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2015年07月01日

DIOR HOMME 2016年春夏コレクション

■クリエイティヴ・ディレクター、クリス・ヴァン・アッシュによるディオール・オム

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ディオール・オムは新しいブルジョワのためのミリタリー・クチュール【16SSメンズ】|FASHION HEADLINE
Kasvetli Kutlamaの「She Past Away」が流れる中、約2,000本の白いバラが植えられたランウェイを舞台に、スポーティなミリタリーテイストのクチュールウェアの完成型を披露。
迷彩、アーガイルなど、メンズファッションにおける様々なコードをオーセンティックなルックに落とし込み、ボンバースや無数のポケットを取り付けたワーカーパンツなど、本来ならば無骨とされるアイテムをさりげなくミックスさせている。迷彩をはめ込んだアーガイルや、迷彩に花モチーフのアウトラインをミックスするなど、遊びを加えることも忘れていない。

ムッシュ・クリスチャン・ディオールが活躍した50年代の陶芸家、クリスティン・マッカーディの作品からインスパイアされた、ラッキーチャームネックレスも目を引いた。
カラーパレットはミリタリーウェアから引用され、カーキ、ネイビー、ボンバージャケットの裏地の色であるオレンジなどが用いられ、レッドやイエローなども加わり華やかな印象。
ディオール・オムらしい、新しいブルジョワのための服を提案していた。

クリス・ヴァン・アッシュ自身は、先月末にシグニチャーブランドのクローズを発表したが、今後ディオール・オムに専念することで今まで以上にクリエーションが充実することを期待したい。


パリ市立テニス・コートを会場した2,000本の白いバラのランウェイは圧巻ですね。
ミニタリーが随所に取り入れられていて、新しいスタイルになっています。


【via】DIOR HOMME

ナイキの創業者フィル・ナイト会長が来年退任を表明

■世界的なスポーツ用品に育てた立役者です

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ナイキ提供・共同

米ナイキ創業者、会長退任へ|Yahoo!ニュース
【ニューヨーク時事】米スポーツ用品大手ナイキの共同創業者で会長を務めるフィル・ナイト氏(77)は30日、声明を発表し、来年退任する意向を表明した。
1964年に日本製の靴の輸入販売店として始まったナイキを、世界的なスポーツ用品ブランドに育てた同氏が経営の一線から退く。

ナイト氏は取締役会に対し、パーカー社長兼最高経営責任者(CEO)を次期会長に推挙。
取締役会は来年中に次期会長を任命する予定だ。
ナイト氏らは創業当時、「オニツカタイガー」ブランドで知られた日本メーカー(現アシックス)の競技用シューズの輸入販売を手掛け、71年にナイキに社名を変えた。


2016年中に交代するとしていますが、具体的な時期はまだ表明していないようです。
ナイト氏は退任後も社業に携わり、息子であるトラビス・ナイト氏も取締役に就いたことも公表しました。

【via】NIKE

2015年06月30日

THOM BROWNE NEWYORK 2016年春夏コレクション

■”ジャポニズム”という言葉では収まりきらない本格的な和の世界を探求

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トム ブラウン ニューヨーク 2016年春夏メンズコレクション - ジャポニズムの先にあるもの|FASHION PRESS
会場に入ると案山子(かかし)がいた。
着物スリーブの長着を着たモデル(案山子)たちは、腕を肩と並行に90度上げて袖に竹筒を通され、本物の鳥除けのように無表情である。
中央には障子で四方を囲まれた茶室があって、その周りには畳のランウェイと白石が敷き詰められている。

障子が開き現れたのは、4人の男芸者。
かれらがまとっているのは、男性というよりは女性の着物とテーラードのディテールを組み合わせた衣装。
袴、半袴、シャツ&タイ、帯風の腰巻きの構成で、足元は足袋に下駄。
顔は白塗りで小さめのサングラスを掛けていて、頭には大銀杏が乗っている。
その様はどこかユーモラスだ。

しかしかれらは阿呆者ではない。
案山子の竹を外し、人形を人間に戻し、着物コート(Vゾーンはテーラード仕立てで他の部分は平面仕立て)を丁寧に竹にかけ戻す。
その所作は上品でとても優雅だ。
一方で解き放たれた者たちは、ゆっくり一歩ずつランウェイを歩き出す。

理由もあるが、一切の動きを制限されていた状態から少しずつ解放されていく様を表現しているようにも見える。
かれらの衣装は「ショート丈のチェスターコート、ジャケット、ボタンダウンシャツ&細みのタイ、クロップド丈のパンツ」で、基本的な構成はいつもと変わらない。
でも、ひとつだけ大きく異なっているところがある。
今回の”ユニフォーム”は、大和絵や浮世絵を描くキャンバスに他ならないということだ。

グレーのウールの上に描写されているのは、富士山、鶴、菊の花、鯉、山野の風景、扇子などのモチーフ。
墨汁や絵の具で描いているのではなく、生地の切り替えや刺繍の技術を駆使して表現している。
驚くべきはコートとジャケットの”絵の柄合わせ”をちゃんとしていること。
見て貰うための服なのかもしれないが、その細部の偏執的な突き詰め方はトム・ブラウンならでは。



外国から見た日本を、独自に表現しています。
畳のランウェイに高下駄で歩くという日本人にはありえない発想も、違和感なく受け取られるのでしょうね。


【via】THOM BROWNE NEWYORK

2015年06月29日

RAF SIMONS 2016年春夏メンズコレクション

■おじいさんが着ていそうな柄です

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ラフ シモンズ 2016年春夏メンズコレクション - おじいさんの日常着とユースカルチャーが出会って|FASHION PRESS
今シーズンのラフ シモンズは、従来のコレクションで追求されやすい目新しさや斬新さとは、少々違ったアプローチ。
人が年老いて行くにつれ、例えばある年齢で老人が皆一様に着始めるような洋服がインスピレーションだ。
これにブランドを象徴するアウトサイダー、ユースカルチャー的な要素をミックスし、ワードローブを展開した。

コーディネートに多く取り入れられていたのが、懐かしさを感じさせる、落ち着いた色合いや柄が印象的なファブリックが使用されたコートやセットアップ。
ベージュやブラック、ブラウンがパレットの中心を飾り全体の統一感を生んでいる。
コートの丈もひざ下と長く、ゆったりとした空気感が流れる今シーズンを象徴している。

太く長いトラウザーは、地面に引きずるほど大きい。
好んで細いパンツを履いていた人間が、歳をとると共に、なぜか太いスラックスを揃って履きにいってしまう。
そんな状況を端的に表したのかもしれない。

アウターやトラウザーとは対照的に、インナーに採用されているニットは、タイトなデザイン。
柄は、いかにも祖父が着ていたというようなもので、素材感も、長年愛用されたからこそ現れる、寂れた様子を醸し出している。

もともと柄使いを得意とするラフ シモンズが表現したテキスタイルは、やはりコンセプトを色濃く反映。
現代の要素からいったん離れて構築されたコーディネートは、再び現代でファッショナブルに輝くコレクションに昇華された。


よく言えば、レトロなテイストが色濃く出ています。
色使いや着る服などは、歳を重ねると似通ってくるものなのでしょうか。


【via】RAF SIMONS

2015年06月28日

ISSEI MIYAKE MEN 2016年春夏メンズコレクション

■若手写真家、水谷吉法とのコラボレーション



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TOKYO PARROTS



イッセイ ミヤケ メン 2016年春夏メンズコレクション - 視点を変えることで見える都市の自然|FASHION PRESS
ファーストルックのコートは、水谷が撮影した東京に生息する野生のインコの写真をコットンポリエステルのジャカードで表現したもの。
日本の職人技術を駆使した1着で、写真と見紛うような精巧さには驚くほかない。
1-12ルックまでは“トーキョー・インコ"の品評会のようで、大小様々なインコがジャケット、シャツ、ショートパンツの上を飛び交っている。
杢調のツイードジャケットやニットは、写真をプリントした不織布でスリット糸を作り、その糸を織り込んだものだ。

中盤に入ると、メキシコの偉大なる建築家、ルイス・バラガンの作品にインスパイアされたルックに切り替わる。
ウエストをブルーのベルトでマークしたベージュのジャケットと、くすんだピンクのショートパンツの組み合わせは、バラガンの自邸から色を拾ったものだろう。
玉虫色のように光るパープルのジャンプスーツは、80年代のイッセイを連想させるゆったり布をまとうようなシルエットだ。
カラーパレットは、強い太陽の光で乾いたような色合いのライトブルー、イエロー、ピンクなどで、アイテムを壁に見立ててバラガンの建築のように色を対比させている。

後半は、水谷の写真集「COLORS」の作品をインクジェットプリントした素材を、高橋の持ち味であるストリート風に調理している。
現代アートのような鋭角な線のプリント柄を、ビッグTシャツ、ショートパンツ、スカーフの3点セットで着こなすのが代表的なスタイル。
足元はもちろんスニーカーを合わせている。


水谷吉法さんの作品を取り入れたアイテムは、コレクションの重要な役割を果たしています。
写真集から飛び出しプリントされたものは、まさにアートといえるでしょう。

COLORS



【via】ISSEY MIYAKE




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2015年06月27日

DIESEL BLAK GOLD 2016年春夏コレクション

■ミニタリー・ロックの世界

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【レポート】「ディーゼル ブラック ゴールド」2016年春夏ミラノ・メンズ・コレクション より洗練されたミリタリー・ロックにシフト|WWD JAPAN
アイコンであるデニムやレザーライダースにたっぷりのスタッズやメタルを飾り、エッジィなロックスタイルに定評のある「ディーゼル ブラック ゴールド」。
アンドレアス・メルボスタッドはこれまでとは少し趣向を変え、装飾を控えたクリーンなミリタリー・ロックに挑んだようだ。
ミラノメンズのトレンドの一つである、シーズンレスなアウター群やスキニーパンツを核に、ワークとミリタリーの機能性を付加したアイテムを、カラートーンを合わせてレイヤードしている。

 スキニーパンツとのバランスを計算し、ゆるいオーバーサイズで仕立てたMA-1やアノラック、ベルトとポケットをところどころに配したモードフィットのM-65など、ミリタリーのアイコンを現代的にアップデート。
レザーとコントラストを描くナイロンなど軽素材のスイングトップ、首元にエアリーなボリュームをもたらすタートルネックシャツを合わせ、重たくならないレイヤードにも配慮している。
さらにウエアラブルな印象を強めたのは、スタッズの代わりに多用したレースアップのディテール。
スキニーデニムには太ももやひざ下のところどころに、ライダースにはヨーク部分などに取り入れた。


トップスが比較的大き目のアイテムを合わせています。
ちょっと悪な感じが、ブランドカラーをアピールしていますね。

【via】DIESEL BLAK GOLD

2015年06月26日

FACETASM 2016年春夏コレクション ミラノで初の海外ランウェイ

■ジョルジオ・アルマーニの若手支援デザイナーのプログラム

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ファセッタズムがミラノで初の海外ランウェイ、TOKYOモードをレイヤードで【16SSメンズ】|FASHION HEADLINE
客席のすぐ近くを歩くことで、ストリート感を出したというランウェイは一切装飾なく、アルマーニテアトロのラグジュアリーな会場を生かし、フラットな黒のフロアをライティングだけで、モデルが次々と歩くと潔い演出。

同ブランドの特徴でもあるレイヤードスタイルはシンプルに抑え気味。
MA1やペースボールジャケット、ライダースのベスト、プルオーバーのトレンチコート、トレーナーなどのアイテムを、同ブランドのキーアイテムでもあるキルトパンツと合わせ、ハイソックスとスニーカー、サンダルでキャンパス風に。
フリルやストリングスレースのディテールもファセッタズムらしいジェンダーレスな提案。
色数や柄は抑えられ、極力押さえ込まれた表現で、ファセッタズムのコアな部分をピュアに表現した。

「これまで東京で見せてきたストリート視点でのモードをそのまま見せたかった、東京で見せるのとは気候も人種も持ち違うので、あえて、色やスタイリングもシンプルにした。レイヤードに関しては自分たちは小学生の頃からTシャツは2枚重ねの方がカッコイイと思ってきていたし、自然な思いをデザインしているだけ。春にパリで合同展示会に参加し、今回が初めてのショーで果たしてこれが海外どう評価されるのか楽しみ」とデザイナーの落合宏理。


若手支援デザイナーのプログラムでは、アンドレア・ポンピリオ、ステラ・ジーンなどがコレクションを発表しました。
FACETASM は、ミラノ在住のデザイナー以外では始めての海外在住デザイナーということで、注目度も高かったことでしょうね。
これからのますますの活躍に期待したいところです。


【via】FACETASM

2015年06月25日

Ermenegildo Zegna 2016年春夏コレクション

■黒から白へ

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エルメネジルド ゼニア 2016年春夏コレクション - クラシックとモダンが出会う、真夏の饗宴|FASHION PRESS
ショート丈でボックスシルエットのジャケットがクラシックな匂いを漂わせ、かなり細身のテーラードがモダンな空気を送り込む。
そんな新旧の要素を入り混ぜたスタイルが、春夏の清々しい色合いと共に展開された。

ファーストルックからは、全身ブラックの連続。しかし、細身のジャケットや軽やかなボリュームを持ったブルゾンを、流れるようなシルエットのパンツと合わせることで、黒一色の世界を涼しげに魅せる。
また、アウターと同色のシャツを着ることで、奥行きのあるワントーンを完成させる。
季節を選ばない素材であるダブル・センチュリーカシミアをはじめ、スーパーファイン・ウール、シルク、日本製テキスタイルなど高級な生地を使用しているからこそ、一色にまとめたコーディネートの中で、個々のアイテムの美しさが際立つのだろう。

その後は、段々と色合いが明るくなる。
ノーブルな素材で作り上げる軽やかなセットアップが、種類豊富に繰り出される。
中でもテーラード生地で仕立てたスポーティなブルゾンは今シーズンのキーアイテム。
落ち着いた色合いの中に、時おり覗かせるマドラスチェックが夏の色合いを演出する。
また、優雅な細身のシングルやダブルジャケットは、その軽やかさゆえに、上にジャケットをもう一枚羽織っても違和感のないレイヤードに。
涼しげなパステルカラーで、バラエティ豊かなジャケットを楽しませる。

そしてラストは、前半とコントラストをはっきりとつけたホワイト一色の世界に。
複雑な構造をもたせたジャケットを始め、ジャンプスーツや透け感のあるパンツなど、様々なアイテムで爽やかな白のオンパレードを繰り広げた。


日本製の生地や素材を使用しているところにもこだわりを感じます。
環境への配慮も考え、バッグやアクセサリーは水銀不使用のレザーを使用しています。


【via】Ermenegildo Zegna

2015年06月24日

Salvatore Ferragamo 2016年春夏メンズコレクション

■色合いが豊かなアイテムが豊富です

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サルヴァトーレ フェラガモ 2016年春夏メンズコレクション - 色と線が奏でた、若さへの旋律|FASHION PRESS
今季のコレクションには、何か今にも音が聞こえてきそうなほどに、賑やかな空気感がある。
青空を思わせるライトブルーに、果実のようなイエロー、広い大地を連想させるブラウンやベージュ、そこに咲くパープルの花……これまでのフェラガモではあまり見られなかったような、豊かな色選びと、その自由な組み合わせ。
ラグジュアリーブランドの雄として発表してきたこれまでのコレクションからすると、さらに若々しく、活気を増したような印象を受ける。

そしてその理由は、単にカラーだけではないだろう。
まずキーワードとなるのがストライプだ。フ
ァーストルックでは、ピンストライプのブルゾンやスラックスに、マルチカラーの太ストライプに彩られたシャツをイン。
太さの異なるストライプ同士をさらりと合わせている。
さらにカットソーひとつとってみても、斜め向きと横向きその両方にストライプが伸びるものや、生地を切り替えてボーダーに”ズレ”を生み出したもの、細ボーダーの上から斜めのストライプを太くデザインしたものなどが登場。
伸び、連なり、断裂し、重なり合う線が、視覚的なリズムを生み出している。

それからもうひとつ若々しさの理由があるとすれば、その自由な雰囲気なのかもしれない。
つまり言い換えるなら、ドレスダウンへの意識。
コレクション全体としては、シャツやスラックス、ジャケットなど、メゾンの基本アイテムが中心なのだけれど、フェラガモはそれを遊びのある、カジュアルな印象にブラッシュアップ。
セットアップにカットソーとスニーカーを合わせる定番のスタイリングはもちろんのこと、キャップをかぶったり、足元をサンダルにしたり、半袖シャツの上からカットソーを重ねてネクタイを出したりと、色合わせを含めてスタイリングの技が光る。

またアイテム単位で見ても、フロントをカラーブロックで切り替えたジャケットや、テーパードのスラックスなど、そのカジュアルでストリートライクなデザイン性は、フレッシュさを印象付けた。


カジュアルなデザインとカラフルな色合いで、今までのスタイルにプラスしました。
若い年齢層にも、合わせやすい印象ですね。


【via】Salvatore Ferragamo

2015年06月22日

MARNI 2016年春夏コレクション

■70年代に流行したディテールをサンプリング

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マルニ 2016年春夏メンズコレクション - 70年代の灰汁を抜いたヌーベルキュイジーヌ
極端に襟が長いロングポイントシャツ、レザーシャツ、フラワープリント、ジオメトリック柄などの当時を代表するモチーフを取り入れながら、全体の印象は極めてモダン。
どう調理しても灰汁が残りがちな強い食材を、丁寧に下ごしらえすることで、ヌーベルキュイジーヌに生まれ変わらせている。

その象徴的な存在が、70年代をストレートに表現した超ロングポイントのレギュラーカラーシャツで、襟をジャケットの外に出して着こなす。
言葉だけで聞くとハードボイルドな70年代の映画スターを想像してしまうかもしれないが、そこは折衷主義を標榜するマルニ。
絶妙のさじ加減で現代的に仕上げている。
カーフスキンのレザーシャツは、襟以外のステッチや装飾を極限まで排除。
前後で丈の長さを変えたデザインが特徴のフレンチスリーブのジオメトリック柄のニットは、流行のジェンダーレスな雰囲気だ。

ジャケットはコンパクトなボックスシルエットの3つボタンシングル、街で着るには必要のないディテールを省いたサファリジャケット、プレーンな2つボタンシングル、身幅がゆったりしたボックスシルエットの3つボタンの4型。
とりたてて目新しさはないものの、いつもの安心できるマルニらしいスタイルを描いている。
コートは、胸から上の部分が二重になったドロップショルダーのポニースキンのバルカーマンコートが目を惹く。


ブルーとブラウンがメインになっていて、チャコールグレー、ワインレッド、レッド、セージグリーン、イエローがうまく配置されています。
70年代のモチーフを取り入れながら、現在のコンセプトと融合されています。


【via】MARNI

2015年06月21日

DOLCE&GABBANA 2016年春夏コレクション

■地中海のシチリアと中国の伝統文化をミックス



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ドルチェ&ガッバーナ 2016年春夏メンズコレクション - シチリアと中国の夏風|FASHION PRESS
ファーストルックは、シルクのようなてろんとした質感のブラウンの小紋柄のスーツ。
柄の上にはさらに孔雀のプリントが施されていて、ここ数シーズン連続して提案している「服をキャンバスに見立てた絵画のような総柄」をしかと受け継いでいる。
それでも、インナーにはカジュアルなパジャマシャツを合わせているから、どこか貴族の部屋着のようなリラックスした雰囲気がある。

それに続くのは、東(チャイナジャケット)と西(コックジャケット)を融合させたようなデザインのセットアップスーツ。
頭に乗せた人民帽風のキャップと足元のエスパドリーユのギャップが心地良い。

アイテムでは、ビッグサイズの半袖Tシャツとダメージデニムが目を惹く。
米俵のようなざっくりした生地感のTシャツは、まるで絵を引き立てる額縁のような雰囲気。
額に見立てた刺繍はオートクチュール的なアプローチで、半袖とは思えない存在感がある。
クラッシュ加工を全面に施したデニムは、もはや本物のヴィンテージの領域に。
鳥の刺繍を施したデニム(ヒゲや穴を枝に見立てている!)なんかもあったりして、遊び心を加えているのも楽しい。
こうした鳥のモチーフは、熱帯鳥の美しい絵画で知られるイタリア・パレルモのパラッツィナチネーゼ(中国風小宮殿)からインスパイアされたものだという。

カラーパレットの中心に君臨するのは、鳥の王様、孔雀。ブラック、ブルー、ベージュのベースカラーに、孔雀から取ったターコイズブルー、レッド、イエロー、オレンジなど鮮やかな色を挿している。
シューズはエスパドリーユ一択。
バッグ類はいつもより控え目で、洋服を引き立てる役割に徹している。

今回みせたルック数は、通常のファッションショーの2〜3倍となる106体。
それだけ多いと冗長になりがちだが、モデルの歩くスピードを速く、さらに間隔を極端に短くしたスピーディな演出で、圧巻のバリエーションを一気呵成に見せた。ラストは今シーズンのテーマを反映させたデザインのポロシャツを来たモデルが一斉に登場し、シチリアの夏の到来を表現。
シチリアの摘みたてのレモンがたっぷり入ったレモネードが飲んだ後のような爽快なコレクションだった。


マーチのリズムの音楽が印象に残っています。
スピーディーなコレクションで沢山のアイテムが紹介されていました。


【via】DOLCE&GABBANA

2015年06月20日

MOSCHINO 2016年春夏コレクション

■色々インパクトがあります

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モスキーノがピッティで発表した超絶16SSメンズワールド【16SSメンズ】|FASHION HEADLINE
ジェレミー・スコットによる「モスキーノ(MOSCHINO)」の16SSメンズコレクションが6月18日ピッティ・イマージネ・ウオモで発表された。

王冠を被ったレーシングスーツで始まったコレクションは、一目でイタリア人オートバイレーサーのバレンティーノ・ロッシがモデルなのでは、と思わせるジェレミーらしいお遊びでスタート。
お遊びと思いきや、コレクションはまさにイブニングウェア&スポーツをテーマにした、時代を早回しした超絶スラップスティック。

次々に登場するテールコート、バイカージャケット、スペンサージャケットなどは、サテンシルクのプロケードや、レース刺繍、ラッフルなどをふんだんに使い、ピーコック革命の再来のよう。
それはジェンダー、時代を飛び越えた“イッちゃってる”スタイル。

ヴァンティーノ・ロッシとフレッド・アステアが、『2001年宇宙の旅』と『ステインアライブ』が一緒になった映画で出会って、ジミ・ヘンドリックスとプリンスとルイ16世の香りを少しプラスというストーリーが見事に組み立てられ、クラシコメンズの聖地と言われたピッティ・ウオモのランウェイに。
それはモスキーノとジェレミー・スコットという組み合わせでしか生み出せない、2016年の世界観であることは確か。



異質な時代やアイテムが組み合わされたインパクトの強いコレクションですね。
前回も、バービーの様なアイテムが話題になりましたね。


【via】MOSCHINO





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2015年06月17日

Burberry Prorsum 2016年春夏メンズコレクション

■キーアイテムはレース


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バーバリープローサム 2016年春夏メンズコレクション - 春を迎え、レースで遊ぶ|FASHION PRESS
テーラードジャケットやロングコートなどのクラシックなアイテムの内側には、レース素材のインナーを忍ばせた。
レースシャツは、フラワーモチーフを全面にあしらったものから、中央にフリルを寄せたものまで、バリエーション豊かに展開。
トレンチコートのラペル部分にも採り入れ、詩的なムードを醸し出していく。

今季のジャケットやロングコートは、どれもコンパクトな印象。
さらに、オールレースのロングコート、キルティングジャケットやライダースなど、個性的なアウターも揃った。
アイコニックな「ヘリテージ・トレンチコート」からは、スリムフィットな「チェルシー」がラインナップ。
ボトムスは、スウェットパンツが登場し、カジュアルダウンな着こなしを提案していく。

また、細みなタイに添えた昆虫モチーフのタイピンや、タッセル部分をレッドやイエローなどの華やな色に染め上げたシューズ、くるりと首元に配したロングストールなども揃い、小物でもチャーミングな遊びを繰り返していく。
今シーズンは、ジェンダーレスにフォーカスに当てているようにも見え、春風のような温かみと穏やかなムードを運んできているようだった。


クラシックな装いにプラスしてアニマル柄のバッグや鮮やかなタッセルが付いたシューズ、コートの中のレースアイテムが春の爽やかさを演出しています。


【via】Burberry

Alexander McQueen 2016年春夏メンズコレクション

■テーマは「The Sea」

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アレキサンダー・マックイーン 2016年春夏メンズコレクション - 海の男が過ごす夏|FASHION PRESS
男たちの体にあしらわれたタトゥーは、プリントや刺繍も用いて、胸元や足首、肩などに配し、リアルに表現している。
胸元にはエンブレムのようにいくつか並べ、膝下には碇やマーメードモチーフを飾った。

クラシックなダブルチェストジャケットやダブルのロングコート、テーラードジャケットは、短い袖をキープ。またボトムスも、クロップドパンツが中心で、足元に合わせた、ホワイトやブラックのオックスフォードシューズ、またはスニーカーを引き立てている。さらに、プリーツ加工の膝下丈パンツやパイピングを施したシャツなどのリラクシングウエアもラインナップ。

ブルーやホワイト、ネイビーなどのマリンカラーで統一されたコレクションは、小さなドット柄や地図のような模様、マリンストライプなど、プリントでの表現が豊か。また身体に対して、斜めに配したフリルや、半分にまるで分割するようなカラーブロッキングが刺激を与え、裾や袖に並んだ小さなボタンが、フレッシュさを、またコートに散りばめたはと目がハードさを運んでくる。

模様や色でダイレクトにテーマに迫った今シーズンは、展開されるアイテムをオーバーサイズやダブル仕様に設定。
力を秘め、海で働く力強い男たちを想起させるワードローブが揃っていた。




少し大きめのアイテムは、男性らしさを強調してくれます。
入れ墨のようなプリントは、以前どこかで見たことがありますね、来年辺りはやるのでしょうか。


【via】Alexander McQueen

2015年06月16日

COACH 2016年春夏コレクション

■アメリカンドリームのようなデザイン

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アメリカのサブカルチャーをリミックス。COACHのサイケなストリートスタイル【16SSメンズ】|FASHION HEADLINE
2013年、エグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクターにスチュアート・ヴィヴァース(Stuart Vevers)を迎え、作シーズンの15-16AWコレクションよりメンズフルコレクションの本格展開をスタート。今シーズンは、サブカルチャーの視点からファッションアイコンを再解釈し、リミックス。
アメリカンドリームとNYに息づく個性を表現した。

パープル、ネオンイエロー、ビビットピンクなどサイケデリックなムード漂うカラーパレットは、60年代サンフランシスコでムーブメントとなったウェストコーストサイケからインスパイアされたもの。

アイテムには、アメリカの代表格とされる、同じく60年代に活躍したロックバンド「ザ・ビーチ・ボーイズ」を想起させる爽やかなサーフパンツから、90年代NYのヒップホップカルチャーを思わせる革のジャケットやスポーツテイストのパーカー、ど派手なアニマル柄を用いたシャツやコートなどが登場。アメリカ人を象徴するような男らしい風格とカウンターカルチャーが掛け合わせ、実用的かつオーセンティックな現代のスタイルへと導いた。


60年代を今にリノベーションしたデザインが揃っていますね。
サイケな色使いや、派手な模様もまさにアメリカといった感じでしょうか。


【via】COACH




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2015年06月11日

Hender Schemer 2015−16年秋冬コレクション

■キーワードは「essence」

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エンダースキーマ 2015年秋冬コレクション - “起毛ソール”のレザーシューズ、文房具も展開|FASHION PRESS
上質なレザーを用いて、毎シーズンユニークなシューズ・小物を展開しているエンダースキーマ。
そのシューズの中でも特に、ローファーのバリエーションの豊富さが印象的。
タッセルローファーは、切りっぱなしの一枚革スエードで。
コインローファーは、同じスエードでもしっかりとしたつくりのものや、ムラのあるレザー素材のものが登場した。
カラーバリエーションも豊富な上、それぞれがワンカラーでシックな仕上がりだ。

そしてオックスフォードシューズには、個性的なモデルがラインナップした。
最大の特徴は、無駄を排したブラックレザーのアッパーに合わせた、起毛感のあるユニークなソール。
ブラックを選択すればワンカラーに、イエローでコントラストをつけて、レオパードならロック調にと、ソールが変わるだけで、全く異なる印象を楽しめる。

エンダースキーマが、毎シーズン一型ずつ新たに展開している「オマージュライン(Homage line)」。
今季ももちろん、新たなスニーカーが仲間入りした。
複雑に交差するアッパーのデザインを、素上のヌメ革のみで表現した一足は、スポーツシューズ特有の軽やかな空気感がありながら、味わい深さにも長け、デザイン性も兼ね備えている。


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今季は、小物アイテムも多数ラインナップしました。
大きさの異なるカラフルなポーチや小物入れ、波状にしたレザーを使ったカードスタンドや山形にしたレザーに穴を開けたシンプルなペンスタンドも登場。
ヌメ革の柔らかい質感を生かしたアイテムが揃っています。


【via】Hender Schemer

2015年06月08日

Calvin Klein 2015年秋コレクション

■モノクロ映画の世界です



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カルバン・クライン コレクション 2015年秋コレクション - モノクロ映画の世界は、男臭さとともに|FASHION PRESS
ランウェイショーには、2015年春夏シーズンの広告に起用されたクラーク・ボックルマン始め、10人もの専属モデルが登場した今シーズン。
パワフルで男性的なアイテムの数々が披露された。

白黒映画にインスパイアされたという今シーズンは、モノクロのカラーパレットが中心。
その中で、同じグレーでも濃さに強弱を付けたりと、巧みの技で色のバリエーションを多く持たせている。
また、光沢のあるビニールとアニマルプリントを投入することで、色合いにモダンなスパイスを効かせる。

コレクションのメインとなるのは、魅力溢れるアウターたち。
ボリュームのあるダブルのオーバーコート、パーカ、マント、襟に子羊のファーが付いた七分丈のパイロットジャケットなど、クラシカルなものを現代的なカッティングとシルエットで再現した。
ボンデッドフランネル、メランジウールとカシミア、プリントツイードなど贅沢な生地が、コレクションにラグジュアリー感を持たせているのも特徴。


モノクロ映画に出てくるような、ちょっとハードボイルドなイメージがうかがえます。
同じグレーでも重ねて着ることで強弱が生まれますね。


【via】Calvin Klein

2015年06月07日

FACETASM アルマーニの支援プロジェクトにより2016年春夏コレクションをミラノで発表

■場所はアルマーニ・テアトロ

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ファセッタズム、ランウェイショーをミラノで初開催!アルマーニの支援プロジェクトに選ばれる|FASHION PRESS
ミラノでのショーは、デザイナーのジョルジオ・アルマーニによる、若手デザイナー支援プロジェクトで実現したもの。

このプロジェクトは2013年、イタリアのファッション活性化を目指し立ち上げられたもので、選出されたブランドにはショー会場として、ベルゴニョーネ通りにあるアルマーニ・テアトロが無償で提供される。
これまでにはアンドレア ポンピリオ(Andrea Pompilio )、ステラ ジーン(Stella Jean)などが選出されていたが、日本人デザイナーが選ばれたのは今回が初めて。

デザイナーの落合宏理はこう語る。
「私たちFACETASMを高く評価していただきましたことを、大変光栄に思います。 インディペンデントな私達が、世界に挑戦していく意思を持って活動している中で、このような機会 を頂けたことは最高の栄誉であり、大きなチャンスです。 ミラノで発表する自分達のコレクションがオリジナルと評価され、センセーショナルな結果になるよ う最大限の準備を東京でしています。 ミラノでの公式スケジュールによる単独ショー、自分たちも楽しみでなりません」

ミラノでのショーは、ブランドにとって初であり、日本人が選ばれるのも初めてです。
アルマーニの支援を受けて、次回もミラノでショーができるほど飛躍しているといいですね。

【via】FACETASM

DRIES VAN NOTEN 2015-16年秋冬メンズコレクション

■組み合わせのルールの枠から飛び出しました

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ドリス ヴァン ノッテン 2015年秋冬メンズコレクション - 真のスタンダードをあらゆる表情で|FASHION PRESS
ミリタリーからイブニング、パンクからエスニック、そしてドレスアップからドレスダウンへ、メンズ仕立て服のスタンダードを描いたワードローブを展開した。

ファイヤーマンのコスチュームや、中国の少数民族であるミャオ族のモチーフを用いたウェア、スコットランドの軍服で用いられるスカートなど、あらゆる要素を取り入れながら展開した今シーズンのドリス ヴァン ノッテン。
構築的なフォルムから、力の抜けたシルエットまでが、1つのルックの中で重なり合っている。

1つのコーディネートにいくつもの要素が盛り込まれた、いわば“組み合わせのルール”が無視されたコンビネーション。
キルトが細身のスーツパンツに重ねられたもの、キャメルのキャンバスやニットのバミューダパンツを、キルト・サテンのスウェットパンツの上に重ね着したもの……。
異文化や異素材が融合するスタイルは、一言でそれと言い表すには難い濃密なものだ。

ダブル・レイヤードのコートは、ミリタリー調のエポーレットで固定され取り外しでき、それぞれ別々に着ることも可能。
ゆったりとしたラインとタイトなラインの狭間にいるようなフォルムは、揺らぎを感じさせる装いだ。
またリバーシブルのジャケットは、ベーシックなテーラードと、カラーブロックのキルト・ライニングの組み合わせが楽しげに煌めく。


あらゆる所で登場する、ミャオ族のモチーフが印象的です。
織りの素材と、上質なウール、ウーステッドなどの厚手のものから、薄くハリのあるシャツ地や日本製のインディゴ生地まであらゆる素材を用いて、さらにはヴィンテージ素材を採用するというこだわりもあるコレクションです。


【via】DRIES VAN NOTEN

2015年06月04日

LAD MUSICIAN 2015-16年秋冬コレクション

■楽器メーカーFender ともコラボ

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LAD MUSICIAN 2015-16 Autumn Winter|Fashionsnap.com
黒田雄一が手がける「ラッド ミュージシャン(LAD MUSICIAN)」の2015-16年秋冬コレクション。
"曖昧さ"を追求して、性別やモードやストリートのジャンルにも捕われないジェンダーレスでミステリアスな人物像を表現したアイテムを提案。
Tシャツやスウェット、ピック型ネックレスでは、ブランド創立20周年を記念して楽器メーカー「フェンダー(Fender)」とコラボレーションしたロゴデザインを採用した。


アウターとトップスが色々な丈で表現されていて、面白いですね。
ジャケットの長さや、裾がフレアーになっていたりして、男女問わず着用できそうです。


【via】LAD MUSICIAN




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