■スリークとスポーティを複合
マイケル・コース 2016年秋メンズコレクション - 上質さ溢れるスリーク&スポーティ|FASHION PRESS
アウターは、ピーコート、ダウン、ステンカラーコートといった豊富な提案。
細身に仕立てられたシルエットは、クリーンで洗練された男性像を想わせる。
一方、リラックス感のあるスーツで見せるクラシカルな装いはグレーとブラックで合わせたミニマルな装い。
そこはかとなく漂うスポーティーさはリュックやニット帽などの小物から読み取れる。
随所に登場したツイードは、アウターとして採用されシンプルなスタイルを構築している。
テクスチャーはしっかり。だからこそかっちりと体のフォルムを包み込み、ラインを美しく見せる。
コレクションの中でも目を引くバッファローチェックは、ボルドーでクラシカルに表現し、細身のスラックスと上品に組み合わせた。
コージーなカシミヤのスウェットは、グレーカラーがより快適さを増幅させているように映る。
今季のカラーはブラック、ホワイト、チャコールグレー、総じてナチュラルだ。
主張は少ないが、それが故に居心地がいい。
ラグジュアリーなファーコートにしてもキャメルの優しさがふわりと感じられる。
異なるテーマがシルエットのバランスによって融合されています。
秋らしいカラーと差し色のバッファローチェックが目を惹きました。