製造小売専門なので製造原価率があります。製造原価率は平均で38%(価格3990円⇒原価1600円弱)。売上原価率は60%〜50%ということで、これもすごくコストパフォーマンスに優れています。

上記の数字がどこまで正しいかどうかは分かりませんが、しまむらさんスゲーというわけです。どうしてこんなことができるかというと、薄利多売のように見えてターゲットをしぼっていることのようです。ファーストリテイリングとも差別化していると。

1、顧客セグメントは、ファーストリテイリングが男女半々・全年齢層なのに対して、しまむらが女性中心・主婦・若者がメインであること。

2、商品戦略は、SPA(製造小売)・商品補充型・少品種多量・品質重視。しまむらは集中購買・

3、商品売切型・多品種少量・品揃えを重視。
出店は、ファーストリテイリングが都心に大旗艦店をたてる。しまむらは郊外を中心に展開する。

個人的に、いつも興味を持っているのが、2の商品戦略です。しまむらは、様々なメーカーから買い取っているんですね。SPAではないんです、プライベートブランドはあります。2009年時で、500ものメーカーから仕入れています。

ここで重要なのが価格と目利き。

仕入れ価格は各企業に競争させて、一番安いところから仕入れる。109系もかつてはあったはず。

目利きについては、バイヤー育成。女子の間で次にトレンドになるものは何か?バイヤーはそれを探るべく2ヶ月に1回、ヨーロッパ弾丸視察ツアーを3泊5日で行ってきました。1日で回るショップは40軒という、サッカーの応援もびっくりな弾丸ツアー。


益若つばささんで、一気に火が付いた時がありましたが、しまむらはそれだけではなく、常にイメージのコントロールもしています。しまむらは、実は埼玉と大分の百貨店にも出店しています。それから、ももいろクローバーZとコラボもしたり、雑誌「Popteen」7月号で神扱いされて話題になったり、「けいおん!」とコラボしたり・・・。巧みなイメージ戦略です。

僕がしまむらの人間だったら、メンズをもう少し吟味したいところ。誰でも入りやすい外観が、懐の深さを感じるので、しまむら好きな男性からオタクの人達までいる。チェックシャツでも配色とサイズに気を使う。無地のスウェットを多めに入れる。黒というより、ダークネイビー、ダークグレーの商品を入れるとか・・・。派手なプリント柄を減らす。そういう潜在市場はあるんじゃないのかな・・・なんて思ったり。

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posted by No.9 at 20:58 | Comment(2) | TrackBack(0) | ブランド情報 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
マーケティングを過信したらダメだよ。この両者には差別化もターゲティングもあまり関係してない。

純粋に「ブランドを意識してるユニクロ」、「コストと利益を削って超薄利多売を行うしまむら」ってだけ

Posted by at 2018年02月26日 16:59
コメントありがとうございます。
両者の方向性の違いは大きいと感じますね。
色々な意見を取り入れて、視野を広くもちたいですね。
Posted by No.9 at 2018年03月06日 23:18
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