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2017年09月10日

GAP と BANANA REPUBLIC 全世界200店舗閉鎖へ


■現在店舗数の1割強が閉店


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「ギャップ」「バナリパ」が200店舗削減へ 「オールドネイビー」は1兆円ブランドを目指す|WWD JAPAN
アート・ペック(Art Peck)=ギャップ(GAP INC.)社長兼最高経営責任者(CEO)は今後3年間で、好調な「オールドネイビー(OLD NAVY)」と女性向けスポーツウエアの「アスレタ(ATHLETA)」を約270店舗増やす一方で、不調の「ギャップ」および「バナナ・リパブリック(BANANA REPUBLIC)」は“すでに成熟したビジネス”だとして、同期間中に計200店舗あまりの削減を進めることを決めた。
 また、現在約3200店舗を運営する同社は今後3年間で7億5000万ドル(約810億円)をデジタル関連に投資することと、ビジネスの規模やスケール、ブランド間のシナジーなどを有効活用して、5億ドル(約540億円)の支出を削減することを宣言した。
 同社は2005年までにすでに650店舗を閉鎖しており、店舗削減の傾向は現在も続いている。
しかし、現在70億ドル(約7600億円)の「オールドネイビー」の年間売上高は100億ドル(約1兆円)に達すると見られており、08年に買収し、当時は小さなビジネスだった「アスレタ」についても10億ドル(約1000億円)以上を狙えるという。
 一方で、同社は不調の「ギャップ」と「バナナ・リパブリック」を切り捨てるつもりはないという。
ペック社長兼CEOは「両方とも成熟したブランドで、まだまだ利益を生み出すことができる。『バナナ・リパブリック』は不調だといわれているが、われわれはそう思っていない。同ブランドはキャッシュフローを生み出すビジネスだと信じている」と話した。
 また、店舗閉鎖については「既存店舗を閉鎖しなくてすむように、手は尽くしている。だが、古くから出店している地域やモールの一部については、顧客が離れてしまった地域も存在する。顧客が移動した場所にわが社も出店するために、店舗を閉鎖する必要があるだけで、損失が出ているから店舗閉鎖を決めているわけではない」と説明した。


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傘下の OLD NAVY と Athleta は、ネットでも好調で店舗を増やす見込みです。
日本からは、GAP の路面店が撤退するなどオンラインストア強化の動きが出ています。


【via】GAP
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