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2013年11月09日

90年代から現在までのスニーカーの歴史『POPEYE12月号』

■800号記念のスポーツウェアの歴史から

POPEYE (ポパイ) 2013年 12月号 [雑誌] POPEYE (ポパイ) 2013年 12月号 [雑誌]

マガジンハウス 2013-11-09
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『POPEYE12月号』は、800号記念号。記念として取り上げた特集がスポーツ。もちろんシティーボーイのフィルターからスポーツウェア、スニーカーの歴史を紐解いています。こちらでは、復習としてスニーカーの歴史に目を向けてみたいと思います。

1990年-1994年

この時代、人気だったのは、なんと言ってもナイキのエアジョーダン。それからリーボックのポンプシリーズ。でも、やっぱりエアジョーダンのほうが人気が高かった。マイケル・ジョーダンは、それだけすごかったんですね。私の友達のバスケ部も、実力はなくともエアジョーダン持っていました。そしてよくパクられていたのは、黒歴史です。

もう1つの流れとして渋カジ。裏原時代の幕開けでもある過渡期なんですが、この時はニューバランスのM995。本当はM1300がほしいけど、当時発売価格が約4万円ということで無理だったわけです。この流れから、M576、M996のレザーアッパーモデルが登場して人気となっていきました。

1995-1999

時代は裏原。ストリートにも様々なブランドのスニーカーをあわせるのが主流になってきたころ。そんな、群雄割拠の時にたった1足が一騎当千の存在感を見せます。1995年のナイキエアマックス95です。でも、エアマックス95は、意外にもはじめはそこまで売れ筋ではなかったそうです。

じゃあなんで人気になったか?諸説あるそうですが、短期間に集中して雑誌掲載されたことが、火をつけた要因とされています。この時のことは私もよく憶えてます。エアマックス狩りといって、当時の不良集団(チーマーと言っていた)を中心に、強奪される事件がよく起こっていました。

このエアマックス95に対抗して根強い人気があったのが、リーボックのインスタポンプフューリー。ハイテクスニーカーブームの到来です。このハイテクスニーカーの勢いは、98年まで続きます。一気に盛り上がって冷めていった感は否めません。

90年代後半になると、人気のスニーカーは個々で変わり分散していきます。ある意味、スニーカーカルチャーにとっては不遇の時代だったかもしれないが、また新しい時代の到来でもありました。

2000-現在

エアズームサイズミックスとエアズームヘイブンが、当時2万足ずつ売れたということから、第2次ハイテクスニーカーブーム到来。なかでもエアプレストの人気は凄まじく、需要に供給が追いつかない状況でした。

しかし、再びスニーカーそのものの人気に陰りが。昔あった、スニーカー=クールからスニーカー=かっこ良くないというイメージが若者の間に拡がりました。00年代、若者はロングノーズのレザーシューズやブーツを履き、女子はスニーカーに見向きもしない。当然スニーカー市場は一気に縮小したころがありました。

これは、エディスリマンが立ち上げたディオールオムや、ドルガバの影響も大きいでしょう。世界のモードブランドの台頭ですね。ストリートを席巻。モードブランドのスニーカーはよく売れたのもこの頃。

その後、負けじと各スニーカーブランドはチャレンジを続け、名作のリメイクという着地点を見つけます。エアフォースワンなどがそれです。最近ではスタンスミスが復活するということで2014年注目のスニーカーとなりそうです。
こういう方向性とともに、モードとともに発展していったスニーカーも。アレキサンダーマックイーン×プーマを筆頭に、プーマのモードブランドとのコラボスニーカーの勢いが05年代前後あったことも確かです。

そして、2012年前あたりからハイテクスニーカーが再々燃。ナイキのフライニット、アディダスのエナジーブーストなど根気強く開発を進めてきた大手スニーカーブランドがランニングシーズンや流行とともに花開く。その一方で爆発的ヒットとなったのがニューバランス。

特に、JクルーとコラボしたM1400などは神がかっていました。同じくMR993、M990といった900番台モデルがワールドワイドで良好なセールスを記録。もちろん、愛用していたスティーブ・ジョブズを無視することはできないでしょう。

現在の注目スニーカーはVANS、アディダスキャンパス、ナイキのローシランなどクラシックモデルにスポットライトがあたっているようですね。再びおきたスニーカー戦国時代、次のトレンドセッターとなるスニーカーは一体どれでしょう。

posted by No.9 at 21:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日本のファッション動向と流行 | 更新情報をチェックする
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