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2015年08月03日

Just Cavalli 2016年春夏メンズコレクション

■テーマは「海」

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ジャスト カヴァリ 2016年春夏メンズコレクション - 潮風を感じる“モダンパイレーツ”|FASHION PRESS
“モダンパイレーツ”をモチーフに、目の覚めるような柄を巧みに取り入れたワードローブを完成させた。

モノトーンやデニムのインディゴをメインにしたパレットには、鮮やかなレッドやショッキングピンクを差し色として使用。特に絶妙なバランスを保っているのが、ボタニカルなブラックのシャツにデニムジャケットを合わせ、ピンクのパンツを履いているコーディネートだ。
アイテムそれぞれのパワーを存分に発揮しながら、引き立て合う色彩が心地良い。

また、レザーライダースを使用したルックも所々に登場。
ポイントにスタッズを施したものや、カラーを効果的に切り替えているもの、ビビッドなカラーリングのものなど、1点で全体の印象ハードにし、モダンな装いを演出した。

シンプルなスタイリングにシルエットの変化を加えているのが、長めのストール。
ロックなテイストにエレガンスを加えたり、ホワイトのワントーンコーディネートに、流線的な柔らかさをプラスしたりと、歩いて風を感じることで見える魅力が、ルックからも伝わっているようだ。


ストールが男らしいイメージに動きを加えていてロックなイメージにもなっていますね。
コレクションの中には、トップスがストールとアクセサリーのみというコーディネートもありました。


【via】Just Cavalli

2015年07月27日

KENZO 2016年春夏コレクション

■地図に載っていない土地を放浪する一人の男をイメージ

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ケンゾー(KENZO) 2016年春夏コレクション - 見知らぬ場所を歩き旅するための服|FASHION PRESS
最初に現れたのは、ボックスシルエットのグレージュのスーツにサンダル&ソックスのシンプルな出で立ちのモデル。
ジャケットの袖にはドローコードが埋め込まれていて、胸の引き手の紐を少し締めることで美しい曲線を表現している。
パンツは4つの大きなポケットと裾にストラップが付いたミリタリーパンツ。
ミニマルだけれど機能的で、酸素がある星を探索するための宇宙服みたいだ。

ドローコードのディテールはジャケット以外にも多用されている。
分かりやすく「PULL」と書かれたスウェットシャツの中央には、×印のようにドローコードが配してある。
ゆったりしたシルエットのパンツは、ウエストがゴム&ドローコードのイージーパンツ仕様になっている。
縦に長いシルエットのハイネックカットソーは、袖にホワイトのドローコードを収めるテープが張られていて、その中からブラックの紐が対照的に伸びている。
これらは、肘の部分に切り込みが入れられたジャケットを含め、“サファリ・パンク”と形容したくなるようなアイテムだ。

中盤に入ると、より冒険色の強いウェアが登場。強い日差しで退色したようなイエローのツナギは、宇宙船の整備士のよう。
ディテールを削ぎ落としたサファリスーツ(ジャケットの裾はパンツにイン!)は、どこか男の郷愁を感じさせるアイテムだ。
凝ったブリーチのデニムも見所のひとつ。
サイドの部分のみが濃いブルーになったジーンズは、70年代のヒッピーがサイドの部分を縫って履き込んでから解いたような雰囲気。
縦に5色に染め分けた岡山のデニム産地も驚くような技術を駆使したジーンズもある。


長い紐が印象的に残っているコレクションでした。
シンプルなアイテムも紐がアクセントになり、動きがみられました。


【via】KENZO

2015年07月25日

FENDI 2016年春夏メンズコレクション

■今季のテーマは「相反するものの融合と衝突」

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フェンディ 2016年春夏メンズコレクション - 不完全さに宿る、侘び・寂び|FASHION PRESS
ゆったりとしたシルエットのポロシャツやTシャツ、トラウザーなどは、柔らかな素材感を活かし、体のラインに添うようにときに張り付くかのように、ゆらゆらと揺れ動く。
アウターも同様に、オーバーサイズなロングコートやレザ―ジャケットが続くかと思えば、タイトなラインのテーラードジャケットが差し込まれた。
そんな巧妙なボリュームコントロールによって、定番のアイテムで組み立てられたコレクションに、リズムが生まれていく。

また装飾の面から見てみると、縫い目、ボタンやジップなどの存在を忘れてしまったかのように、シンプルさを極めたデザインが繰り返し登場している。
そんななか現れたのは、オリエンタルな花々のモチーフ。
さらに、モザイク柄のような御影石モチーフ、カラーグラデーション加工を施したパイソンが続き、無機質な一面や挑発的な一面を投げ込んでいく。

その後も、ブルーやグレー、ブラックに染められたシンプルなシャツやショートパンツが並べば、目の覚めるようなイエローのロングコートや目のモチーフをランダムに配したファージャケットなどが展開され、控えめさと個性がぶつかっていく。
カジュアルな装いを新作トートバッグ「セレリア」などのレザ―バッグで引き締めたり、カットソー&トラウザーの組み合わせにサンバイザーを差し込んだりと、小物も異なる要素やユニークさを加えていく。


雨が降った後の様なキラキラしたランウェイが綺麗ですね。
バッグには“バッグバグズ”が揺れていて、アクセントになっています。


【via】FENDI

2015年07月24日

BALMAIN HOMME 2016年春夏コレクション

■初のメンズランウェイショー

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バルマン オム 2016年春夏メンズコレクション - 開拓に向け、自分を脱ぎ捨てない冒険心を|FASHION PRESS
今季のコレクションは、20世紀初頭をインスピレーション源にして生み出されている。
デザイナーのオリヴィエ・ルスティンはそれを、「アドベンチャー」というキーワードをもって語られるべきだと言う。
「その時代の男性が持つマインドセット、ユニークなスタイル、そしてスリルを乗り越え勝ち得た偉業は魅力的に映りました」「彼らは栄光や征服、領地拡大ではなく、新しい価値観の模索や経験を求めました。
それゆえ、立ちはだかる未体験の境地に立ち向かったのです」とも。

もちろんそうした意識は、十分コレクションへ反映されているはずだ。
しかしもっと直感的に、「アドベンチャー」つまり冒険のイメージが伝わってくるのは、偶然ではないだろう。
ファーストルックから終盤に差し掛かるまで続いたのは、ブラウンやサンドベージュなど、広大な大地を彷彿とさせるカラーに染められた、スエードやコットン、レザーを使用したアイテムの数々。
ほぼ全てのモデルがかぶっているキャップや、ショルダーにもリュックにもなる2Wayのバッグ、ポケットの多いジャケットやパンツのスタイルもまた、冒険家のかつての栄光を讃えるかのように、デザインされているように思えてならない。

ではバルマンらしさが影を潜めているのかといえば、これまた必ずしもそうではない。
例えばファーストルックのライダースには、驚くほど細かいレザーの装飾が施されているし、ショートパンツの裾も、長さを変えたレイヤード仕様だ。
日常をはみ出すほどに装飾的で、エッジの効いたシルエットがスタイリッシュさを印象付ける。
そうしたブランドのアイデンティティは、その後もバイカー風のディテールや、とびきり豪華な刺繍、細かなレースアップのグラディエーターサンダルとして現れ、程よくコレクションに色を加えていった。


オリヴィエさんは「デザインが形を成していくにつれ、いかに上手に、自分が今感じる想いを具現化しているのだろうと、自分自身のデザインに驚かされることがあります」と話していました。
「アドベンチャー」というテーマを栄光や征服だけでなく、デザインがもつ可能性を探っている冒険として考えているのでしょうか。


【via】BALMAIN HOMME

2015年07月22日

White Mountaineering 2016年春夏コレクション

■今シーズンは adidas とのコラボレーションコレクションも同時発表

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ホワイトマウンテニアリング 2016年春夏コレクション - アディダスとのコラボモデルも発表|FASHION PRESS
前半の10体のスタイルはアディダスとのコラボモデル。
アディダスを象徴する3本線のラインがアイテムのディテールとして多く用いられているのが特徴だ。
グレーやネイビーといった単色を濃淡を変えてアイテムに用いることで、ワントーンながら多くの表情を持ったカラーリングとなっている。
また要所に配置されたジップや首元に収納できるフードなど、機能面も充実。
都会的なデザインに動きやすさを追求したアイテム群だ。

続いて、ホワイトマウンテニアリング独自のコレクション。
ブラックやネイビーなど暗めの色合いをベースとしたカラーパレットに、ホワイトのラインやアイテム、そしてアラビアン様式を思わせる模様が明るい差し色の効果を発揮している。

また、独特のシワ感を出したパンツやコートがリラックス感を演出。
後半にはブラウンやグリーンを中心にカラーブロックを作ったり独特な自然模様を描き、より中東やアフリカの雰囲気を漂わせるスタイルとなっている。

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スポーツウェアとアウトドアがコラボレーションすることで、機能性がぐっと上がった印象です。
モザイクの配色を明暗にすることによって、まるで違うテーマに写っています。


【via】White Mountaineering

2015年07月21日

N.HOOLYWOOD 2016年春夏コレクション

■「New York Fashion Week: Men's(NYFW:MEN'S)」で発表

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N.ハリウッド 2016年春夏コレクション - タイポグラフィを身にまとう|FASHION PRESS
タイポグラフィ。
デザイナーの尾花大輔は今季、このコミュニケーション手段の可能性に、大きな魅力を感じていた。
その中でも、特別な存在が2人。
アメリカン・タイポグラフィの先駆者として様々な定義を残したハーブ ・ ルバーリンと、ボディペインティングなど独自の手法を用いて、オリジナリティー溢れる作品を生み出すミキタイプだ。
今季はこの2人の作品にインスピレーションを受けながら、骨太であり繊細でもあるウェアに、独特の色を加えていったシーズンだと言えるだろう。

コレクションの始まりは静かだった。
ファーストルックは、ドロップショルダーのコートに、クロップドパンツをあわせたコーディネート。
全身ブラックのワントーンでまとめられている。続いてネイビー、オフホワイト、ベージュなど、時にビビッドなオレンジが差し込まれるものの、基本的には無地、そしてベーシックなカラーの中で変化していくアイテムの数々。
軽やかな素材感と、ゆるやかなトップス×タイトなパンツのバランス感もまた、前半を通じ一貫していた要素だ。

後半に入ると、タイポグラフィの影響が目に見えて色濃くなる。
数種類のフォントの文字が散らばるTシャツに始まり、スプレーで描いたレンガ風グラフィックのパンツやトップス、コートが登場。それからは、モノトーンで規則的に、あるいはレッドとブルーで不規則に文字を並べたグラフィックを多用していった。平面的でなく手書きのようにムラのある文字の数々は、見るものの視線を惹きつけ、まるでそこに深い意味があるかのように、何かを訴えかける。


タイポグラフィを多様化したアイテムが、文字から出される力に惹きつけられてしまいますね。
スリッポンスニーカーは、ほどよく肩の力が抜けつつも、エッジの効いたコレクションを、最後まで足元から支えていたと記事にも書いてありました。
どんな服装にもあうニュートラルな存在が流行りそうな予感ですね。


【via】N.HOOLYWOOD

2015年07月20日

08sircus 2016年春夏メンズコレクション

■材の特性を活かした遊びのあるアウターが充実

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08サーカス 2016年春夏メンズコレクション - 繊細なテクニックを秘めたモダンスポーツ|FASHION PRESS
ポリエステルのストライプ柄ジャケットは、レザーカットでシャープな表情を引き出し、デニム地のノーカラージャケットは、縫製したものを一度解体し異素材を融合させることで、リメイク風の仕上がりに。
面白いほどによく伸びるスーパーストレッチ素材のコットンジャケット、表地にウール裏地にポリエステルを使用したダブルフェイスのロングコートも揃う。

スポーツテイストミックスも、引き続き提案され、丸襟のナイロンジェットやハーフパンツ、スウェットパンツなどがラインナップ。
カジュアルの定番であるTシャツもシルバーのスプレープリントを加え、ざっくりとしたニットも目の覚めるようなフューシャピンクをセレクトし、アイキャッチなアクセントをプラスしている。

モダンスポーツスタイルが提案されていた今季は、襟端にテープを織り込んだ特殊なAMFステッチをはじめ、複雑な縫製や加工が集結。
そんな繊細なテクニックが、快活なストリートウェアをシックなムードへ昇華させ、正統派なテーラードに豊かな表情を加えていた。


とても着心地がよさそうなアイテムが揃っています。
違った素材が、うまく組み合わさっていますね。


【via】08sircus

2015年07月16日

MONCLER 2015-16年秋冬シーズンの新広告ビジュアル公開

■おとぎ話のストーリーよりインスパイアされた広告

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モンクレールが新広告ビジュアルを公開 - モデルはラッキー・スミス&姉パイパー|PASHION PRESS
アメリカ人フォトグラファー、アニー・リーボヴィッツを迎えて2度目となる広告キャンペーン。
2人の主役モデルには、Instagramで100万人以上のフォロワーを抱えるラッキー・スミスと実の姉であるパイパー・スミスを抜擢し、モンクレールが作り上げた“架空のおとぎ話”をビジュアル化した。

おとぎ話のストーリーは、雪と氷をテーマに、トールキンの小説や、アンデルセンの『雪の女王』、ロシアの神話など、幅広いジャンルからインスパイアされたもの。

息をのむ美しい滝や巨大な氷、風に浸食された壮大な岩々、光に包まれた氷河、波が打ち寄せる夢のような冬の海辺…。
この世のものではないような幻想的なアイスランド南東部を撮影の舞台に、モンクレールが追求する“限界のない創造性”が表現された。


本やゲームの中から出てきたかのような2人にため息がでますね。
なのに着用しているアイテムがダウンという違和感が、なぜか感じられない広告です。


【via】MONCLER

JOHN LAWRENCE SULLIVAN 2016年春夏メンズコレクション

■ミュージシャンたちが発信していったファッションの形

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ジョン ローレンス サリバン 2016年春夏メンズコレクション - ニュー・ウェイブは今、新しくなる|FASHION PRESS
今季のコレクションは、1980〜90年代のミュージックシーンからインスパイアされている。コールド・ウェーブ(Cold Wave)、ダーク・ウェーブ(Dark Wave)、ノー・ウェーブ(No Wave)、ニュー・ウェーブ(New Wave)…そんなめぐるめくムーブメントの中で、ミュージシャンたちが個性を発揮すべく打ち出していった、イメージやファッション。
それらをブランドの得意とするテーラリングやストリートの切り口に当てはめ、表現したシーズンだと言えるだろう。

では、80〜90年代ムーブメントの香りはどこに隠れているのか。ひとつは”歪さ(いびつさ)"だと言える。登場するのは、ジャケットにブルゾン、ライダース、スラックス、レザーパンツなど、サリバンが得意とする定番のアイテム。しかしながら、ダブルのレザーライダースは不自然なまでに大きく身幅がとってあるし、ブルゾンも現在の主流からすると、袖がかなり太くて長く、中には手の先まで覆うものもある。コートはストンと落ちるロングシルエット、パンツもタイトなストレートやハイウエストのテーパードシルエットが中心となり、コントラストの強いスタイルを生み出していく。

特別目を引く柄を使わない代わりに、光沢のある素材感も、エッジィな魅力を助長している。レザーはライダースだけでなく、スラックスにまで使用され、ロングコートやスリムなパンツにはラバーをコーティングした。上下光沢素材で合わせることで、インパクトを強めていることも、スタイリングの妙だ。


どれも、ミュージシャンを思わせるコーディネートにインパクトを感じます、
大きなサングラスが特徴的で、時代を強調させています。


【via】JOHN LAWRENCE SULLIVAN

2015年07月14日

Neil Barrett 2016年春夏コレクション

■世界各地の柄やモチーフをミックス

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ニール バレット 2016年春夏コレクション - 混ざり合う世界各地の柄、生み出されるモチーフ|FASHION PRESS
西洋と東洋のエッセンスを取り入れた今回のコレクションは、ノーティカルストライプやアフガンチェック、カモフラージュ柄、レオパード柄、そして日本の着物に使われる、ろうけつ染めによる独特のバティックパターン(亀裂模様)がインスピレーション源。
不均一なラインを描くノーティカルストライプにレオパード、バティックとアフガンチェックをカモフラージュに重ねるなど、ジャカードやニットTシャツ、コートなどに複雑な柄のコラボレーションを投入している。

柄と同じく印象的なのが、大きな幅でロールアップされたデニム。
股上を深く取ることでリラックス感を演出する一方、タイトなヒップラインを見せることでフィット感のあるシルエットを作っている。

そしてクラシックなアイテムを、シルエットはそのままに、現代に蘇らせているのも大きな特徴だ。
2ボタンジャケットやハリントンジャケット、軽量なコートに加えて、ニール バレットが初期に発表した、ブランドにとっても“クラシック”なバッファローレザージャケットも登場。
これらのアイテムに、先述した柄やロールアップデニムを合わせることで、新解釈されたクラシックスタイルを提案する。
まさに時代を超えて、世界も超えたハイブリッドスタイルとなった。


世界各地から集められた、模様やパターンがモノクロによってバランスよくまとめられていますね。
クラシックなアイテムと現代のアイテムもミックスされていて、魅力がありますね。


【via】Neil Barrett

2015年07月12日

Emporio Armani 2016春夏コレクション

■テーマは「フュージョン」

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エンポリオ アルマーニ 2016年春夏メンズコレクション - 西洋と東洋の混成|FASHION PRESS
モデルたちが身に付けたミラー加工のサングラスに、繊細なグリーン色に灯されたランウェイが映し出され、幻想的な世界観が構築されていく。

今季は「フュージョン」をテーマに掲げ、西洋のテイストと東洋の感性を同時に表現している。
序盤から、繰り返されるスーツスタイル。
ジャケットはコンパクトなショルダーラインのものが多く、着丈も短めのものが目立つ。
またボトムスは、テーパード・パンツが中心だ。
インナーには、ノーカラーのものや小さな襟のもの、Vネックのものなどバリエーション豊かなシャツを合わせている。
どれもリラックスした雰囲気なのは、洗いをかけたシルクやコットンなど厳選された素材のおかげだろうか。

一方で、超軽量なナッパレザーのジャケットスタイルや素肌に直接カーディガンを合わせたようなハードな着こなし、フーディ―やスタジャンを合わせたフレッシュな着こなしなども展開。

西と東の文化の混成へは、春夏コレクションでは珍しい、ペイズリー柄が導いていく。
シャツやブラウスにはデジタルプリントで、またジャージ素材にはジャカードで模様をプラス。
まるでタトゥーのように、特殊な技術で繊細なパターンをあしらったレザージャケット、細かいパンチングで模様を表したセットアップも並んだ。


ペイズリー柄のアイテムが多数登場しています。
バッグやスリッポンは、比較的カジュアルなイメージなので色々なアイテムにも合わせやすそうですね。


【via】Emporio Armani

2015年07月11日

sacai 2016年春夏メンズコレクション

■テーマは「ハイブリッド・マッシュ・アップ」

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sacaiは「ハイブリッド・マッシュ・アップ」。靴はエンダースキーマとのコラボ【16SSメンズ】|FASHION HEADLINE
アールに位置する商業取引所を会場に、新コレクションを発表した阿部千登勢によるsacai(サカイ)。
テーマは『ハイブリッド・マッシュ・アップ』。ディスコやハウスクラシックのサンプリングを矢継ぎ早に繋いだBGMが流れる中登場したのは、様々な国、時代、素材、性別などをミックスしたという、境界線を感じさせないアイテム群。

チェックのスーツにはレイやシュシュのようなネックレスを合わせ、ペルーの織物を思わせるモチーフのパンツには、ミリタリーテイストのブルゾンをコーディネイト。
シューズは「エンダースキーマ」とのコラボレーション。
70〜80年代、マンハッタンにあった伝説的なクラブ、「パラダイス・ガレージ」のロゴ入りTシャツも登場。
当時のメインDJだったラリー・レヴァンは、ニューウェーヴ、ロック、ポップ、ヒップホップ、ディスコなど、様々なジャンルの音楽をミックスして多人種の客達を熱狂させ、正にハイブリッドなクラブとして名を馳せていた。
そんな自由な空気感をコレクションにも反映させ、カオティックだがサカイらしい美しいレイヤードスタイルを見せた。


「パラダイス・ガレージ」のロゴ入りTシャツの売り上げの一部は、GMHC(Gay Men’s Health Crisis)に寄付されるそうですよ。
GMHC は1981年、数人のゲイによってニューヨークで始められたHIVエイズ団体です。
現在では感染経路、性別、性的指向、人種を問わず広く、HIVの予防活動や患者・感染者への支援を行う、世界最大のHIV/エイズ団体です。


【via】sacai

2015年07月10日

CoSTUME NATIONAL 2016年春夏メンズコレクション

■これまでとは少し違ったバランスで融合

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コスチューム ナショナル 2016年春夏メンズコレクション - 発想の源を、心地よいアンバランスで|FASHION PRESS
バイカーやネイティブアメリカン、ミュージシャン、ヴィンテージ、そし現代の研ぎ澄まされた感覚とテーラリングやテクノロジー……。
これらがデザイナーのエンニョ・カパサに与えるインスピレーションを、これまでとは少し違ったバランスで融合したのが今回のコレクションだ。

一風交わることのなさそうな要素、様々な要素がマッチした今シーズンには、新しいクールな印象を創出。
チョークホワイトとターコイズ、レッド、ブラックというシンプルでパワーのあるパレットが、コーディネートのもたらす魅力を存分に引き出している。

アウターウェアに注目してそれぞれのルックを見ると、まず目に入るのがタイトなフォルムにフリンジが取り付けられたジャケット。
ブラックのワントーンで統一され、ミニマルなスリムストレートパンツが合わせられている。

ブルーのショートトレンチコートの表面には程よい光沢がでるラバー加工が。
さらにポケットにはジッパーが施され、一際存在感を放っている。
そこにひけをとらないボリュームがあるトラウザーを合わせることで、全体のバランスをキープ。
レザーブーツも足元からパワーを供給している。

ストライプの3ピースセットアップがインパクト大なルックでは、シンプルなコーディネートにレッドのブーツが変化を加えている。
さりげなくストライプにレッドのラインを加えることで、靴と服のなじみが良くなることや、ポケットディテールとネックレスの風合いを合わせるなど、細部へのこだわりがオーラを生み出しているように感じる。

ブラックがベースのフリンジを効かせたアイテムが目立ちますね。


CoSTUME NATIONAL 青山旗艦店で、アメリカの現代芸術家ソル・ルウィットさんの個展「Lines and color」が開催されます。
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期間:7月15日(水)〜10月12日(月)
時間:11:00〜19:00
場所:CoSTUME NATIONAL LAB




【via】CoSTUME NATIONAL

2015年07月09日

JIL SANDER 2016年春夏メンズコレクション

■「機能」は視覚的なエネルギーを生む

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ジル・サンダー 2016年春夏メンズコレクション - 「機能」は視覚的なエネルギーを生む|FASHION PRESS
一口に「機能」といっても、そこにはいくつかの要素が存在している。
まず挙げられるのは、純粋な機能性としての「機能」だ。
例えばトレンチコートやセットアップには、軽やかなパラシュートナイロン素材を使用。
定番の素材からあえて逸脱させることで、温かな春夏の気候にも対応した、快適な着心地になっている。

それから、イメージとしての「機能」。
わかりやすいのが、多くの機能素材が持つ光沢感だろう。
コレクションを見渡すと、必要以上に光沢感のあるアイテムが多く見られる。
先ほど述べたナイロン素材のアイテムはもちろんのこと、ジャケットやテーパードのクロップドパンツまでもが光を反射し、存在感を強調する。
終盤にはPVCのような光沢素材を積極的に使用し、スタイリングにさらなるインパクトを与えていた。

そして最後に、デザインとしての「機能」だ。アウトドアの名残の残る、ナイロンパーカーやフード付きコートといったアイテムが登場。
さらには、半袖トップスやパンツに多くのポケットを付けるなど、ディテールにも機能的なデザインを施した。

グレーにブラック、ネイビー、ミリタリーグリーン……。
ショーでは、ジオメトリックなど柄のアイテムも幾つか登場したが、総じてシックな配色が中心となっていた。
そこでポイントとなったのが、単純に機能性を高めるだけでなく、視覚的な差異を生むこと。
そしてこれを、ジル・サンダーは「都会のファンクショナリズム(機能主義)」と呼ぶのだ。


ブランド定番のスタイリングは崩さず、機能性にも妥協をせずジル・サンダー独自の形を創りだしました。
少し大きめのアウターが印象的ですね。


【via】Jil Sander

2015年07月06日

Dsquared2 2016年春夏メンズコレクション 

■サーフィンを楽しむ海岸が舞台

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【レポート】「ディースクエアード」2016年春夏ミラノ・メンズ・コレクション 全身タトゥーの反抗期ボーイズが西海岸でサーフィンに繰り出す|WWD JAPAN
ただ、思い描いた男性像は、海とその周りの自然に触れ、ある種の煩悩から解放され、エコな生活を送っている大人とはちょっぴり違う。
彼らは、自然の中で友達と遊ぶのも大好きだが、夜遊びだってキライじゃないキッズたち。そんな同性の友達と遊ぶのが大好きなボーイズライフを描いたようだ。

基本のスタイルは、サーフもしくはアウトドアだ。
ウエットスーツとレイヤードしたデニムは、サーフショーツのようなワイドシルエットで、トップスはタイダイ染めのTシャツか、後ろ前に着たようなメッシュのタンクトップのレイヤード。
そこにビッグシルエットのモッズコートやGジャンなどを羽織り、トレッキングロープがカラフルなハイカットのスニーカーやバックパックを合わせる。
今シーズンは、プロポーションバランスが秀逸。
ボトムスは腰ばきしたスーパーワイドから、ナイロンショーツと組み合わせたレギンスのようなデニムまで幅広く、トップスもいつも通りタイトなGジャンからダルダルのタンクトップ、オーバーサイズのマリンパーカまで多様だ。

後半は、こうしたスタイルが漆黒に染まって、夜のストリートの様相を深めていく。
レザーやスタッズなど、得意分野も登場。
しかし、いずれもサーフシーンとミックスしているため、そのスタイルはヘルシーだ。


最近、タトゥーを模したアイテムがどのブランドでも登場するようになりました。
日本では、公衆浴場での外国人観光客の刺青、タトゥー入浴拒否がネット上でちょっとした話題になっていますね。


【via】Dsquared2

2015年07月05日

LOEWE 2016年春夏メンズコレクション

■テーマは『日本への旅』

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ロエベ 2016年春夏メンズコレクション - 宇宙船に乗って、日本を旅する|FASHION PRESS
現代的なポップ感と、自由を追求した先のファンタジー。
今シーズン、デザイナーのジョナサン・アンダーソンがコレクションで表現したのは、「日本への旅」だ。
来日の際に東京で見た、ハイテクやポップカルチャー、スパークルな光に心を動かされたというジョナサンは、日本人にとって馴染み深いモチーフを、さらりとモードの文脈に乗せコレクションへと仕上げた。

その中でもまず目を引くのが「パジャマルック」ともいうべきスタイルだ。
まるでパジャマのようなシルエットやデザインを持つセットアップには、よく見ると漫画のコマが落とし込んであり、さらに個性的な出で立ちへと押し上げている。
とはいえ、まんまパジャマではなく、袖やパンツの裾をフレアにすることで、ジョナサンらしく流れるようなシルエットに仕上げ、モードな匂いも忘れずまとわせている。

そして「漫画」はもちろん、日本人にとっては「日本語」が使用されていることも気になるはず。
バックルが「友」の文字になったベルトや、あちこちに「開発スタート」の文字が書かれたアイテムは、見ただけで、思わずあっ、と声が出そうになるほどユニークなデザインだ。

その一方で、単に「日本的」イメージに終始していないのもポイントだろう。
実は今季、ロエベは50〜60年代のSFからも影響を受けている。
バッグには宇宙船やロボットが無秩序に描かれているし、これまたロボットなどが描かれたノーカラーのセットアップは、どこか戦闘員の制服を思わせる出で立ち。
シースルーのジャケット、シルバーのスニーカーも、あのころ描かれたような、近未来への憧憬を連想させた。


モデルさんのポーズは、歌舞伎なのか太極拳なのか、はたまたマタドールなのか、謎が深まるばかりです。
宇宙がテーマなアイテム達は、古きよき時代の宇宙に憧れていた頃を思い出させますね。


【via】LOEWE

2015年07月04日

Sergio Rossi 2016年春夏メンズコレクション

■インフォーマルでカジュアルなのにエレガント

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セルジオ ロッシ 2016年春夏メンズコレクション - カジュアルなのに、優美なエレガンスを|FASHION PRESS
暖かみのあるタバコのような色合いや、青みがかったグレー、赤茶色を多く使用したコレクションは、そのソフトな色合いと素材感だけでなく、シルエットも少し丸め。
70年代のボヘミアンムードから影響を受けるセルジオ ロッシのアイテムが、よりリラックスしたライフスタイルに寄り添う姿をみせた。

幾何学的なステッチが印象的なのは、レースアップとスリッポン、そしてサイドゴアのブーツ。
スリッポンでは、3種類のレザーが巧みに組み合わせられレトロな雰囲気を醸し出しながら、ステッチが現代的な要素を担っている。

ブーツのようなフォルムのサンダルは、重量感の操作が巧み。
かかとや足首の抜け感が軽快さを印象づけながら、高さやアッパーの重厚感は保ち、見事なバランスを感じる。


フォーマルとカジュアルが、ちょうどよいバランスで仕上がっています。
どのシーンでも活躍しそうですよ。


【via】Sergio Rossi




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2015年07月03日

MONCLER GAMME BLEU 2016年春夏コレクション

■ローイングの選手のユニフォームからインスピレーション

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モンクレール ガム・ブルーはパステルカラーが可愛すぎる、乙女系スポーツマン【16SSメンズ】|FASHION HEADLINE
今シーズンはボート競技のローイング(漕艇)がコンセプトになっている。
複数人で乗ってオールを使って船を漕ぎレースをする欧米発祥のスポーツ。
ローイングの選手のユニフォームからインスピレーションを受けているという。

トム・ブラウンと言えばストライプという印象だが、今回は特に、白をベースにグリーン、イエロー、ピンクと甘いカラーが目を引く。
ボートの選 手が履いてそうな少しワイドなショーツに、アノラック(ジャンパー)、仕上げにニットタイを合わせており、テイラードピースにスポーツ由来の クラシカルな要素を混ぜ込むスタイリングのバランスも彼らしい。

カラーとしては、パステル系の他にもグレー×ホワイト、シグネチャー的なトリコロール、ブラックタイが登場し、4つのチームに分ける事ができる。

足元にはボートシューズ、頭にはシアサッカー製のフィッシャーマン・ハットといったアクセサリーを合わせ、コーディネートをマリンテイストで纏めた。


モデルさんが自分のバッグから衣装を出してきて着替えるという演出は、観ている側も展開が楽しみですね。
パステルカラーが散りばめられていて、季節感がたくさん出ています。


【via】MONCLER GAMME BLEU

2015年07月02日

Missoni 2016年春夏メンズコレクション

■インドの情景を映し出したアイテムたち

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ミッソーニ 2016年春夏メンズコレクション - インドの旅、鮮やかな色彩で贈る柔らかな心|FASHION PRESS
インドへの旅を通じて生じた、感情や感覚の変貌。
緩やかな時間の浸食や、文化と伝統の表現、繰り返される活力の創出がヨーロッパのマナーを捨て去り、アジアの心情的な覚醒を感じるコレクションを展開した。

力の抜けたシルエットと柔らかなテーラリング、力強いカラーリングなど、アジア側からのマインドを強く反映したワードローブ。
素材にも、洗いざらしのリネンやコットンのちりめん生地、シンボリックなニット、インディゴ染めされたコットンなど個性的な面々が採用された。

エメラルドグリーンや朱色、インディゴは、ターメリックやマリーゴールドのようなイエローや、アメジストの輝きによってその色合いを増した。
インドの情景がさまざま想起されるような、カラーの解け合いが感じられるパレット。
その情景は、神聖な儀式であったり、忙しく働き回る市場であったり、はたまた琥珀色の砂漠や長く伸びる日没の光であったり……。

イレギュラーに組み合わせられたチェックやストライプ、漁師のユニフォームからインスピレーションを受けたデザインなど、古くからその世界で伝わる技術を完全に落とし込んで、再構築したフォルムが散見。
ジャケットに着けられた4つのポケットや、ミリタリーから着想をえたダブルブレストのブレザー、パジャマが再解釈されたパンツなど様々なモチーフが取り上げられている。


今シーズン初めてバッグメーカー GLOBE-TROTTER とコラボレーションし、スーツケースやトローリーバッグなども登場しました。
フットウェアでは、カリフォルニアのメーカーが、環境に優しい素材を手縫いで作ったマリブサンダルを2種使用しました。


【via】Missoni

ダナ・キャランがデザイナーを退任しブランドも休止へ

■コレクション発表も休止

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ダナ・キャラン退任で「ダナ キャラン ニューヨーク」休止|WWD JAPAN
ダナ キャラン インターナショナル(以下、DKI)の創業者でチーフ・デザイナーを務めるダナ・キャラン(66)が同社を去ることが明らかになった。
今後はアドバイザーを務めつつ、自身が運営する慈善事業のアーバン・ゼン・ファウンデーションやライフスタイルブランド「アーバン ゼン」に注力するという。

ダナ・キャランは、「ここ数年は退任のタイミングを探っていたが、今なら安心して優秀なチームにブランドの未来を託して自分の事業に集中できる。ヘルスケアや教育、文化の保護活動に情熱を注ぎたい」とコメントした。
同社はすぐに後任デザイナーを立てることをせず、「ダナ キャラン ニューヨーク」のコレクション発表も休止する。
業界筋によると、「ダナ キャラン ニューヨーク」をセカンドラインの「DKNY」に統合する可能性もあるようだ。
「DKNY」は4月に「パブリック スクール」のダオ=イー・チャオとマックスウェル・オスボーンをクリエイティブ・ディレクターに指名している。

ダナ・キャランは1984年、夫のステファン・ワイスとタキヒヨーと共にDKIを設立した。
1996年、ニューヨーク証券取引所に上場。
2001年にはLVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトンに2億4300万ドル(約298億8900万円)でDKIを、4億ドル(約492億円)で「ダナ キャラン」ブランドのライセンサー、ガブリエレ スタジオを売却している。


1985年より31年続いたブランドが休止しますが、DKNY のラインはそのまま残ります。
ファンにとっては寂しい事ですが、ダナ・キャランさんにしか出せないブランド色を追求した結果なのでしょうか。


【via】DKNY