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2013年09月16日

時系列解析で国内ファッション市場の形状を見てみる

■ランダムな成分を含んだトレンドの形をあらわす

ちょうど、時系列解析という統計分析を勉強しているので、ネタにもなるかなとファッションを題材に。経済産業省が発表している長期時系列データの「業種別商業販売額及び前年比」をつかってファッション小ネタを作りたいと思いました。ファッション市場がどんな風に推移しているのか数字で見るより図で見たほうがいいなと。
なので、ここでは市場規模は何円で〜、みたいな説明は省きます。見たい方は経産省のデータを直接御覧ください。

このデータ集の中にある、四半期に分けられたデータのものを使用。中に「Apparel & Acceories」という列があるので、その列を用います。この販売額をファッション市場として仮定した場合、トレンドの形が見えてくるんじゃないかと思うんですよね。時代は、昭和55年1期から、平成25年2期までとなっております。

時系列解析とは、ということなんですが、時系列のデータを推移を見ていって、未来を予測することです。そういうことができる手法なんです。


一番イメージしやすいのが株価です。短い範囲で言えば、昨日は高値水準だったんだから、今日も高値だろう・・・とか、そういうトレンド性があるかどうかを予測してみようというわけです。もちろん完璧ではありませんが、いろんな世界で使われています。使用するソフトはオープンソースの統計ソフトR言語です。なるべく難しいワードは省いて図で見る内容になるよう努めてみます。

 

 

 

■時系列データを読み込み図にする

時系列となると、推移がみたいから図に描くことですよね。以下のようなものになります。

image
まるで悟空の気のような形状だ・・・。大きな特徴がありそうですよね。
1980年代バブル期をかけあがって大きな山になり、1990年代を境に落ちていく。さらに、2008年くらいでガクンと落ちている。リーマン・ショックの影響でしょうか・・・。

もう1つは、細かいギザギザがあること。これはなにか季節的なものがありそうな感じです。ここで、本当なら加法モデルかどうかとか、対数変換がどうこうという話になってくるのですが、今回はここでは取り上げない、パス(笑)。

さて、このような過去の影響を受けて現在の形状がある場合、過去の自分の状況と相関関係がある(自己相関)のではないかと思うわけです。



image
この青色点線を越えていると自己相関がありそうだぞ、ということになります。バリバリ越えていますね。タイムラグがあるにつれて薄れていきますが、いずれも青い点線を越えております。


これで、やっぱり日本のファッション市場は過去の影響を受けて推移しているぞ、となるわけです。ただ、それが季節性(春夏秋冬、イベント、セールなど毎年やってくること)のものなのか、そのほかのトレンド性なのかわかりません。なので、分解してやります。
トレンド成分、不規則成分(ランダム成分)、季節成分に分かれます。ここで、季節成分は邪魔なので消えてもらって、何かあるかもしれないトレンド成分、あるいはランダム成分を抽出してみようということです。これによって、日本国内のファッション市場のシルエットが見えてくるかもしれないという。その結果が以下です。

 

 

■時系列の成分の分解

 

image

ぬわんじゃこりゃ?時系列を成分として分解したものです。上から、observed(観測されている成分)、trend(トレンド成分)、seasonal(季節成分)、random(ランダム成分)となっています。このように成分として時系列を分解してしまうとそれぞれ全く異なる形状をしているのが分かります。化けの皮が剥がれてまいりました。

 

 

■季節性成分だけ外したものを見てみる

季節成分があると、全ては季節的なものですね、という結論で終わってしまうので、それを省きます。そういうことができます。これを季節調整といいます。

最初の形(原系列) - 季節成分

です。そうしてもう一度図示してみると・・・

image
あ、あんま変わんない(汗)。ただ、ギザギザはだいぶ少なくなり、大きな山と崖が分かりやすくなりました。最初書いた通り、景気との関係が深そうですが、今回は因果関係ではなく形状を絵で見るのが目的なので、その部分はここまでにしておくとして。

この図がランダム性とトレンド性による時系列となります。これが、国内ファッション市場の推移を表すシルエットです。

■予測

やっている方は大変なんですが、結構地味になったので、最後に今後の市場動向を予測してみましょう。それが、この時系列解析の醍醐味だったりするので。2017年第二四半期までの推移を足したものを以下に図示します。

image

波動砲まではいきませんが、なにか青いラインと周りにグレーのラインがあると思います。これが、予測の範囲です。青いラインの部分は将来50%の確率で動く幅。グレーは将来動くであろう95%の幅をカバーしていることになります。青いラインの真ん中のラインが予測値です。
これなら、だれでも予測できるわ!とお怒りにならないでください。こんなもんです。数値というか額は以下のようになっております。

年代 予測値 低50%  高50%     低95%    高95%

20130916163301

個人的には、この予測の上のグレーのゾーンとまでは言わないから、上の青いラインのようになってもらいたいと願っております 。

関連:Yahoo!オークションが「ヤフオク!」に改名した理由を探る






posted by No.9 at 20:11 | Comment(2) | TrackBack(0) | 分析(統計解析) | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
季節性を見たいならスペクトル見ればいい気がする。せっかく自己相関関数みたんだしw
Posted by #00FFFF at 2013年09月26日 23:11
>#00FFFFさんへ

お詳しいですね、情報ありがとうございます(^_^)
Posted by 武欄堂 at 2013年09月27日 23:52
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