アニヤ・ハインドマーチのエコバッグはもはや社会現象らしい

■ヤフオクだけじゃなくeBayでも転売されてるし（汗）

 

モードプレスから

【ジャカルタ/インドネシア20日AFP】世界各国で大反響を巻き起こしているアニヤ・ハインドマーチ（Anya Hindmarch）のエコバッグがインドネシアで発売中止になった。 　エコバッグは今月20日からインドネシア国内で発売開始予定だったが、香港や台湾での人気過熱ぶりを考慮した結果、取りやめるに至った。 ■約1870円のエコバッグ巡る争いを懸念 インドネシアで唯一エコバッグを販売する予定だった代理店「On Pedder」のSendyさんは「香港で巻き起こった騒ぎを考慮し、販売を中止することにした。14万ルピー（約1870円）のエコバッグを巡って人々が争うことを考えると、販売する価値がないと思う」と語る。後日販売するかどうかは現在未定だという。 7月6日に販売開始となった香港では、「I’m Not A Plastic Bag」というスローガンを掲げたエコバッグを求め、何千人もの客が店舗に押し寄せる騒ぎとなった。 一足先に販売されたロンドンやニューヨークでも大人気となり、ネットオークション大手イーベイ（eBay）では販売価格の何倍もの値で取引された。(c)AFP

ヤフオクで大体20,000円くらいで取引されているので販売価格の

１０倍になるわけです。でもって世界最大ネットオークションのeBay

でも130ドルくらいで落札されています。

ここで、私はタラタラと「エコバッグなのに、転売してガソリン使って

落札者のもとに届いたらエコになってないじゃないか！」とお説教

を言うつもりはありません（とか言って書いてるじゃないか、

という突っ込みが・・・　汗）。

 

アニヤ・ハインドマーチというブランドから販売された「モノ」が約2,000円

で買えるということに皆、価値を見出しているのであり、このことが社会現象

として表れたという事実、つまり、ブランド志向型の人間が多い典型的な例が、

世界で証明されたことを意味していると思いました。どうやらブランド大好き

人間は日本人だけじゃないようですね。これが、アニヤ・ハインドマーチ

じゃなくて、ヴィトンでも同じことが・・・いや、もっとすごいことになったかも。

この可愛らしいエコバッグ、デザインに全くケチを付けるわけではないですが、

何の宣伝もなくスーパーの一角で陳列されていたらどうでしょう？

おそらく誰も見向きもしないのではないでしょうか？

 

あくまで、「アニヤ・ハインドマーチ」という形作られたイメージが大切なんです。

名前が大切なんです。お店に並ぶということが、もうブランドイメージを高める

んです。ちょっと皮肉になってしまったのが残念ですが、エコに挑戦すること

は素晴らしいと思っています。

でも・・・・・転売は止めましょうよ、と一言。

 

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