■不況にもかかわらずいつの間に増えた東京ブランドの直営店
asahi.com(朝日新聞社):表参道、東京ブランド出店ラッシュ 銀座は大型店 - SHOPINFO - ファッション&スタイル
表参道 「東京ブランド」直営で発信
表参道周辺では、日本の若手ブランドが次々と直営店を開く。迷路のような内装や路地裏への立地、木々の緑や広い窓など「自然」の要素の活用が共通する。
海外でも評価が高いサカイ(sacai)は初の店を、南青山にある赤れんがのビルの1、2階に展開。277平方メートルの店内は、雰囲気を変えた小部屋が並び、迷路に迷い込んだようなわくわく感がある。
「まとふ」の初の路面店は、住宅地の中の2階建ての建物の1階(約53平方メートル)。周囲には緑が多く、樹齢百年以上のクスノキもそびえる。
創業は05年。展示会での予約販売が中心だったが、固定客が増え、出店に踏み切った。デザイナーの堀畑裕之と関口真希子は「来店客は予想外に若い男性が4割。今後、メンズラインの充実を図る」と語る。
06年に創業したビューティフルピープルの店は、白が基調のシャープな内装。白い造花で埋め尽くした壁が近未来的でロマンチック。約22平方メートルと小規模だが、商品は1カ月ごとに入れ替える。デザイナーの熊切秀典は、「卸先で完売した商品でも、定番品はいつも置いてある店にしたい」という。
若手ブランドが直営店を持ち始めたのは、地価の下落に加え、衣料消費の低迷で、卸先のセレクトショップが発注量の抑制や仕入れの値下げなどを求めるようになったことも背景にある。南青山に店を出したオブジェスタンダールのデザイナー、森健は「卸をやめて自前で売っていくためには、ブランドの世界観をより強く発信していくことが必要」と語った。
メンズのホワイトマウンテニアリングなども開店。モンクレールやコスチュームナショナルといった海外の人気ブランドも出店した。
まずは、遅ればせながらsacaiの直営店が南青山にオープンしました。
kolorが南青山にオープンした前後からどんどん表参道、青山に東京ブランドの直営店が増えてきましたよね。表参道ヒルズではジュンハシモトのショップもオープン。
フェノメノンは、ザ・コンテンポラリーフィックス内にヘッドショップを無期限で展開されるということで、ショップインショップのような形で青山で展開。
さらに、タカヒロミヤシタ・ザ・ソロイストのgrocerystore.が南青山にオープンしました。
最近では、先日オープンしたサカイの直営店の話題で盛り上がっていて、影になっていますが、サトルタナカの田中了氏がセレクトショップを代官山にオープンさせています。ライトインオーガスト。もちろんサトルタナカが揃いますが、ほかのアイテムもあるそうです。ほかに代官山ではメルシーボークーの直営店も最近オープン。他に、渋谷ですが、エトセンスも早めに直営店をオープンさせました。
地価の下落はあっても、やっぱり表参道、青山エリアはすごく高いんじゃないかと思うんですよね。そうなると、森健氏が語るように「卸をやめて自前で売っていくためには、ブランドの世界観をより強く発信していくことが必要」ということがあるのかな、と。セール自体も直営店で行いますしね。
セレクトショップで広く取り扱ってもらうというよりも、自分の家をしっかり持ってお客を招く方向へと東京ブランドは進んでいくのでしょうか。
【おすすめの最終セール】
イーストパック×クリスヴァンアッシュ色違いが入荷 (完売間近)
Oki-niがファイナルセールで70%OFF