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2008年01月09日

ユニクロで見る中国生産の限界と中国市場の可能性

■時代は中国産ではなく中国を市場として働きかけること

フジサンケイビジネスアイから

■生産比率9割6割 3年で9店100店に

 カジュアルウエア「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングは31日、ユニクロブランドの中国での生産比率を段階的に現在の約9割から6割程度に引き下げる一方、中国の店舗を3年間で現在の9店から100店に拡大する方針を明らかにした。ユニクロの成長の源泉といえる中国の位置付けを「世界の工場」から「世界の市場」へと大きく転換。東南アジアでの生産を拡大し、中国に一極集中するリスクを分散すると同時に、中国での販売を新たな成長の原動力としたい考えだ。
同社は1986年に国内生産から中国の縫製工場に委託生産する方式を導入。中国での低コスト生産に加え、商品の企画から製造、販売までを一貫して手掛ける「製造小売り(SPA)」と呼ばれるビジネスモデルで、急成長を果たした。
ほぼ全量を中国で生産していた時期もあったが、現在は約10%をベトナムやカンボジアで生産しており、この比率を段階的に高めていく。生産の移転では、これまでの技術指導で高品質の生産を実現し、信頼関係もある中国の生産委託先に東南アジアへの進出を促し、工場建設などを支援する。
同社が中国での生産比率を引き下げる最大の狙いは、「世界中でユニクロ製品を販売するため」(柳井正会長兼社長)だ。

簡単にいいますと・・・

まず中国の最近の経済発展のよって賃金が高くなって生産コストが
上がった。
と同時にそれに伴い、中国人自体をターゲットにしてショップを作る。
市場規模は13億人。これでユニクロを世界のカジュアルブランドにする。
賃金の低い国を探すと同時に、フェアトレード(仕事を様々な国に
分散して世界の経済効果を上げる。一箇所に集中させない)を
遵守することに力を入れていることがあげられます。

以上から、中国での生産比率は9割→6割、ショップ数は
3年で9店から100店になるそうです。その発想はなかったわ(笑)

ハニカムと、いまはなき「STYLE max」でおなじみのメディアクリエイター、
高城剛氏がこのような脱中国生産のことを、リアルに感じながらブログ
綴っております。ドンキホーテのドレスシャツ1,980円を愛用している、
高城剛氏ですが、イギリスで見つけたプライマークのシャツは、なんと
750円。高ユーロ時代でこの値段は確かに神すぎる。ちなみにイギリスの
ユニクロは5,000円だそうな。たか!バリューじゃないじゃん(汗)
プライマークはカンボジア製、ユニクロは中国製。その結果が以下。

それより気になるのは、産地国で、
イギリスのワイシャツの産地国は、
ここ数年、中国からベトナム、カンボジアへと変わってきている。
恐らくだが、中国産よりモノが良く安い。それが販売価格によく現れている。

もはや公然の秘密だが、メガブランドの「メイド・イン・イタリー」のシャツも、95%アジアで作って、最後にカフとカラーをイタリアで縫い付けるだけ。そんなメガブランドも、最近脱中国の様をみせはじめた。
一方、日本のワイシャツのほとんどは、まだ中国製。

もう中国ブームは去ったと、白いワイシャツが教えてくれました。

made in Italy問題は僕もよく知っています。名前は晒せませんが、
皆さんが耳にタコができるくらい聞いたことのあるブランドのシャツ
作りの工程が、中国でほとんどやってしまうのという現実。グレー
ゾーンなことですがね。

実際、知人によると、カンボジア、ベトナム、チュニジアの製品
はなかなかよいようです。
時代は「made in China」から「made for China」に移行している
のかもしれません。

 

posted by No.9 at 14:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | ブログ 情報など | 更新情報をチェックする
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