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2008年04月13日

ファッションショーとベートーヴェンの関係性

■続・音楽と服の関係性について-ベートーヴェンはトレンドセッター

クラシック音楽をコレクションのウォーキングミュージックに使うと
皆成功している、こんな面白いことを菊池成孔氏は、ファッションニュース
132号で述べています。

本当に!?僕は驚きました。その根拠となるデータがないためなんとも
言えませんので。また菊池成孔氏は、ベートーヴェンはヨーロッパの人間
にとって、何なのか、特別なものなのか、我々だと何に置き換えられるか、
ということを投げかけています。

結論からいうと、ベートーヴェンはヨーロッパの人間の中での、普遍的な存在
であり音楽界の最強のトレンドセッターとしてモードを作り上げた人間です。

菊池成孔氏は、日本を代表する音楽家の1人。彼の著書である、
「服はなぜ音楽を必要とするのか?」を通して、音楽とファッションショーの
ズレ/揺らぎが、とても重要であることを以前ご紹介しました。まだ読んで
いない人は、一読をオススメします。

どうも、クラシック音楽にはロックとは異なる作用があり、ファッションショーに
影響を与えているかもしれない。ディオールオムのクリスヴァンアッシュは、
コレクションで、オーケストラにオリジナルの曲を演奏させましたが、これは、
クチュールを表現するためだと、彼は言っています。もっと簡単に言うと、
エレガンスを表現したいから・・・だそうです。

 

その中でも、今回はベートーヴェンのみにしぼって考えたいと思います。
自分が知っている限りで、最近のクラシック音楽を使ったコレクション
といえば・・・ミラノコレクション2008-2009A/Wのジルサンダー。
「のだめカンタービレ」のテーマ曲にもなりました、ベートーヴェンの
交響曲第7番の2楽章を使っています。この2楽章というところが粋。
葬送行進曲なんです。暗いんです。重々しいんです。

それをウォーキングミュージックにしちゃおうっていうんですから、
ラフシモンズも相当ぶっ飛んでいるなぁと。その模様は以下。歩きのテンポと
音楽のテンポが全く合っていないのに、なぜか説得力のあるコレクション。

 

菊池成孔氏が述べているように、音楽とウォーキングのテンポのズレ/揺らぎ
みたいなのものが、このコレクションに何かしらの価値的効果を与えている
ことは、感じます。音楽はずっしりと暗く悲しい。それを完全に無視した、
颯爽としたウォークは、潔いものがあります。さて、なぜベートーヴェンを使う
のか、という疑問。ベートーヴェンとはヨーロッパの人間にとって何なのか、
ということ。

ベートーヴェンは、ヨーロッパの人間にとって最も人間らしい象徴なんじゃ
ないかと思っています。それは、皆のヒーローといううよりも身近な存在、
そんな気がします。

簡単に言うと、ベートーヴェンは西洋音楽の歴史上で、初の非・貴族の
お抱えの大作曲家です。彼は誰にも媚びませんでした。政治的には自由主義者
とされていますが、民主主義者と言ってもいいのではないか、と僕は思ってい
ます。最終的に所謂カトリック、キリスト教をも受け入れなかった。神は、
雲の上の存在じゃない、自分の中に神がいる、映画「ダヴィンチコード」
「敬愛なるベートーヴェン」を思い起こさせる考えですが、とにかくぶっ飛んで
いました。考えがアバンギャルドで当時では、受け入れらなかった。ある意味、
痛い人でもあったと思います。

また音楽においては、あらゆる面で革命家です。後期ロマン派への架け橋
であり、後に活躍する多くの作曲家が、彼を目標にしたことは有名です。
有名な「第九」は、当時では考えられない作曲技法のオンパレード。詳しく
は書きませんが、現在でもそれは高く評価されています。これから1000年
経っても演奏されているのではないでしょうか。

以上から、ベートーヴェンは西洋音楽史上の最強のトレンドセッターであり、
貴族の顔を伺いながら書く作曲家ではなく、自分の哲学、考えで音楽を
純粋にストイックに生み出す、「モード」を確立した人間である、といっても
過言ではないのではないか、と思います。

ファッションと音楽の「モード」、全く同じにしてしまうのは、無理があります
が、常に先を見て、新しい価値を提案する根底の部分では共通点がある
んじゃないかと思います。

 

posted by No.9 at 21:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | ブログ 情報など | 更新情報をチェックする
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