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■fashion marketing:エディ・スリマンに聞くファッション業界の未来, 繊維産業の課題と希望, これまでのユニクロの勝因は何なのか?日本とアメリカの考察を比較,ファッションのPR活動の未来,
■消費者の服と心理:格差社会と言われてから今日までのファッション市場のあらまし,英国が考察する、日本経済とファッション消費への価値観の変化,英国考察:ファストファッションは今後消滅していくだろう,英国「日本の若者は高級ブランド品に対して財布の紐を閉めている」, ファッションのPR活動の未来,服を定価で買うのが馬鹿らしいのは、ワクワク感がないから

【メゾンマルタンマルジェラ特集】

メゾンマルタンマルジェラのカルトブランド力と3つの課題, メゾンマルタンマルジェラへのインタビュー全訳,ブログ記事を使ったマルタンマルジェラの計量テキスト分析

【その他特集いろいろ】

■モテ:女性にモテるスーツの着こなし
スニーカートレンド2011
■ルイヴィトン:ルイヴィトンの質屋特集
【全国のセレクトショップ特集】

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■ネットショップ:全国ネットショップ(オンラインショップ)特集
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2016年03月24日

MICHAEL KORS 2016年秋メンズコレクション


■スリークとスポーティを複合

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マイケル・コース 2016年秋メンズコレクション - 上質さ溢れるスリーク&スポーティ|FASHION PRESS
アウターは、ピーコート、ダウン、ステンカラーコートといった豊富な提案。
細身に仕立てられたシルエットは、クリーンで洗練された男性像を想わせる。
一方、リラックス感のあるスーツで見せるクラシカルな装いはグレーとブラックで合わせたミニマルな装い。
そこはかとなく漂うスポーティーさはリュックやニット帽などの小物から読み取れる。

随所に登場したツイードは、アウターとして採用されシンプルなスタイルを構築している。
テクスチャーはしっかり。だからこそかっちりと体のフォルムを包み込み、ラインを美しく見せる。
コレクションの中でも目を引くバッファローチェックは、ボルドーでクラシカルに表現し、細身のスラックスと上品に組み合わせた。

コージーなカシミヤのスウェットは、グレーカラーがより快適さを増幅させているように映る。
今季のカラーはブラック、ホワイト、チャコールグレー、総じてナチュラルだ。
主張は少ないが、それが故に居心地がいい。
ラグジュアリーなファーコートにしてもキャメルの優しさがふわりと感じられる。


異なるテーマがシルエットのバランスによって融合されています。
秋らしいカラーと差し色のバッファローチェックが目を惹きました。

2016年03月15日

JOHN LAWRENCE SULLIVAN 2016-17年秋冬メンズコレクション


■1980〜90年代のミュージックシーンからインスパイア

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ジョン ローレンス サリバン 2016年秋冬メンズコレクション - ラインで魅せるロックスタイル|FASHION PRESS
キーアイテムは、ドロップショルダーのロングコートやマキシコート、そしてバリエーション豊かなレザーアイテム。
チェスターコートは大きいシルエット感や、引きずるほどの丈の長さが目を引く。
シンプルな単色のものから、ツイード風のものまで実にいろんなデザインを展開。

そしてコーディネートに積極的に取り入れられたレザーアイテムは、トップスやパンツ、ライダース、そしてコートまでもが豊富に揃う。
柔らかく着やすい牛皮を使用し、断ち切り加工がこなれ感を演出してくれる。
トップス、パンツは一見シンプルに見えるが、袖の裏やサイドに異素材を採用し、ちょっとしたアクセントに。

スタイリングに目を向けると、縦のラインを意識したミニマルかつシンプル着こなしだ。
様々な素材やカラーのパンツに、ロックの雰囲気を助長するロゴ入りトップス、そしてロングコートによって作り出されたIライン。
80〜90年代のロックな匂いを醸し出しながらも、洗練されたロックスタイルが完成した。


今季も引き続きロックな雰囲気のコレクションです。
モノトーンコーディネートの差し色に、前回シーズンと同様に赤を取り入れていて、今季は緑も配色されました。


【via】JOHN LAWRENCE SULLIVAN

2016年02月27日

COMME des GARÇONS HOMME PLUS 2016-17年秋冬コレクション


■フランス・パリで発表

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コム デ ギャルソン・オム プリュス 2016年秋冬メンズコレクション - 戦えない甲冑|FASHION PRESS
最初に登場したのは、黒の上着に紺のパンツの3人の男。
ジャケットの肩には分厚いレザーのヨークが貼られていて、肘から下が別布で切り替えられている。
そして、警備中の騎士団のような張りつめた空気を放っている。

その後に続くモデルたちは、頭に大きな花をのせている。
ジャケットや燕尾服の肩には鎧のようなカバーが備え付けられていて、袖は可動域に合わせて3つに分割。
それぞれ違う色柄、素材が組み合わされていて、本来の鋼鉄ではないカラフルな生地だから、あんまり強そうな印象を受けない。
また、背中が燕尾服のディテールになっているシングルのチェスターコートやジャケットは、剣道の袴のようなハの字型の別布(袖と同じように4段になっている)が付けられている。

パンツも同様に複雑かつ立体的な甲冑のパターンを採用していて、黒のプレーントゥも甲の部分に革のパーツを三重にかさねている。
前半のメインカラーはブラック。
袖のブルー、ボールド、グリーンなどが黒の世界に彩りを与えている。

中盤に入ると、前半のコンセプトをウェアラブルにしたルックが登場。スーツのベースカラーはベージュとグレーに切り替わり、肩パッドは外され、袖の切り替えは4つになる。
洗いをかけた黒のトレンチコートや燕尾ジャケットは、袖から肩までをカバーしたようなものが被せられていて、とくに後ろ姿が男らしく個性的だ。
終盤にさしかかると、肩パッドが復活し、袖の配色がカラフルになり、花柄が増えていく。

最後は、シルバーのリベット使いで甲冑のシルエットを表現した黒一色の男たちがランウェイに。
フィナーレでは両手に花束を抱えて登場し、会場は鳴り止まない拍手喝采に包まれた。

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甲冑のような装飾と頭には花がのっているというアンバランスゆえのインパクトが印象的でした。
鮮やかな花が会場を彩っていました。


【via】COMME des GARÇONS

2016年02月24日

LOEWE 2016-17年秋冬メンズコレクション


■スペインのシウダー エンカンターダ自然公園で撮影

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ロエベ 2016年秋冬メンズコレクション - ハイパーリラックス、古代からある“地球の色”に乗せて|FASHION PRESS
マッシュルームのような奇岩がいくつも林立する情景とジョナサン・アンダーソンが描く世界観がマッチし、幻想的なワードローブが披露された。

表面的で抽象的な自然界に浮かび上がるのは、これまでにも出会ったことのあるガーメンツ。それらの洋服をハイパーリラックスに仕上げた巨大な出で立ちが、ジョナサンの導いた答えの形だろう。
冒頭のルックでフォーカスされたバックパックは、そのマニフェストの象徴といえる。
背中を覆い尽くすような姿形には、圧倒される勢いの中にも力の抜けた穏やかさが見られる。

また、多くのコーディネートに取り入れられている帽子は、2016年春夏シーズン同様スリープウェアがインスピレーションの源。
ゆるりとした感覚が1つ1つのピースから発せられているのがわかる。
自然の風景と馴染むようなパレットは、古来から続くアースカラーが中心。
そこに、ロエベらしい卓越した素材の技術が掛け合わせられている。


今回のコレクションによく登場する帽子がアクセントになっていますね。
アイテム同士がゆるい感じで繋がっているように思えます。


【via】LOEWE

2016年02月23日

Ermenegildo Zegna 2016-17年秋冬メンズコレクション


■誰もが飾り立て、人との違いを主張し、自らを宣伝する。

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エルメネジルド ゼニア 2016-17年秋冬コレクション - “クラシック”に飾る本能的エレガンス|FASHION PRESS
誰もが飾り立て、人との違いを主張し、自らを宣伝する。
そんなイメージの時代を背景に、デザイナーのステファノ・ピラーティは飾る行為を“クラシック”と捉えたコレクションを提案した。

ランウェイの最初を飾ったのは、ピークドラペルのダブルブレストコートだ。
ペイズリーやオリエンタル、幾何学模様を不規則に散りばめて、贅沢なパターンの使い方を見せている。手に持ったハットには、白い布が覆われ、そこにはナンバーが施されていた。続くルック全てに見られる小物へのナンバリング。ハットやレザーのグローブ、クラッチバッグ、さらにはジャケットにも。
それは、かつてナンバープレートをもって歩いたランウェイの歴史を想わせ、時代とともに歩むブランドの根源にあるアイデンティティを際立たせているようにも感じられた。

また、パターンの表現は今回のコレクションで最も重要なインスピレーション源となった。
立体感のあるイタリアの手刺繍、装ジャカードパターンを組み合わせたファブリックパッチワーク、ラニフィーチョゼニア(ゼニアのウール工場)生産によるスーパーファインファブリック、再生ポリエステルの生地まで、さまざまなファブリックを展開していく。
テキスタイルの重厚感、時折見せる素材の光沢感は“クラシカル”に飾るにはふさわしく、さらにそれに奥行きを与えるパターンの切り替えはオートクチュールを想起させる。

そういった表現によって完成させられていくガーメンツ。
ジャケットは原型に少しずつ変化を加えて、ビックシルエットにしたり、ポンチョ風にしてみたり、あるいはコンパクトに仕立てたり。
パンツは無駄のないミニマルなスタイルで足元に精緻な要素を流し込んでいく。
時にはオーバーサイズ気味にみせリラックスムードを漂わせるが、センタープレスをしっかり付け紳士的な装いを強調。
男性の多角的な表情を密かに落とし込んでいるようだ。

大胆不敵なスタイルを規範とするこの上なく洗練されたワードローブの提案。
クチュールライクなギミックによるクラシカルな装飾からは、形式から解き放たれた男性の本能的エレガンスが現されていた。




2016年02月18日

BOGLIOLI 2016-17年秋冬コレクション


■イタリア・ミラノで発表

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ボリオリ 2016年秋冬コレクション - 新CDダヴィデ・マレッロが紡ぐ、柔らかく温かいワードローブ|FASHION PRESS
ブラウンやネイビー、ボルドー、キャメルなど、落ち着きあるパレットを中心に展開。
素材の持つ柔らかな温かみと色合いが見事に溶け合い、優しさを奏でるように調和している。
スーツやアウターは、どれも人間の骨格を計算しつくしたジャストサイズで展開。
まるで外科手術のように丁寧に仕立てられたアイテムたちは、もともとそこにあったかのように体に寄り添っている。

アウター類はもちろんのこと、ニットやシャツも丁寧な仕事が光る。スカーフやグローブなどのアクセサリーがワードローブの深みを演出、ベルトやバッグ、シューズなどのレザーアイテムは、テキスタイルの穏やかさとは対照的に、ハードな印象をコレクションにもたらしてくれる。

日本文化からの影響、ロシアのリアリズムの絵画、バルテュス・キャンバスのメランコリックな魔法……。
これらのインスピレーションが、ダヴィデ・マレッロのファーストコレクションを彩る。
ショーのところどころで見られる柄の生地は、“パティネ”が効いたアンティークのフローリングや壁画のような風合い。
ファブリックの質感だけでなく、こういった柄が表現の厚みを増している。

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新しいクリエイティブ・ディレクター、ダヴィデ・マレッロさんの初コレクションです。
「パティネ」という、使い込まれるて生まれる艶や光沢の意味のコンセプトからスタートしました。


【via】BOGLIOLI

2016年02月17日

Dior Homme 2016-17年冬コレクション


■コレクションの基盤はハイブリッドという概念

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ディオール オム 2016-17年冬コレクション - ストリートパンクとラグジュアリーの融合|FASHION PRESS
会場の天井には巨大なシャンデリアが威風堂々と吊るされていて、ランウェイには赤い光を放つスケートランプが置かれている。
貴族的なラグジュアリーとストリート文化の融合を匂わす会場演出だが、はたしてどんなクリエーションを見せてくれるのだろうか。期待が高まる。

ファーストルックは、黒の細身のプレーンなスーツ。インナーの白シャツは、襟元にリボンとネックレスを重ね付けしていて、カフスはスポーツウェアのように親指を通せるようになっている。
足元はダブルモンクストラップとマウンテンシューズのディテールを融合させたハイブリッドなシューズだ。
それに続くスーツも黒で、上襟と上腕二頭筋のあたりに赤と白のラインが入っていたり、パンツがドローコードでウエストを締めるイージーパンツ型だったりする。
ここ数シーズン、創業者のムッシュ・ディオールの世界観を再構築してきたクリス・ヴァン・アッシュだが、最初の3体のスーツだけでかなりストリート色を強めてきていることが分かる。

その後は、ノーブルなディオールな世界観にストリートやパンクの要素を取り入れた疾走感あふれるスタイルが続く。なかでも目を引くのが、赤×黒の目の細かいブロックチェックのテキスタイル。
コーチジャケットと細身のパンツのセットアップ、細身のテーラードジャケットと超極太のワイドパンツとのセットアップ(おそらくスケーターが履くアメリカのワークパンツにインスパイアされたもの)、スーツの上に羽織るビッグサイズのアウターシャツといった具合に、様々なバリエーションで提案されている。
また、クラシックな柄のウインドペンの“壊し方"も面白い。
上質なダブルブレストのチェスターコートは、よく見ると赤の線から糸が有刺鉄線のように垂れていて、さながら「大人になったパンク少年」といったかんじ。
黒のスーツにピッチ幅の大きい白のウインドペンが入ったスーツは、白の線が手縫いで表現されている。

アイテムで目立つのは、極地登山にも使えそうなビッグサイズのダウンコート、シームテープが赤になったマウンテンパーカー、スケーターが着るカットソーとおじいちゃんが着るフェアアイルニットを融合させたようなニット、クラッシュ加工を手作業で施したと思われるブラックジーンズ、ペンキを上からこってり塗り付けたようなジーンズ、上質なウールのライダースコートなど。
いずれも、ストリートな匂いのするアイテムを上品にアレンジしている。

カラーパレットの主役は黒、赤、白の3色で、中盤にベージュがアクセントカラーとして加わる。ラストは、白いバラの花をコート、スーツ、ジーンズなどに落とし込み、チェッカー柄と組み合わせて提案。
クリスの得意とするストリート、スポーツの要素がこれまで以上に強く出ている一方で、上質な素材感や手作業の技術はディオールの伝統をしかと受け継いでいて、1+1が3になったような印象を受けた。


クリス・ヴァン・アッシュさんは「今の時代、誰しもただひとつの枠のみに収まることはありません。私たち人間を支配するのは複数性です。ですから、今シーズン、ニューウェーブという文化の記憶と、スケーターの文化を融合させ、そこにもちろん伝統的なコードも取り入れ、モダニティに染み込ませました」と話しています。

【via】Dior Homme ※音が出ますご注意ください

2016年02月16日

MONCLER GRENOBLE 2016-17秋冬コレクション


■2月13日にニューヨーク・リンカーンセンターの中央広場で開催

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モンクレール グルノーブルがNYコレクションで新たにスノボウェアを発表【16-17AWメンズ&ウィメンズ】|FASHION HEADLINE
毎年1回、秋冬コレクションのみ大掛かりな演出で楽しませる同ブランドは、今シーズン、NYの象徴的なロケーションでブランドのDNAであるスキーをベースとしたコレクションを展開。
アメリカンカレッジのスポーツイベントのオープニングを思わせる集団行動が、男女80名に及ぶパフォーマンスで演出された。

高機能素材と最先端テクノロジーを駆使したラグジュアリーなスキー、登山というシーンに加え、今シーズンからスノーボードウェアが登場。
軽量ハイテク素材がビッグシルエットを軽快なスタイリングに見せる。

バイアスカットされたラッカー素材とともに、赤、黄、青といったビビッドな色使いが新しい表情を見せ、タータンチェックやツートンの千鳥格子など、アーカイブを思わせるクラシックな柄や色使いも、新素材と立体的なキルティングでラグジュアリーなアイテムへと消化されている。

メンズは1969年に公開された「女王陛下の007」のジェームズ・ボンドからインスパイアされたというクリーンでスマートなシルエット。
ウィメンズはクラシックなチェックとファー使い、細密なキルティング加工などで、エレガントさを強調。
機能を備えた都会的なアウトドアウェアとして最先端のアイテムを披露した。

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High Performance、Performance & Style、Aprés Skiの3グループに分類して紹介されたコレクションは、今回が初のスノーボードウェアも登場しました。
ややオーバーサイズで高度にテクニカルなディテールで構成されています。


【via】MONCLER

2016年02月11日

SAINT LAURENT 2016年秋冬メンズコレクションをロサンゼルスで開催


■ウィメンズの2016年プレコレクションも同ショーで発表

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サンローラン16年秋冬メンズコレクションをLAで発表へ|Fashionsnap.com
クリエイティブ・ディレクターのエディ・スリマン(Hedi Slimane)は2008年からカリフォルニアに自宅を構え、2012年には「サンローラン」のアトリエをパリからロサンゼルスに移転。
キャンペーンには同地でキャスティングしたインディーズミュージシャンを起用することも多く、長年に渡り音楽シーンを盛り上げてきた。

2016年秋冬メンズコレクションのショー「SAINT LAURENT AT THE PALLADIUM」は、エディ・スリマンがこれまで制作してきた「エディ・スリマン フォトダイアリー」の10周年を機に決定された。
会場はハリウッドの歴史ある劇場パラディアム(PALLADIUM)。
ロサンゼルスの音楽シーンに敬意を表すショーと位置づけられ、第58回グラミー賞授賞式と同じ週に行われる。


現地日付2016年2月10日(水)に発表されます。
2016年秋冬ウィメンズコレクションは、通常の3月にパリで披露される予定です。


【via】SAINT LAURENT※音が出ますご注意ください

2016年02月07日

RIck Owens 2016-17年秋冬メンズコレクション


■フランス・パリで発表

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リック オウエンス 2016年秋冬メンズコレクション - 移りゆく美意識、“生”の力がうねりを上げて|FASHION PRESS
支配と崩壊のバランスをとることで、美的価値を構築していったリック。
原理と道楽、不道徳とその敗北、建築と野生……。
様々な二項対立を背景に、生み出したワードローブは、これまでの直線的な美ではなく、有機的エネルギーが迸るものとなる。

もともと、レザーなどの素材をケミカルな加工で、人工物としての美しさとして演出することが多かったリック オウエンスだが、今シーズンは、生物の力がうねりを上げるように、“物量”が感じられるルックを数々披露。
かつてスカートを広げるために使用された針金「パニエ」を用いて、立体的なフォルムを構築したボトムスや、暑い布のモールスキンとウールのコンビネーションで形を固定したトップスなど、様々なシルエットが提案された。

“うねり”という表現が1番現れているのは、ワンピースのように床まで裾が伸びたパーカ。
モヘアやナイロンが採用され人工的な光沢を醸し出しながらも、躍動感のある息吹をガーメンツ自体から感じることができる。

しかし、そのようなコレクションの中でも、シンプルで美しいアイテムの輝きは損なわれない。
アシンメトリーな着こなしが特徴的なトレンチコートや、シンプルなテーラードジャケット、ブラジルの淡水魚ピラルクの革を使用したブルゾンなどが、パンチのあるボトムスと「対比」を強調するかのように存在する。

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アディダスのスニーカーが採用されていて、クラシックなアイテムを使用しています。
何かと話題になっていたリックオウエンスのコレクションでしたが、今回は白塗りの顔がちょっと引っかかりましたね。


【via】RIck Owens

TOM FORD 2016-17年秋冬コレクション9月上旬に発表


■ショーのアイテムをリアルタイムで手に入る時代へ

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従来のショーは時代遅れ?トム・フォードがコレクションスケジュールを変更|Fashionsnap.com
コレクションの発表形式やスケジュールについて、従来のシステムを覆す動きが広がり始めている。
「トム・フォード(TOM FORD)」は次シーズンの2016-17年秋冬コレクションについて、2月に予定していた発表を取り止め9月上旬に発表することを発表。
これにより、発表された新作が同時期に購入できるようになる。

従来のコレクションスケジュールでは通常、生産期間を見込んで販売時期の4〜6ヶ月前に新作が発表されるが、デジタル化が進む近年ではショーがオンラインでも発信されるなど、新作コレクションと消費者の接点が変化している。
これらを受けて米国ファッション評議会(CFDA)は昨年、消費者重視のモデルを視野にNYコレクションのスケジュールや形式を再検討することを発表。
英国ブランド「バーバリー(Burberry)」は、9月からメンズとウィメンズを統合してショーの直後に新作を販売するなど新しい施策を明らかにしている。


ランウェイで見たアイテムが、そのままオンラインストアで購入できる時代が近づいてきました。
この先、シーズンに沿ったコレクションが発表と同時に発売されるスタイルが定着していくのでしょうか。


【via】TOM FORD

2016年01月28日

White Mountaineering 2016-17年秋冬メンズコレクション


■テーマは「TRAIL BLAZER」

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ホワイトマウンテニアリング 2016-17年秋冬メンズコレクション - 都市で戦う現代の開拓者|FASHION PRESS
ヘビーデューティなワークウェアに、最先端の機能素材とパターンメイキングの技術を融合させることで、“現代の開拓者”をイメージしたスタイルを紡いでいる。

まず目に飛び込んでくるのは、ブロックチェック、ネイティブアメリカンのチマヨ柄、ブラウンのキャンバス地、バンダナ柄などの旧き良き時代のアメリカを連想させるモチーフのアップデートだ。
とくにチマヨ柄は豊作。
モノトーンのローゲージのセーター、ジャカードのノーカラーコートやパンツ、スタジャン、毛糸のグローブなど、様々なアイテムに落とし込んでいる。

いかにもアメリカンワークな雰囲気のブロックチェックのメルトンは、ハンティングジャケット、ポンチョなどに採用。
ハンティングジャケットは、縦線の柄合わせをあえてずらしていて、狩猟用のワークウェアをファッションに転化している。
ポケットがたくさんついたブラウンキャンバス地のブルゾンは、エプロンとセットでスタイリングすることで“油の匂い”を消している。

デニムの提案にも注目。
太もも周りに少し余裕を持たせて裾にかけて急速にテーパードする色気のあるシルエットは、これまでのブランドイメージにないもので、アメリカのヒップホップスターが穿いていそうな雰囲気。
穴を開けて下から別布を接いでいるのだが、通常では破れない太もも裏やスネにもリペアがしてあって、あくまでデザインとして加工を取り入れている。
シューズは、アディダスとの共作の他、ムートンブーツで有名なUGG Australiaとのコラボレーションモデルを初めて発表した。


今回は、アメリカの開拓者のようなイメージが前面にでていますね。
ブラック、レッド、ブラウン、ネイビー、カーキ、ブルーが民族的な印象を表現しています。


【via】White Mountaineering

2016年01月25日

Moncler Gamme Bleu 2016-17年秋冬コレクション


■赤、青、白、グレーの迷彩柄

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モンクレール ガム・ブルー 2016年秋冬コレクション -フランス国旗の迷彩の意味|FASHION PRESS
ランウェイの中央には中が透けて見える部屋が設置されていて、ガラスは赤、青、白、グレーの迷彩柄に薄く塗られている。
スポーツをテーマにエンターテインメント性の高いショーを披露してきた同ブランドだが、その什器を見る限りではどうにも何の競技か想像できない。

結論から言えば、スポーツとの絡みはなかった。
色柄は最初から最後まで赤、青、白、グレーの4色の迷彩のみ。単一の色柄を様々な素材、加工で表現した非常にストイックなコレクションであり、さながら洋服をキャンバスにした技術見本市のようであった。

ファーストルックは、短かめの着丈の段返り3つボタンジャケットに、レギンスとショートパンツの重ね着。
シャツ、タイ、グローブ、ウイングチップブーツ、目出し帽にいたるまで、すべて4色の迷彩になっている。
2ルック目のジャケットはビーズ刺繍で迷彩を表現。
その後も、ストライプのウールの上から4色の生地を張り付けたスーツ、4色に染め分けたファーのベストやロングコート、編みでカモフラージュを表現したニットカーディガン、グレーの部分に上からスタッズを打ったジャケットなど、迷彩の行進に終始する。

ランウェイを歩き終えたモデルたちは、透明の箱の中に吸い込まれていく。
そして最後の1人が入ると、箱の天井から雪のようなものが吹き出してきた。その様は巨大なスノードームのようであり、何かを閉じ込めようとしているような意図も感じる。
モデルは全員、目の部分のみを露出したものか、目と鼻と口に穴が開いた目出し帽を被っていた。
見る側の想像力を試されているようなコレクションだった。


幻想的なコレクションが印象的でした。
さまざまな生地に施された迷彩柄が違った顔を見せてくれます。


【via】Moncler

DIESEL BLACK GOLD 2016-17秋冬メンズコレクション


■バイク・メッセンジャーからインスピレーション

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【ルック】ディーゼル ブラック ゴールド16-17AWメンズコレクション|FASHION HEADLINE
クリエイティブ・ディレクター、アンドレアス・メルボスタッドによる、ディーゼル ブラック ゴールド(DIESEL BLACK GOLD)が、16-17AWメンズコレクションを発表した。

今シーズンのインスピレーション源となったのは、都会の街を走り抜けるバイク・メッセンジャー。
メッセンジャーが着用する機能的ウエアの要素がコレクションの随所に取り込まれた。



【via】DIESEL

2016年01月21日

DOLCE&GABBANA 2016-17年秋冬メンズコレクション


■“イタリアらしく”西部劇の世界を大胆に表現

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ドルチェ&ガッバーナ 2016-17年秋冬メンズコレクション - イタリア男が演じる西部劇|FASHION PRESS
毎シーズン、イタリアンカルチャーを優美に描く、デザイナーのドメニコ・ドルチェとステファノ・ガッバーナ。
今季は、60年代にイタリアで製作された西部劇「マカロニ ウェスタン」からインスピレーションを得ている。
派手なアクションとバイオレンス…、アメリカ・ハリウッド作品と比べて残るその“イタリアらしさ”は、国を代表する料理“マカロニ(スパゲッティ)”に例えられるほど。

ランウェイでは“イタリアらしく”西部劇の世界を大胆に表現。
カウボーイやサボテンは、刺繍にしてスーツやコートにのせた。
デニムジャケットとパンツには、真っ赤な薔薇とネコのモチーフも仲間に加えて、華やかに。
大きなピストルを中央に配したピーコートには、馬の蹄や昆虫も添えて、遊び心をくすぐっていく。

秋冬シーズンらしいボリュームファーはアイコンルックに。
贅沢なガウンコートやロングコートには、相反するようにコンパクトサイズのウェアを差し込んだ。
レギンスのようなフィットパンツとの対峙は面白く、また、ボリュームパンツと大きく襟ぐりのあいたニットとのマッチも個性的だ。
また、総柄シャツは、ジャケットから襟を出してワイルドに着こなし、イタリアンマフィアのようなスタイルに。

ショーでは、2016年春夏ウィメンズコレクション同様に、セルフィ動画の演出を起用し、モデルたちはiPadを片手にウォーキングを披露した。
恒例のラストは、「パジャマ」ルックで闊歩。
爽快なパフォーマンスとともに、コレクションは幕を閉じた。


2016年01月19日

MARNI 2016-17年秋冬メンズコレクション


■遊び心が随所に

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【ルック】マルニ16-17AWメンズコレクション|FASHION HEADLINE
マルニ(MARNI)が1月16日、16-17AWメンズコレクションをミラノにて発表した。

布をそのまま巻きつけたような、体を柔らかく包み込むゆったりしたソフトなシルエットが中心となる同コレクションでは、変化し続ける感情に寄り添う安らぎが表現された。


大き目のシルエットが多かった今回のコレクションは、シンプルですが暖かみがありますね。


【via】MARNI

2016年01月16日

MOSCHINO 2016-17年秋冬メンズコレクション


■イラストのように色鮮やかなアイテム



モスキーノ 2016-17年秋冬メンズコレクション - 服がキャンバス!?2Dアートを3Dに変化|FASHION PRESS
コレクションにインパクトを与えるのは、ファーストルックから登場するシャープなシルエットのスーツや、ステンカラーコート、ダウンコートなど。
ビビッドな色合いに圧倒されるのはもちろん、さらに驚かされるのは、“影”をつけていることだろう。
折り目や縫い目などを巧みに活用しながら、1つのアイテムの中にダークな色合いを混ぜたり、白い線を加えたりして、人口の影を作り出している。
まるで絵画の世界から抜け出してきたような斬新なカラータッチだ。

また、ギルバート&ジョージの『YOUTH FAITH』という作品をモチーフに、MA-1には十字架のパッチを。
他にもタイポグラフィーや幾つかのセリフとフレーズ、若い男の顔など、彼らのアートから引っ張ってきた要素がコレクションに垣間見える。

各アイテムに目を向けると、バリエーション豊富なMA-1に加え、M-65などのミリタリーブルゾンが目立つ。
加えて、派手な色使いのアイテムを掛け合わせたり、パーカーにシャツを腰巻するなど、ストリートカルチャーを色濃く反映させたようなスタイルが目立つ。
後半に顕著に登場する、派手に色をコラージュするパンクな色使いは、アーティストにもデザイナーにも共通する反体制的な部分を表現したそうだ。
「ART FOR ALL」と題された今シーズンは、まるでギャラリーに迷い込んだようなランウェイとなった。


ロンドンで発表された今回のコレクションは、ギルバート&ジョージという2人組のアーティストからインスピレーションを受けています。
まるでイラストから抜け出てきたようですね。


【via】Moschino

2016年01月15日

STEPHAN SCHNEIDER 2016年春夏コレクション


■テーマは「Flags」

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ステファン シュナイダー 2016年春夏メンズコレクション - 色とパターンで表現する異文化の世界|FASHION PRESS
旗にはいろんな色や柄がある。
そして、様々な人が生まれた国を離れて生活し、文化を超えて結婚や仕事をする現代。
ファッションには、それ以上の多種多様のスタイルや色が溢れている。

今季のコレクションに目立ったカラーコンビネーションは、その個性を落とし込んだもの。
パッチワークのような色使い、マルチボーダーの組み合わせ、細やかなチェック柄もそうだ。
色使いと柄がテキスタイルに刺激を与えていく。
ハーフパンツやジャケットの裏に覗くビビットカラーは南米を想わせ、ベーシックなベージュ、グレー、ネイビーは都会的な印象を想起させる。
不思議と色だけで国の個性が沸いてくるのが面白い。

直線的なパターンの切り替えやダーツも今季のテーマを感じさせる重要な要素。
例えば、シンプルなストレートパンツには、バックスタイルにマルチカラーのパターンを施している。
また、一見何の変哲もないシャツには水平にダーツを入れ、そこにプリーツやポケットを隠した。
さらに、襟先を直角に切り取ることで、直線的な要素をプラスしながらコンパクトな印象に。

シャツやジャケット、スラックスは国旗を身に纏うに相応しい洗練された装い。
色とパターンに癖をつけて表現される各国の個性は、スタンダードなアイテムだからこそ光るものがあった。


鮮やかなフラッグや落ち着いたカラーのフラッグが生活のオンオフに分かれているように思えてしまいます。
国旗のもつ色合いが、様々な表情を見せてくれます。


【via】STEPHAN SCHNEIDER

2016年01月13日

dunhill 2016年春夏コレクション


■フォーマルなファッションに取り入れる独自のひねりをテーマ

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ダンヒル 2016年春夏メンズコレクション - フォーマルにこそ映える、洋服好きの“ひねり”を味わう|FASHION PRESS
ファーストルックを飾ったのは、モーニングコートが格式高さを漂わせるコーディネート。
一見真正面からの正装のようにも思えるが、胸のコサージュやきらびやかなネクタイ、さりげないアクセサリーなど、遊び心が散りばめられている。

それぞれのコーディネートは、どれも着ている情景が思い浮かぶ。
1つの無機質なランウェイを飾る服には思えない。
ブラウンのダブルブレストコートを纏い、首元を覆うようにスカーフを巻いたルックは、まだ肌寒いロンドンの朝方、遠くへ仕事に向かうために駅へ歩いているようなストーリーが見える。

それぞれが一定の格式を持ち、そこに生活や風土に根ざした一捻りを加えている。
帽子のかぶり方や幅の違うチェックの合わせ方、裾のしまい方やバッグの大きさ。
アイテム各々が持つ力を掛け合わせながら、自分にあったメッセージを洋服に乗せ、“おしゃれ”を楽しむ英国紳士の様子が、見て取れるシーズンとなった。


フォーマルなファッションから少しひねりをきかせた組み合わせが登場しました。
歴史ある正装に現在のエッセンスを加え、街並みに馴染んでいきます。

2016年01月08日

dunhill 2016年春夏コレクションのシーズンビジュアル公開


■男性的なエレガンス

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ダンヒル 2016年春夏コレクションのシーズンビジュアル公開 - ロンドンの歴史ある街角と英国紳士|PR TIMES
撮り下ろしたのは、フォトグラファーのピーター・リンドバーグ。
ロンドンの歴史ある街角、イートンスクエアのベルグレービアを背景に“ダンヒル”の価値と歴史を表現した。

動画では、白く美しい建築物ジョージアンテラスから颯爽と男性が現れる。
ブレザーのカットに見られる細部へのこだわり、磨かれた靴、個性的なネクタイとポケットチーフのパターン…その装いは、まさに現代の英国紳士だ。
また、ブランドに馴染み深い、古き良きクラシックカーも映し出され、男心をくすぐる。

新作のアイウェアを含んだ6種類のシーズンビジュアルは、1月4日(月)より全世界で展開。
雑誌やウェブサイト、街で見かけたときは、その洗練された写真からダンヒルの空気感を感じてみて。

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タイやポケットチーフの柄にも、細かいこだわりをもっています。
ブランドの持ち味が出たエレガンスさが表現されています。


【via】dunhill