■イラストのように色鮮やかなアイテム
モスキーノ 2016-17年秋冬メンズコレクション - 服がキャンバス!?2Dアートを3Dに変化|FASHION PRESS
コレクションにインパクトを与えるのは、ファーストルックから登場するシャープなシルエットのスーツや、ステンカラーコート、ダウンコートなど。
ビビッドな色合いに圧倒されるのはもちろん、さらに驚かされるのは、“影”をつけていることだろう。
折り目や縫い目などを巧みに活用しながら、1つのアイテムの中にダークな色合いを混ぜたり、白い線を加えたりして、人口の影を作り出している。
まるで絵画の世界から抜け出してきたような斬新なカラータッチだ。
また、ギルバート&ジョージの『YOUTH FAITH』という作品をモチーフに、MA-1には十字架のパッチを。
他にもタイポグラフィーや幾つかのセリフとフレーズ、若い男の顔など、彼らのアートから引っ張ってきた要素がコレクションに垣間見える。
各アイテムに目を向けると、バリエーション豊富なMA-1に加え、M-65などのミリタリーブルゾンが目立つ。
加えて、派手な色使いのアイテムを掛け合わせたり、パーカーにシャツを腰巻するなど、ストリートカルチャーを色濃く反映させたようなスタイルが目立つ。
後半に顕著に登場する、派手に色をコラージュするパンクな色使いは、アーティストにもデザイナーにも共通する反体制的な部分を表現したそうだ。
「ART FOR ALL」と題された今シーズンは、まるでギャラリーに迷い込んだようなランウェイとなった。
ロンドンで発表された今回のコレクションは、ギルバート&ジョージという2人組のアーティストからインスピレーションを受けています。
まるでイラストから抜け出てきたようですね。
【via】Moschino
【世界のファッション・ブランドの動向の最新記事】
- COACH が社名を TAPESTRY ..
- BALENCIAGA ブランドロゴをシン..
- GAP と BANANA REPUBLI..
- KERING と LVMH 共同で痩せす..
- GAP オーストラリアから半年以内に撤退..
- Vivienne Westwood メン..
- FENDI 2016年秋冬メンズコレクシ..
- Alexander Wang 自身のブラ..
- EU離脱 ファッション業界から嘆きの声
- イギリスのEU離脱問題にデザイナーが残留..
- Giorgio Armani 2017年..
- COACH 2017年春コレクション
- VERSACE 2016年秋冬コレクショ..
- RAF SIMONS 2016-17年秋..
- Brioni 新クリエイティブディレクタ..
- Paul Smith 2016-17年秋..
- COACH 全世界で従業員300人をリス..
- DIGAWEL 2016年秋冬コレクショ..
- Karl Lagerfeld が Ch..
- PUBLIC SHOOL コレクションス..