■ルイヴィトン2012A/Wキムジョーンズのインタビュー GQ×ニックウースターの感じる日本
日本のファッションシーンというのは、経済不況や、ファストファッションの台頭で工場がどんどん潰れていくところがあり大変です。
しかし一方で、日本人デザイナーや消費者は、海外からの情報やモノを自分のものにしてしまうのをよく感じます。それが、よいか悪いかは別にして、古くは着物だったり、デニムの聖地岡山県と広島県のクラフツマンシップ、コムデギャルソン、ヨウジヤマモトのようなモードの第一線で戦う存在、どんどん変わっていくストリートファッションブランドとトレンド、海外にとって改めて稀有な存在だと思うんですよね。
その辺は、HUgE5月号の栗野宏文氏のインタビューを読んで頂きたいのですが、ここでは海外のファッションデザイナー達が、日本を意識したところを紹介します。
◎ルイヴィトン2012A/W キムジョーンズのインタビュー
2012S/Sのダミエはアフリカのマサイ族からインスパイアされたのですが、2012A/Wのモノグラムプリントは、すぐに分かりやすいものをチョイス。それは、日本からインスパイアされたもので、昔の記号消費としてのモノグラムをあえて出してみたり、日本の着物というオーセンティックなものをキモノとしてミックスして、ラグジュアリーのレベルにあげるようにつとめた、とキムジョーンズは説明しています。
◎ニックウースターとGQが日本に対して感じるところ
以前から、本ブログで紹介させて頂いているニックウースター氏が中心でGQとともにラスベガスで展示会を開いているPROJECT Wooster。彼らが日本のストリートやデザイナー達と接触して、何を感じたかを紹介しています。動画では、バブアーとコラボレーションしているTokihito Yoshida from TO-KI-TOの吉田時人氏が出てきます。
必ず語られるのは、服とともに食べ物などの他のカルチャー全般に関して。印象が強いです。
そんな中でも、最近の日本のメンズウェアはクラフツマンシップに対する敬意が感じられるということが語られています。ハイファッションも人気ですが、今はオーセンティックなものだったり、アメトラからの流れでオーソドックスな装いをディテール勝負する、というところもあるのでまた新鮮に見えるのかもしれません。
以上のように、各海外ファッション関係者がいまだに、日本のストリートファッションや職人技に期待があるというのは、すごく嬉しいことだと思っていいと思うんですよね。ビズビムとか、日本でも絶滅危惧種に入る工場の伝統的な生産方法をあえて使っていたりするのは、素晴らしいですよね。ほかにもギャルソンをはじめ、サカイ、kolorといった生地からつくりあげるのは、日本ならでは。
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