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2012年11月23日

ラグジュアリーブランドのブティックに必要な顧客を満足させる5つの要素

■不況のいまだから必要な顧客の経験価値の向上 ECサイトへの対抗

高級ブランドの直営店で定価で服を買う。世界で不況真っ只中ではなかなか難しい状況になっています。英国では、その高い商品を買ってもらうためには顧客の経験の水準を高めて行かなければならないと主張しています。

経験というのは、経験価値(シュミットの理論:商品やサービスそのものの価値ではなく、実際に顧客がそれらを利用した経験によって得られる価値。満足や効用)のことも意味すると思うのですが、ブティックのサービスにはそれがまだ足りないと。

英国の経済紙huffingtonpostにおいて、このサービスの向上がなければ、今後存在が危ういことをあげています。その具体的なサービスを戦略系コンサルタント企業のグロブナー・ファンド・マネジメントは、顧客をハッピーするための5つ要素に分類しているので紹介したいと思います。

 

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posted by No.9 at 20:54 | Comment(2) | TrackBack(0) | そもそも「ブランド」とは? | 更新情報をチェックする

2012年03月31日

ブランドの遺産を伝えるための動画配信が流行

■メゾンの原点回帰を動画で配信 コンテクスト(背景、文脈)を共有する

ここ2年ほどで、歴史ある各メゾンのファクトリーだったり、クラフツマンシップを意識した動画の配信が目立っていると思うんですよね。ルイヴィトン、バーバリー、ダンヒル、シャネル、グローブトロッター、マーティングリーンフィールド、プラダ、フェラガモ、ヴァレンチノといった一流メゾンやクラシックブランド。
ブランドの裏側に物語あり。物語には歴史あり。歴史をつくる者、それは職人なり。この流れは、消費者にとって一番効果的なのかもしれません。特にメンズファッション市場が世界的に成長していることから、直感的なイメージよりも、歴史と職人達の仕事を理解してもらい、物語として購買まで持っていくという手法をとっているとも考えられます。これは、男性は女性よりも服の購入対して保守的と言われているためです。

そのような動画を今一度簡単に観て行きましょう。
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posted by No.9 at 20:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | そもそも「ブランド」とは? | 更新情報をチェックする

2010年05月09日

有名ブランドのチノパンに50,000円を払えますか?   

■今さらながらの適性価格とブランドイメージ、デービッド・A・アーカーも登場

ファストファッションが国内を覆っている中で、g.u.の990円ジーンズから始まり、い
わゆる消費者の中での過去の適正価格(≒内的参照価格)のイメージが崩れ去り
かけています。ハイブランドの10万円近くするパンツは、売れなくなり、セットアップに
して、全体のコストを下げ売るという苦肉の策を行っているブランドもあります。
でも、高いのには訳がある・・・。そうやって90年代半ばからの不況でも、約10年間、
時には食事を我慢したり、お金を借りてでも頑張って日本人はブランドものを買って
きたわけで・・・その全てを否定することも悲しいのであります。もちろん今と生活者の
価値観は変わっていますが。

そんな中、NY timesが今さらならがらの内容の記事を載せています。でも、改めて
考えるきっかけとしてはよいかも、なんて思い簡単に紹介することにしました。
それは、『なぜパンツに550ドルも払うのか』というもの。この疑問に、現在勢いのあ
るバンドオブアウトサイダーズが例に出され、90年代のブランド論の火付け役、元
電通ブランド・コンサルティング室顧問のデイビッド・A・アーカー氏が分析していま
す。

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posted by No.9 at 19:21 | Comment(6) | TrackBack(0) | そもそも「ブランド」とは? | 更新情報をチェックする

2008年11月25日

続:「焼肉小倉優子」から学ぶ、ブランド拡張の境界線の考察

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前の記事からの続き。情動・アドホック・関与を説明してきました。
これを使用し、消費者が焼肉小倉優子に対して斬新でいい!と
思うメカニズムをシミュレーションしてみます。

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posted by No.9 at 20:56 | Comment(3) | TrackBack(0) | そもそも「ブランド」とは? | 更新情報をチェックする

「焼肉小倉優子」から学ぶ、ブランド拡張の境界線の考察

■「親近感」×「ギャップ」=「新市場の開拓」無意識マーケティングの1例

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posted by No.9 at 18:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | そもそも「ブランド」とは? | 更新情報をチェックする

2008年08月05日

ココ・シャネルで学ぶブランドマーケティングの基礎

■ココ・シャネルが史上初めてブランドマーケティングを構築した人

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2008年04月26日

ハローキティが世界的に人気な理由

■ブランドの枠を越えた、人生のアイコンという新しいブランドになったから

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posted by No.9 at 22:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | そもそも「ブランド」とは? | 更新情報をチェックする

2007年12月11日

「銀座」というブランドイメージを再考察

■銀座=高級ブランドショップ通り、だけでは限界が来る

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2007年08月21日

ボッテガヴェネタが成功した4つの秘訣

■ロゴがないから成功するブランドパワーの秘訣

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2007年02月03日

ブランド2.0を考察する

web2.0に続く、ブランド2.0とは

 

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2006年12月05日

特集:伊勢丹ばかりが売れる理由

■テレビ番組「極上の月夜」から

簡単にいうと、

伊勢丹そのものが、ブランド化されているからです。

 

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2006年09月03日

ブランドロゴの力

■ブランドロゴは他と区別するための方法と価値

 

ブランドとは?という意味について序章を書きましたが、

今回はその次、ブランドロゴについてのお話。まだ専門的

な意味については入らないので気軽にご覧ください。

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posted by No.9 at 17:12 | Comment(2) | TrackBack(1) | そもそも「ブランド」とは? | 更新情報をチェックする

2006年07月20日

そもそもブランドとは?序章

 昨日の晩から今まで見て頂いた方々、見づらくて誠に申し訳ありません。

ブログサイトが勝手にメンテナンス工事を始めやがって・・・いえいえ

始められまして(汗)、画像がおかしくなっておりました。なんとかもどりました。

これからもご指導ご鞭撻のほうよろしくお願い申し上げます。

 

 さて、「ブランド」とはそもそもなんなのか?ブランド論、心理学、マーケティング

の見地から1985年くらいから、アメリカで議論が繰り返されているホットな質問

ですが、今回は学問的な定義は省いて、時事ネタである「銀座」の問題を

取り上げて、なんとなく分かっていただこうと思います。

 

 結論からいうと「〜っぽさ」、「らしさ」ということになります。

具体的に当てはめてみましょう。「ルイヴィトンぽさ」「ルイヴィトンらしさ」

というのが、私達人間の頭の中にはボヤボヤ〜とイメージの塊としてあるわけです。

これが、ブランドないしブランド・イメージというものです。

 

 では、銀座について話を進めます。

 

毎日新聞から、

「銀座らしさってなに?」

ー銀座の松坂屋超高層化で論争ー

 

 銀座の中心・三越前の4丁目交差点から街全体を見渡すと

建物が10階程度の高さに抑えられていることに気づく。

整然さと落ち着きがあるのだ。「そこが銀座の魅力なんです」と

語るのは、商業者団体や町会代表で作る全銀座会の理事長。

「街全体がショッピングエリアのような、歩くのが楽しい景観は他

にはありません。」

 これには、建物の高さを最大56メートルに規制する「銀座ルール」という地区計画

がある。

そこに、松坂屋が森ビルとともに高さ178メートルの超高層ビル計画を公表した。

地元団体は反発した。区を交えて3者協議が続けられている。

 

さて、ここで注目して頂きたいのはなぜ地元団体が高さ178メートルのビルを

建てることに反発しているかです。ずばり「銀座らしさ」を失うからという

主張です。銀座の街並み、景観が失われるからです。

 繰り返しますが、銀座といえば宝飾やブランド品がショーウインドーを飾り、

昔も今も変わらぬ「日本の文化の顔」。整然とした街を残しています。

私も個人的には銀座が大好きで何度も行きます。新宿、渋谷、原宿とは

全く違う外観を持っています。とても「キレイ」だし、「高級感」を感じるし、

歩いているだけで、「セレブになった気分」になったりします。

 

この「整然とした街並み」「日本の文化の顔」「キレイ」「高級感」

「セレブになった気分」の要因(イメージ)こそが「銀座らしさ」=「ブランド」

なんです。ですから、このイメージに合わない要因が入ってくるとブランドに

傷が付くのです。

 この高層ビルを銀座ではなく、新橋、汐留あたり建てたらなんの問題も

ないでしょう。だって新橋といえば、汐留シティーセンター、に電通ビル

日本テレビ・ビル、ソフトバンク本社、共同通信社ビル、富士通ビルなど

超高層ビルばかりですから。

 しかし、銀座4丁目は全く畑違いな話になってしまいます。

ルイヴィトンが水道事業に着手したら、変だと思うでしょう?

(ちょっとオーバーですが、これくらい変だと分かって頂けたら幸いです。)

 

これが、「ブランド」というものです。なんとなーく分かって頂けましたでしょうか?

今度はちょっと専門的な事柄も入れつつ説明し、最終的には皆様のご意見を

もとに、ファッションブランドの将来像を作れればいいなー、と思ってます。

では。

 

posted by No.9 at 15:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | そもそも「ブランド」とは? | 更新情報をチェックする